Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

「ローズメイカー」見てきました!

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雨で仕事がひとつキャンセルとなったこの午前中、

もう明日で終了となってしまう映画「ローズメイカー」を

えいやっ!…と単独行動で見に行ってきました。

 

 

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想像してた以上に 素晴らしい96分間!

いろんな人やモノや組織の「再生」に満ちた物語でありました。

 

 

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毒や悪意で満たされてしまいそうな

今のこの世界にあって

諦めてしまったら もう終わり…!

…なのだと改めて感じた次第です。

 

 

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何のために生まれて

何を求めて生きていくのか…

 

「美のない人生は虚しい」

(主人公・エヴが更生を目指す青年フレッドに言ったセリフ)

美=愛なのだろうと考えると

この一言に尽きるかと思います。

 

神戸では明日までの上映、

しかも一日一回(午前中)のみなので

見に行ける方は非常に限られると思いますが

ご興味が湧いた方はぜひ足をお運びくださいませ。

https://www.smt-cinema.com/sp/site/kobe/day.html

 

まあ、そのうちソフト化とか配信とかされると思いますので

それまで待つのもありですね。

 

ところで…

先日購入した「The Secret Garden」のDVDは

わが国では再生できない規格のものだったという

残念なオチ。

 

やっぱり 劇場公開してほしいな〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

fleurs bleues

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梅雨らしくはなかなかならないままですが、

青い花のバリエーションにかけては

枚挙にいとまがない 今月の庭。

 


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ガクアジサイの額にあたる部分は

「装飾花」と呼ばれる

萼が発達・変化したもの。

 


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真の花は

この粒々した「両性花」なのです。

 


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ムクロジの懐に抱かれているかのように

安寧な様子のヒメアジサイ

 

このヒメアジサイ・ブルーが

あちこちで基調となって

6月の爽やかな葉守の庭景色を

かたち作ってくれているのです。



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ツユクサのブルーは

幼稚園への通園路で見つけて以来の

半世紀越えのお気に入り。

 


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キッパリと鮮やかなブルーが目に沁みます。

いつの時代も

ツユクサをしみじみ眺めて生きて来られたのは

なんと幸せなことだったのでしょう…!

 

 

 

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ボリジも

楚々とした花を咲かせています。

 


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このブルーにも抗し難い魅力が…!

 


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この時期 ちょっと油断すると、

つる性植物が

隙あらば!…と伸びてきてしまいますね。

 

こんな付着根タイプや…

 


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他の植物に図々しく絡みつくタイプ。

 


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ん? なんかシルエットが変!

…という場合は

こんなつるが絡んで

羽交い締めにされている場合がほとんど。

 


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ひとたび庭を歩けば

気になる曲者たちを拿捕しつづけて(笑)

両手がいっぱいになってしまうこの頃です。

 

秋口にブルーの花を咲かせてくれるヤブマメなんかが

捕らえられた集団の中に

今はまだ地味にいたりする訳なんですけどね。

 

 

 

confiture d'abricot

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梢を見上げると

アンズが結構いい感じに色づいてきているような気が…!

 


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パイロット収穫分。

 

色づきはもう一息な気もしつつ、

完熟するまで置いておくと 落下して傷ついてしまったり

業務との兼ね合いで最適期を逃したりしそうなので

この際 思いきって 

全部収穫してしまうことにします。

 


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昨年一人で 脚立+高枝切りを駆使しての作業をした折

何個かはコロコロと雨樋に流れ落ちて

さよーならー…となってしまった経験を踏まえ、

高所を苦にしないスタッフに

お願いすることに。

 

ひょいと屋根に登ってくれて…

…ありがとうございます!

 


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真下から見ていても 実のところよく見えない…(笑)

 

樹下の半暗がりから 明るい空を見上げている訳ですから

逆光でディテールまでは判然としないのでありました。

 

画像を編集して見て

ようやくこんな様子だったんだ、

としっかりわかった次第です。

 


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おお! 大豊作!!

 


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「公」という字を書いた訳ではなく

10個ずつ数えていった途中経過(笑)

 

(ドラムロール♫)

…発表します!

合計は…なんと66個!!

 

もちろん 過去最高です♪

 


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虫喰いもなく ほぼきれいな実ばかり。

 


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さっと洗ってから縦半分に割り

種を取り除きます。

 


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ペティナイフで皮を剥き

琺瑯のお鍋に投入。

すかさずレモン汁をまぶして

変色を防ぎます。

 

おっと 重量を計らなければ…

と思い出して

ボウルに移してキッチンスケールへ。

 

お鍋ほぼいっぱい分(収穫の約半量)

種を抜いた正味で1.2kgもありました。

 


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いつもながら

大量のお砂糖にはギョッとしてしまうので

今回は果肉の約4分の1程度の300gと

適量のお水を入れて弱火で煮ていきます。

 

もちろん白砂糖ではなく、「きび糖」推奨です。

 


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煮崩れやすいアンズ。

形をキープできた部分はコンポートと呼べそうですが…

 


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煮崩れてしまったあたりは

もはやコンフィチュールへと

さらに崩したりして煮詰めることに。

 


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そして…

「こんふぃちゅーる・だぶりこ」完成!

 

初夏の愉しみは

正直 結構めんどくさい…(笑)

 

でも、喜んでくれる人がいれば

それだけの価値は十二分にあるというものです。

 

sha・la・la・la

純な、としか形容できない男

宮本浩次の新曲。

 

この みぞうゆう…いえ、未曾有の災厄期においてさえ

明るい希望が切ないぐらい伝わってきます。

 

何でしょう、この妖精のような植木等感は…⁉︎

 

非力ながら 不肖わたくしも

大切な方々を どーにかして守っていかなきゃ…

という気持ちになりました…!

 

ぜひみなさまも

宮本さんに背中を押してもらってくださいまし。

 

 

 

アガパンサスの季節

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ヒガンバナ科アガパンサスが 

あちこちで開花し始めていますね。

 

分類体系によっては

ユリ科、ネギ科、

はたまたムラサキクンシラン科に

仕分けされることもあるようです。

…交友関係の広さを感じますね!(笑)

 


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ネギ坊主のように

つぼみがぷっくり膨らんできて…

 


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周りの皮が破れて

花が姿を現してまいります。

 


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現れてすぐは

羽化したての蝶のように

ちょっとクシャッとしていますが…

 


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次第にシャンと広がってきます。

 


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ひとつひとつの小さなつぼみが

また膨らんできて

 


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色味がだんだん

はっきりとしてくるのがわかります。

 


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アフリカ原産のこの花は

乾燥にも強く

毎年シュアに咲いてくれるのと、

常緑の葉が

グラウンドカバー的にも使えるので

お庭のマストアイテムと言っても過言ではないと思います。

 

イギリスのお庭でもほぼ必ず植えられていて、

初夏の彩りとして

また スックと立ち上がった姿が

アーキテクチュラル・プランツとして

構成上欠かせない存在なのです。

 

その丈夫さゆえ 、

日本においても外構屋さんあたりが

重宝に植えておくこともちょくちょくあるので

なんか知らないけど植わってる…というお宅も多いかも。

 

それ、

実はおしゃれ植物なんですよー!!

英国風の文脈にもなり得るんですよー!!

…と 見る目を変えていただくよう

声を大にして訴えたいなぁ。

 

 

訴えたいと言えば 接種の件。

未知の危険が潜んでますよ!

ヤバ過ぎますよ!…と

どんなに注意喚起しても

いっかな理解が得られないことに

ちょっと虚しくなってきました。

 

真の世界の構造がわからないことには

目先の情報(もどき)に

フラフラ踊らされてしまうだけなんですね。

 

「腑に落ちる」境地まで辿り着く人は

悲しいかな、ごくごく稀。

 

知らない方が幸せなのよ、

と言わんばかりの人々の多さにうんざりしたり。

 

ある意味 

この一連の騒動が 

気づきの「ふるい」なんじゃなかろうか?

 

自分にできる範囲で

ヒントはお伝えしてきたかと思うので

後は各人の素養と意欲次第かなぁ…

 

目覚める人 と 深い眠りにつかされたままの人。

二極化する、というのが

こういう形で具体的になるとは

思いもよらなかったですね。

 

寂しいけど ある種サッパリしたような…

でも やっぱり寂しいなぁ。

 

 

蛇足かもしれませんが…

該当記事を振り返っておきます。

詳細については ご自身で調べて 

ご自身の頭で考えていただければ幸いです。

 

https://hamori.hatenablog.com/entry/2021/05/21/100019

 

https://hamori.hatenablog.com/entry/2021/04/28/063558

 

https://hamori.hatenablog.com/entry/2021/02/08/084104

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行きつ戻りつホワイトガーデン

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ブルー+ライムグリーンで一面が彩られたように

先日は見えていたのですが…



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咲き進んだアナベルの白さ!

群になって いちばんに目に飛び込んできます。

 


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あえて視界を狭くすると、

またホワイトガーデンが戻ってきた

…という感じ。

 

 

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いや これもう

完全にホワイトガーデンじゃないですか!

 


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別アングルからも

しっかりホワイト予備軍。

 


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ホンアジサイもつられて

白っぽい色出しに…(笑)

 


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ほんのり微妙なカラーリングですが

ぎりぎりホワイトガーデンに属せそうな佇まい。

 

 

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花盛りのカーリメリス。

 


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シオヤキソウも開花。

 


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写真に写してみて初めてわかる、

意外な毛深さ。

 


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イチゴの葉蔭に ドクダミの白い花。 

遠目には ちょいと可愛く見えるのですよ。

 


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シュウメイギクの葉が

もりもり繁ってきたこの頃。

 


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小径の行く手を阻むツワモノども…

 

 

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わ!…毛虫!!

…と毎年ドキリとさせられるのは

上から降ってきた栗の花。

 


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栗花落(つゆり)とはこのことなり、

と毎年毎年同じフレーズばかりですみません。

https://hamori.hatenablog.com/entry/2019/06/07/210955


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バラ'ブルー・マジェンタ’の

咲き進みからの…フェード具合。

 

 

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たしかに…

ややグレイッシュな気配があります!

 

くたびれてきつつも

凛としたカッコ良さを感じますよね。

 

…ズキッ!

人もそうであらねばね。

 

 

 

梅雨晴れのオルタンスたち

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最近 中長期予報がそこそこ的中しているので

明日からは雨、とわかっていたため

この晴れ間に一組の来客をお迎えしました。

 

ムクロジの樹下が途轍もなく絵になる

今日の光と色彩!  そして 空の青さ!

 


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ガクアジサイも見ごろになってきましたね。

 


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初々しいブルーと 淡いライムグリーン。

この神々しい眺めを 何に例ふべきか。

 


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ホタルブクロは 衰えながらも

アジサイ群にピリリとアクセントを効かせてくれています。

 


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ヒメアジサイをひと枝切って

テーブルに生けてみました。

エルダーフラワーのコーディアルと

爽やかさを引き立て合っているかのよう。

 

 

フランスでは

「オルタンス(Hortense)」という女性の名前から 

Hortensiaと名付けられたというアジサイ

 

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Hは発音しないんだ、ということを

オルタンスという妙齢の女性が登場する

ルパン・シリーズのこの一作で知ったのは 約半世紀前。

 

この表紙絵、懐かし過ぎます!

当時から 時代錯誤で古臭いなぁ…と感じつつ

(1958年初版だったそうなので無理もありません)、

そういうのも嫌いじゃなかったわたくし。

 

オルタンス・ダニエル

オノリーヌ・ヴェルニッセ

イレリー・コブロー…

連続殺人犯(斧を持つ貴婦人)が狙う相手はみな

Hで始まる8文字のファーストネームを持つ若い女性ばかり。

確か行方不明になってから8日後に

酷い状態で発見される、ということだったかと。

 

インパクトのある名前ばかりだったので

メイン処はしっかり記憶していました。

確か オノリーヌ嬢はお針子さん、

イレリー嬢は洗濯女だったと思います。

何という フランスっぽい設定…!

 

( 脱線しますが…

同時期の記憶の断片としては

フェノールフタレイン」とか

「ブロムチモールブルー」などもございます…(笑))

 

オルタンスはすんでのところで被害者になることを逃れ

レニーヌ公爵(=アルセーヌ・ルパン)と

犯罪の謎を解いていくという

重要な役どころだったかと…

その辺の記憶はあいまいです(笑)  

 

今考えると 相当昏い犯罪を

エンターテインメントとして

巷の小学生もサラッと楽しんでいたんだな。

 

南洋一郎さんは

日本語訳にあたって かなり脚色を加えていたようで

原作に忠実な翻訳を好む人からは批判もあるみたいですが、

南チルドレンとしては

フランスのダークでゴシックな雰囲気を伝えてくれて

その後の人生に少なからず影響を与えてくれたことへの

恩を感じずにはいられません。

 

 

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さてさて

HortenseからのHortensia名付けという説がある一方、

もともと語幹にある「Hort」が

「庭園」を意味しているというのも見逃せない事実。

 

日本語の「アジサイ」は

“「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったもの”

と言われていますが

そこには

「azur(=青)」も密かに絡んでやしませんか?

 

……あると思います!(笑)

言葉は

気が遠くなるような長い年月をかけて

何かを隠すかのように複雑に絡み合っているのだろうし

その実

きわめてシンプルな構造でもあるのでしょう。

 

エビデンスは 己の直感。

それは、遠い遠い記憶なのかも…