Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

迎春準備

歳神様は12月31日の早朝にいらっしゃるらしく、 30日のうちにお正月の飾り付けをしておかなければ その家は神様を迎える意思なしと判断されてしまって 門前で踵を返されるのだそう。 古来より 一夜飾り(大晦日に飾り付けをする)を良しとしないのは、 そうい…

雑草の叡智

ジェフ・ロートンさんの数ある動画で 少しずつお勉強しているのですが、 今回のは いわゆる「雑草」は その土地土地にとって必要なものが生えてくるのだというお話。 例えば 根の形態。 スパイクのような直根が地中に伸びて生えるものは やがて枯れたのちに …

クリスマス・プレゼント

↑含羞の人・宮本浩次が サンタ帽を被らされて… …可愛い。 それにつけても、 ソロ元年の今年 心を抉るような名曲、名歌唱を連発しているというのに 紅白へ 昨年からの連続出場をさせない NHKの「どセンス」には畏れ入る。 どうしたって枠からはみ出してしまう…

柚子の贅沢

冬至の今日。 葉守の花柚子の実付きが良くなかった今年、 お庭のお客様からうれしい到来物が…! (毎年 豊作となる、 何ともうらやましいお庭なのです) 早速 お風呂に浮かべて。 香りと色彩と触感を たっぷり楽しませていただきました。 ヘタが上になってる方…

冬雨の庭

先日NHK BSの番組で見た神宮外苑の並木が その黄金のカーペットのような落ち葉とともに あまりに神々しく美しかったので ますます好きになったイチョウの木。 (↑画像は その「ニッポン印象派」サイトより) あの並木をなすイチョウは 新宿御苑の一本のイチョ…

ヒヤシンスの水栽培

今月半ばぐらいまでがタイムリミットである 水栽培のスタート。 もう猶予がないので 行方不明の専用ボトルの捜索は諦めて amazonの軍門に下ってしまいました。 ↑このちょいとレトロな出で立ちの オーソドックスな形状が良いのです。 何年か前の スタートから…

病葉(わくらば)と朽葉

メンテナンスに伺ったお宅で ふと見上げると、 とてもレーシーな美しい葉っぱが。 虫の大好物・オオデマリの葉が、 葉脈を残して ほぼ食べ散らかされているのでした。 微妙な紅葉具合との合わせ技で、 なんて綺麗なのでしょう…! 彼奴等の食べ進み具合がわか…

RHSの庭園電飾

RHS(英国王立園芸協会)のいくつかのガーデンでは 今年も冬のイルミネーションが展開されています。 今年のRosemoorの公式動画↑ すごく短いのは ティーザー効果を狙ってるんでしょうか。 ↑これはHarlow Carrの様子。 ↑Wisleyのグラスハウス (画像はいずれもRH…

リュウゼツランの花が次々と咲いてる…

ひょんなことから 母校の正門付近エリアの植栽メンテナンスを請け負わせていただいていて 年2回 作業に入らせてもらっています。 その合間 ふと振り返った際に 目に飛び込んできたのは アガヴェ(リュウゼツラン)の巨大な花穂! 高さは 驚くなかれ 推定7mぐら…

ちびっこ干し柿

以前にも ひと通りご紹介した 葉守の「久保柿」。 まだまだ樹上には この実が大量にあると思っていたら、 いつのまにか鳥たちに攫われたり 熟して地面に墜落したり 数えられるほどの数量に激減していたのです。 なんやかやで 今期は加工に割く時間がないため…

Tokyoヴァージョン

昨日は林檎嬢のお誕生日だったそうで。 先日のLondonヴァージョンに続いてリリースされたこちら↑ シンプルにカッコ良い分、 詞の深みが際立つなぁ… 2020を睨んで 東京事変 再始動もある得るのかも… とかなんとか 独りごちてみる。

そうだ、ガーリック植えよう!

Jamesさんが 「いま植えるべきもの」として 強く強く推しているのが にんにく。 ひとひらずつ分けて植えつけていくので かなりの量産体制になりそう。 知り合いには お料理上手な方が多いので ちょっとした手みやげに “自家菜園製のオーガニック・ガーリック…

収穫祭@サテライトファーム

葉守サテライトである 実家の小さな畑に 秋の実りの季節が到来! 夏野菜の後 植えていたのは 落花生2種とサツマイモ2種。 放置気味の育て方なので カラスの狼藉に耐えるのは 地中で育まれるこうした作物なのです。 落花生は 地上で咲いた花が 土に潜って実…

もみぢ灯る庭

葉守の玄関を入って左手の窓に 外の黄葉のシルエットが明るく灯って、 この季節だけの ひそかな愉しみとなっています! レトロなすりガラス(というか凹凸ガラス)のこの窓。 左側はいつからか開かなくなって久しいので 右側を開けてみると… 黄葉が美しいジュ…

「神戸文化祭 」参戦イベント完了。

11/9(土)・10(日)の13:00〜15:30 「神戸文化祭」の一環として実施した "オープン・ガーデンアトリエ"。 ご来場くださったみなさま お忙しいなか また 秋を満喫する楽しい行事が目白押しのなか 他でもない葉守へ足をお運びくださいまして どうもありがとうご…

アレチヌスビトハギ

マンション1階の専用庭リニューアル工事を 二日間にわたり させていただきました。 暑からず 寒からず、 非常に作業が捗る今日この頃。 とは言え 日暮れが早くなり 17時過ぎると夕闇が迫って来る感じなので、 かなり必死にならざるを得なかったです。 現場写…

天賦の才

グランキューブ大阪へ 清水ミチコ氏の「ライブ2019〜音楽室〜」を見に行ってきました。 間近に (いや、2階席からなので 間遠かも知れませんが) 天才を見た…!! という思い。 しかも サービス精神旺盛な。 人の気を悪くさせないギリギリ寸止めの毒も含みつ…

浪漫と算盤

またも ガーン‼︎と殴られたような衝撃。 そして 魂が救われる感覚… 何なの、この見事な世界観は⁈ 辛うじて 同時代に生きられて良かったです。 (以下、歌詞↓) 主義をもって利益を成した場合は 商いが食い扶持以上の意味を宿す 義務と権利双方重んじつつ 飽く…

秋を生けてみました。

庭で花盛りとなっているホトトギスを 長谷川徹先生の壁掛け花器に 投げ入れてみました。 花言葉のひとつは 「永遠の若さ」だとか… こんなに渋い花なのに 不思議。 花期が長いことからでしょうかね。 庭では 膝丈ぐらいの足元で乱れ咲くホトトギス。 ちょっと…

散りくるわ 散りくるわ

ついこの間までは まだまだフレッシュな緑をキープしているように見えていたムクロジの葉。 ふと気がつくと 大部分が黄葉してきているではありませんか! 風が吹くたび 吹きやむたびに はらはら はらはら… さっき拾い集めて きれいにしたばかりなのに… とき…

PAW PAW TREE

↑なぜかYouTubeのおすすめに上がってきていた Jamesさんのポポーに関する動画。 AI、おそるべし。 総監視社会、おそるべし。 頭の中や 興味のおもむくところを 先まわりして提示されるのは ちょっと薄気味悪いし、癪に障るかなぁ。 まあ、これは参考になった…

落ち葉と黄色

この2〜3日で季節がグンと進み、 ムクロジの落ち葉がアプローチのそこかしこに散乱。 デッキの上も この通り。 見上げてみる限りは まだまだ青くフレッシュな葉がたっぷりと繁っているムクロジですが 最終的にはすべて落ちて来るわけなので… 今の落ち具合は …

深まりゆく秋

日差しからすっかりギラギラ感が薄れて 穏やかな光を感じるようになった ピースフルな秋の葉守。 ナツハゼが綺麗に色づきはじめました! 地植えのものはもちろん 鉢庭の中のちっちゃなナツハゼも歩調を合わせているのが なんだかいじらしい… フジバカマの白…

柿のその後

昨日 紙袋に押し込んでいた硬めの柿。 勢いがあるときでないとできないと思い、 えいやっ!…とドライ加工すべく 30個ほど ヘタを取り 皮を剥いてみました。 手持ちの果物干し用ネットは 2段になっているので 各15個ずつ 重ならないように並べて干します。 雨…

柿のコンフィチュール…か?

↑ミートボール…ではありません! 久保柿の熟しが進んだ状態のものを選別して 皮を剥いたり、スプーンで中身を出したりしたところです。 扱いにくさは 完熟トマトの さらにジュクジュクになった感じと同等ぐらい。 種をこの段階で取り除こうとすると、 目も当…

ニュージャージーの柿

おなじみJames Prigioniさんの秋の庭を YouTubeで拝見していたら、 育てていらっしゃる柿の様子を伝えるビデオを発見。 コレクションに富有柿もあるんですね。 柿自体、 アメリカではあまりポピュラーではなさそうなので 懇切丁寧に紹介してくださってます。…

神戸文化祭プレパーティー

昨夜 三宮で行われた 「神戸文化祭プレパーティー」へお邪魔してきました! ついでに 開催中掲げるフラッグもゲット。 どうやって旗らしく飾り付けるかは 要検討ですね。 新参者フラッガーなので いろいろ興味津々な会場でした。 多彩なフラッガーさんや関係…

秋の深まり あれこれ

秋明菊の最初の一輪が咲きました! 次々に咲き続ける蕾をたくさん従えています。 八重咲きのピンク秋明菊。 花数は少ないながらも 毎年確実に現れては 秋の庭を彩ってくれるのです。 金木犀の花もスタンバイOK。 ほどなく いい香りがあたりに漂ってきそう…!…

台風の痕跡

この度の台風19号で 被害がひどかった地域のみなさまは どんなにか恐ろしい思いをなさり いまも不安で震えていらっしゃることでしょう… 心よりお見舞い申し上げます。 ここ阪神間においては 幸いなことに あまり大したことには 概ねならなかったようで、 バ…

白と紫の競演

次々と咲き続けるコルチカム。 淡い藤色だったのが 心なしか だんだん艶やかな紫へと変わってきました! ロングランで咲き続けているタマスダレと 競い合っているかのよう。 元々夢見ていた 白彼岸花とのコンビネーションは実現しなかった今回、 思いがけず …