ムクロジの落葉を尻目に
イチョウの黄葉がぐいぐい進んできました。
少し離れた道路側からも
隣家の樹木越しに
イチョウの偉容が際立ちます。
視線を足元に落とすと こんな感じ。
黄葉かつ散る…という風情です。
このマスタード・イエローが散りばめられたら、
ずず汚れてしまったウッドデッキが
俄然 美しい背景として感じられたり。
葉のサイズの大小や
切れこみの進み具合が
ひとつひとつ異なりますね。
このアカプルコ・チェアは
落ち葉にとっても 居心地いいのかしら?
イチョウの樹下は
こんなイエローオーカーの地面ですが…
遠ざかるにつれ
カーキやアンバー系となっていきます。
イチョウを背景に
コハウチワカエデの鮮やかさが映えて。
黄色から朱赤が
葉っぱ一枚一枚の中で展開しています。
この葉色を見ていると
なんだか元気が出てくるのは…
煉獄さんを思わせるカラーリングだから…⁉︎
煉獄杏寿郎©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
「心を燃やせ!」
…はい! わかりました!!
少なくとも
責務は果たします!!
11月半ばを過ぎて
花を開かせてきた十月桜。
紅葉・黄葉と ピンクの桜花。
もう少し若い頃は
邪道な気がして
好きではなかったこの組み合わせが、
今は 惜しみないギフトをもらっている気がして
むしろ好ましく思えるのです。
栗の木を這いのぼるナツヅタの
鮮やかでありながらソフトフォーカスな色づき!
フェイクドアまわりに
ぽぉっと明るく灯がともったよう。
アマドコロの褪せた黄葉も
おしゃれに感じられます!
室内からの眺め。
先行したジューンベリーの紅葉が
踏み留まってくれていたなら、
もっともっと錦織なす光景にひと役買ってくれていたことでしょうね。
数多くの樹木の 微妙な条件が揃って
さまざまな暖色が揃い踏みとなる秋は
これまでに一回あったけれど、
本当に奇跡に近い確率だったと言えます。
どの年も どの季節も 一期一会。
心して 受け止めていきたいです。