ご近所の方が
庭で実った渋柿をくださったので
早速 干し柿づくりに取り掛かっております。
紐に吊るすためのとっかかりとして
このように付け根の枝を残すのがポイント。
(くださる折にはもう
このようにお膳立てしてくださっていたというありがたき幸せ。
さすが 半世紀以上のご近所づきあいだけあります!)
ヘタとこの枝を傷つけないようにして
皮を剥き終わると、
もう準備完了!
より合わされたタイプのPP紐を
一部ほぐして
枝部分を引っ掛けていきます。
なんて天才的にシンプルな手法…!
雨のかからない軒下などに
どうにかして 吊るすしかありませんが…
雨はかからないけれど、風は通る。
そして
カラスや他の小鳥たちに見つかりにくい。
…そんな場所がベストです!
干したての今
表面に感じられるみずみずしさ。
日光と風に晒され
2週間ほどでセミドライ状態に変わっていくのが
大変待ち遠しゅうございます。
干し柿の美味しさは
子供の頃にはまるでわからなかったのですが、
ナッツやクリームチーズなどとの相性も良く
ワインにもすこぶる合う
まさに「滋味」と呼べるような存在だと思います。
季節の恵みや
それを更に美味しくする手仕事の成果を
ありがたく頂戴する…
そういうことこそ
最先端の「幸せ」なんじゃなかろうか。