Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

今年もありがとうございました。

葉守のエントランスを 迎春仕様にチェンジしました! いつも思いますが クリスマスから晦日までが短過ぎる…! でも 余韻に浸る間も無く ガラリとどんでん返しするのが習いとなっている日本が 今はむしろ 潔くて 好き。 今年もお正月飾りは ヴェロニカさんの…

Have Yourself a Merry Little Christmas

数あるクリスマス・ソングの中でも 一番好きなこの曲の John Legendさんヴァージョンをご紹介します♪ 古き良きハッピーな世界を表現していると思わせつつ 舞台裏を含めて俯瞰で見せる…という趣向です。 この世界の見え見えの茶番劇が このままでは どう転ん…

Kew Gardensのクリスマス

今日 重大事態宣言が出てしまったロンドン。 Kewのこの催しが続行されていくかどうかはわかりませんが 予定では年明け1/9ぐらいまで開催されるはずでした。 この動画ではセクションごとに分けてまとめてくれているので とても見やすいですね。 趣向を凝らし…

クリスマス仕様③ (✴︎追記あり✴︎)

1989年の コペンハーゲンはイルムス・ボーリーフスにて 一目惚れして買った、 店舗オリジナルの聖歌隊のお人形セット。 この季節になって 各ピースをこうして並べると ストロイエの空気感まで鮮明に思い出せるのが不思議です。 世界がまともになったら また…

クリスマス仕様②

ヴェロニカさんのリースをメインにし、 お庭友だちからのリースをサブに従えさせて 俄然賑やかになった葉守の玄関です。 旧伊東医院のハイカラなドアに ぴたりと納まったシックな華やぎ。 毎年恒例のサンゴミズキ(通称:赤棒)の投げ入れが 華やかな彩りを与え…

クリスマス仕様①

先日 柄ゆきをチラ見せさせていただいた クリスマス・クッション。 このようにソファに鎮座させました! 白いソファの上ではぼやけてしまうので、 タータンのブランケットを ソファ・カバーのように噛ませています。 壁面の二つの版画は 務川めぐみさんによ…

3つのクリスマス・リース

ヴェロニカさんにお願いしていたリースを ピックアップしてきました! ユーカリ、サツマスギ、ホプシー、 エレモフィラニベア、シャリンバイ、 小ぶりの松ぼっくり、そしてベルギーナッツ。 この小さな壺のような実がベルギーナッツ。 ユーカリに このような…

こんなリースもいいなぁ。

Oregonはすっかり雪化粧。 ゴージャスな白い世界となった庭で集めた サンゴミズキやコニファー、 ローズヒップなどなどで作る、 素朴だけど 存在感があるリース☆ 出来上がったリースもさることながら、 いつも動画編集が素晴らしいLauraさんチームだけど 今…

クリスマス準備

オレゴンでgarden answerを主宰しているLauraさんも ホリデーシーズンに向けて 急ピッチでデコレーションを進めてますね。 葉守でも クリスマス・フレーバーを少し加えて 今月のお客様をお迎えしたいと考え 毎年のツリーや 聖歌隊のお人形たちに加えて クリ…

吉右衛門丈を悼む

一番好きな俳優(わざおぎ)を尋ねられたら 迷うことなく 中村吉右衛門!…と答えていた時期がありました。 (余談ですが 二番目は坂東吉弥。) 平成の初め頃 京都勤務だったこともあり、 昼夜通しで南座に陣取ることもしばしばで (そんな酔狂に付き合ってくれる…

まだまだ秋光

ムクロジの落葉を尻目に イチョウの黄葉がぐいぐい進んできました。 少し離れた道路側からも 隣家の樹木越しに イチョウの偉容が際立ちます。 視線を足元に落とすと こんな感じ。 黄葉かつ散る…という風情です。 このマスタード・イエローが散りばめられたら…

長谷川陶房のうつわと すみれ

晩秋〜初冬の庭に欠かせない 季節の先取り要素が ヴィオラ。 長谷川徹先生の鉢に 何種類かセレクトしたヴィオラを コーディネートしてみました。 シックな灰釉には 盆栽的なものはもちろんとして こんな可愛い花もしっかり受け止める度量が。 これが一番お気…

ほとけだけとほ

東京事変の新曲「仏だけ徒歩」。 上から読んでも下から読んでも ほとけだけとほ… そして 全員がカート・コバーン… (1990年代を代表する 伝説的グランジ/オルタナティブ・ロックバンド 「ニルヴァーナ」のヴォーカル&リードギター。故人。) 歌詞はこちら↑ そ…

柿の話題ばかりでごめんなさい。

先週 お客様宅で鈴なりになっていた渋柿を たくさんいただいて来ていたのに なかなか着手できないまま 一週間が過ぎてしまいました… そうそう放ってもおけず、 やっと本日 空いた2時間ほどで処理してしまう決心を。 研究の結果、 このお尻部分から皮を剥く…

dried persimmon の愉しみ

2週間経過した干し柿はこんな感じ。 表面がサラリと乾いてきましたね。 ひどいシケ降りの日に 多少は雨粒を浴びてしまったような気もしますが、 太陽の殺菌力を信じて 無かったことに…(笑) 自家消費なので セミドライ状態になっていれば、ほぼ良し! …と…

立冬の最末候

二十四節気で言うと 11月7日に始まった「立冬」の 一番最後の時期にあたる今日。 明日からは 次のフェーズに移り 第二十節目の「小雪(しょうせつ)」へと進んでまいります。 自宅のささやかな庭の冬青(そよご)が かわいい赤い実を ふんだんにつけています。 …

役得の眼福

六甲山系の中腹あたりに位置するお宅にて 二年に一度の大剪定作業をさせていただきました。 街中に比べて 平均して4〜5℃は気温が低いエリアなので 既にパキッとした紅葉が進んでいます。 この美しい朱赤の紅葉はサルスベリ。 この数日 変わりやすいお天気が…

オノ・ヨーコについての考察

いつも 思いっきり幅広くて深い みのミュージックさん。 今回も面白かったので シェアさせていただきます↓ ちなみに ジョンのアルバムを聴いてて ヨーコのパートになると ついつい飛ばしてしまっていたワタクシ。 奇声や奇行(としか捉えられず)が 妙に生々し…

楓蔦黄(もみじつたきばむ)

七十二候では 11/2〜7頃が 第五十四侯の「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」にあたるということで いつもながら まさにドンピシャ! 大ぶりなポポーの葉もきっちり黄葉しています。 こちらは アガルタへの扉(ということになっているフェイクドア)上にあるツタ。 黄…

干し柿づくりを少しばかり。

ご近所の方が 庭で実った渋柿をくださったので 早速 干し柿づくりに取り掛かっております。 紐に吊るすためのとっかかりとして このように付け根の枝を残すのがポイント。 (くださる折にはもう このようにお膳立てしてくださっていたというありがたき幸せ。 …

百葉帖と百花帖

病室で暇を持て余している身内へのお見舞いに 何か良さげな本はないか… と 久々に立ち寄った書店でたまたま見つけたこの2冊。 これに関しては もちろん自分用!(笑) 雨宮ゆかさん(挿花家)・ 雨宮秀也さん(写真家) ご夫妻による、 出版ホヤホヤの「百葉帖」…

金木犀の二番花

一昨日あたりから 街を歩いていると どこからともなく 金木犀のいい香り♪ ひと月ほど前にも 少し咲き始めた頃があったかと思います。 (その頃はバタバタしていて じっくり見れなかったので 、 ほのかに漂ってくる香りだけ 感じていました。) そう 金木犀は二…

The Container Gardens @ Chelsea 2021

Bunnyさんのチェルシー・レポート・シリーズから 今回は「コンテナガーデン」作品を。 単体のコンテナの出来を競うのではなく あくまで「コンテナで構成した庭空間」。 日本だと 気軽に移動できるコンパクトさが魅力… と考えられることが多い気がしますが、 …

空気が澄んできました。

鯖雲がほぐれて広がったような空。 秋が少しずつ進んできましたね。 ムクロジの葉がかなり黄葉して落ち、 間引かれた感じの すっきりと美しい梢。 枝先に実った淡黄色の実が 夕日を浴びて ゴールドに輝いています! 強い風が吹くと ひとたまりもなく 飛ばさ…

浮世小路←→宇宙

ニューアルバム「縦横無尽」から 「浮世小路のblues」のMusic Videoが公開されました。 世を覆い尽くしている「茶番」を蹴散らす衝撃を感じます。 宮本さんはミュージシャンだから こうやって伝えてくれたんだな。 池田監督の 映像としての具現化手腕が 何と…

中林洋子さんのこと。

1960年のNHKによる短編映画「街の女性の服と色と」。 (↑タイトルはこちらが正しいようです。) レトロ好きなため たまたまおすすめされた動画を 興味深く見ていたのですが 11:48ぐらいからのくだりで登場する 見るからに才気あふれる、理知的な美しさの女性…

The Tiny Balcony Gardens

先日のチェルシー・フラワーショーで 今回初めて実施されたカテゴリーがこちらです。 Bunnyさん、 レポート動画をアップしてくださって ありがとうございます♪ 2m X 5mのバルコニーは 日本だとむしろ広い方だと思いますが、 ロンドン市内のフラット(アパート…

忍び寄る秋

日なたはジリジリするほど灼熱の暑さなのに 日陰は冷んやりとして心地良い… こんな10月、ありましたっけ? 聞けば 太陽フレアの活動が強大になってるらしいじゃないですか。 相も変わらず 論点ずらしや3S政策真っ盛りの スピン報道ばかりですけど、 知るべき…

ホトトギス再評価

久しぶりに訪れた あいあいパークにて 山野草がまとまって展示されていたので しばし拝見。 ホトトギスも普段よりはバリエーションを増え やしているようで この白花品種「秋月」には釘づけになりました。 より清楚な 白花ホトトギス 紅富士 丸葉ホトトギス …

紫蘇の実!

実家の家庭菜園で夏中楽しませてくれたシソ。 葉の利用リソースとしてはそろそろ終盤ですが… 花穂の花弁が散った後の実り。 これがまた最高な味覚なんですよ! ハサミで適宜 穂をカットして収穫し 上から下へしごくようにすると 簡単に実だけを集めることが…