久しぶりに訪れた あいあいパークにて
山野草がまとまって展示されていたので
しばし拝見。
ホトトギスも普段よりはバリエーションを増え やしているようで
この白花品種「秋月」には釘づけになりました。
より清楚な 白花ホトトギス
紅富士
丸葉ホトトギス
葉のみならず すべてが丸っこい…
紫酔
妖精
富士の雪
斑入りホトトギス
葉守で今咲いているのは
こちらの青光。
もっとブルーブルーしている個体もあると思いますが
だんだんこんな色味に落ち着いてきました。
自宅の庭に昔からあったのが
海老茶色混じりの品種だったので
若い頃は総体的にあまり好きになれなかったこの花ですが
次第に許容範囲が広がって
嫌いじゃなくなりました。
…とはいえ
秋の野山はともかく
どんな庭景色に馴染むのか、という点で
難しい花ではありますね…
花選びにおいてプロとして意識しているのは
「部分」と「全体」。
そして
過酷さを年々更新しているように思える気候との兼ね合い。
繊細な花も作りたい
花の生産者さんたちは恐らく
もっともっと苦悩しておられることでしょう。
秋らしい時期が
年々短くなってきているような気がして
無粋なことこのうえありませんが、
辛抱強くて 割とタフな
ホトトギスあたりの植物には
ぜひ気を吐いてもらいたいものです。