Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

ホトトギス再評価

 

 

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久しぶりに訪れた あいあいパークにて

山野草がまとまって展示されていたので

しばし拝見。

 

ホトトギスも普段よりはバリエーションを増え やしているようで

この白花品種「秋月」には釘づけになりました。

 

 

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より清楚な 白花ホトトギス

 


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紅富士


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丸葉ホトトギス

葉のみならず すべてが丸っこい…

 


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紫酔

 


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妖精

 


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富士の雪

 


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斑入りホトトギス

 


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葉守で今咲いているのは

こちらの青光。

もっとブルーブルーしている個体もあると思いますが

だんだんこんな色味に落ち着いてきました。

 

自宅の庭に昔からあったのが

海老茶色混じりの品種だったので

若い頃は総体的にあまり好きになれなかったこの花ですが

次第に許容範囲が広がって

嫌いじゃなくなりました。

 

…とはいえ

秋の野山はともかく

どんな庭景色に馴染むのか、という点で

難しい花ではありますね…

 

花選びにおいてプロとして意識しているのは

「部分」と「全体」。

 

そして

過酷さを年々更新しているように思える気候との兼ね合い。

 

繊細な花も作りたい

花の生産者さんたちは恐らく

もっともっと苦悩しておられることでしょう。

 

秋らしい時期が

年々短くなってきているような気がして

無粋なことこのうえありませんが、

辛抱強くて 割とタフな

ホトトギスあたりの植物には

ぜひ気を吐いてもらいたいものです。