Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Rosaceae(バラ科)の季節

今年も美しく咲いたセント・エセルバーガ。 2020年のこの状況を ピーター・ビールスさんなら どう思われただろう… と考えずにはいられません。 たっぷり蓄えた花弁と芳しい香り。 ケチケチしなさんな、と語りかけているような 豊かさを具現化したような存在…

le temps des amélanchier

葉守よりも一足先に 実家のジューンベリーが真っ赤に色づきました! そう来ると、摘まずにはおれなくて… ほんの少しだけ プレザーブスタイルのジャムに加工してみました。 何回めかのご紹介となりますが… 実から軸を外しつつ 鳥につつかれた跡のあるものや …

オーガニックにしか光明は無い。

Virtual Chelseaのさまざまなコンテンツの中で 一番心を打たれたのがこの動画です。 (←到底 全部の動画は見れておりませんが) 本来 この世界は完全無欠な生態系であったのに、 余計な化学肥料を加えたり 化学薬品で虫を殺したり… ロクなことをしてこなかった…

Frutti di bosco

…「森のフルーツ」をイタリア語でそう呼ぶのだそう。 足元に散りばめられている ヘビイチゴの間隙に目を凝らすと 先代の時代から脈々と受け継がれている 昔懐かしい小粒のイチゴ。 着実に色づきが進んでいます! 花が散ったあとのブルーベリー。 少しずつ 少…

Chelsea Week 真っ只中。

5/18(月)〜23(土)に開催されている web上のチェルシー・フラワーショーも 折り返し地点を過ぎました。 出場経験豊富なガーデンデザイナーが 自らの集大成的な(リアルな)庭を紹介している中で この石原和幸さんは 「決して完成しない庭」という 現在進行形で…

ムクロジの目覚め

ほかの高木に遅れること 約ひと月半、 ムクロジに若葉が繁ってまいりました。 最終的には各々 長さ10cmほどになる葉っぱですが 幼年期には まだ可愛らしいサイズ。 まだ混み合い過ぎていないので 非常に清々しい状態です。 さすが、この庭の盟主。 力強い希…

雨の葉守(その3)

低木や下草類が ちょっとワサワサしてきて 通りにくくなってきたところも。 特に 露を含んでいるときは… 雨が上がったら 要所要所でトリミングしなくちゃ。 オルラヤは次々と咲いてくるので まだまだホワイトガーデンは続いていってくれそうですね…! ギボウ…

雨の葉守(その2)

里庭のレモンの花が これまでで一番たくさん咲きました! あたり一面に漂う 芳しい香り。 甘夏の方にも あまり数は多くないものの 花を咲かせた跡が見られます。 森庭に戻って またパトロール開始。 コバノズイナが まもなく満開となり 一段と白く、まわりを…

雨の葉守(その1)

久しぶりのまとまった雨。 窓に映る景色は まさに滴るような緑・緑・緑…! 中高木の葉が出揃って 緑量が飛躍的に増したこの庭に、 オルラヤの白い花々が 清楚で爽やかな風情を添えてくれています。 アカシデの幹が 雨に濡れると くっきり黒く見えるので、 白…

Virtual Chelsea!

軒並み中止となっているイベントの中でも 残念度が極めて高いと思われていたであろう、 チェルシー・フラワーショー。 RHS(英国王立園芸協会)からのニュースレターで ヴァーチャル版が開催されることを知りました。 5/18(月)から23(土)までの6日間 最初の日…

ハニーサックル‘ゴールドフレーム’

自宅の塀のところに植えているスイカズラが 次々と開花中。 このシックな暗赤色の蕾が 膨らむに連れて 明るく変わってきて 花開いた時には え? ワタクシにそんな黒歴史ありましたっけ? …ってな感じの華やかな面持ちに! 品種名の「ゴールドフレーム」は go…

ひと安心…⁈

葉守のデッキに置いているヤマシャクヤク。 先日に続いて 二輪めが開花しました! …ん? その足元に落ちてるのは… さくらんぼの種! 鳥たちが いつの間にかやって来て 赤く熟した実を啄んでいったようですね。 ひとまず 鳥たちがまだ無事でいてくれて良かっ…

初夏への序章

一番奥のヤマツツジが 何とも言えない良い色のアクセントとなってくれている森庭。 ふと気付くと 足元の下草類のボリュームが増し、 全体的に10cmほど上にせり上がってきたように感じられます。 オルラヤの白い花が あちらこちらで咲き始め 色濃くなった木々…

Le Temps des Cerises(写真追加しました!)

暖地サクランボが 徐々に赤く色づいてきました! 狙いに来ているはずの 鳥たちの気配があまりないのは どうしたことでしょう? (電磁波が強まったせい…? これはこれで かなり心配です。) ツヤツヤの赤い宝石! そりゃあ、山形のさくらんぼには敵いませんが …

Jardin des Iris

実家の庭で アイリスの小群落があちこちに立ち現れてきました! まるで 暦が皐月に入ったのがわかっているかのよう。 元・幼稚園の年少クラス「あやめ組」としては 密かに肩入れしている花でもあります。 (もはや半世紀以上前の記憶…) ここの染めの鮮やかな…