Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

Passion Flowerの謎

駐車したコインパーキングから 施工現場への道すがら トケイソウが絡まる素敵なフェンスを発見! 開花して間もない様子のこの一輪。 花びらがまだ開ききっていないのと 雄蕊の先の葯(花粉がついているところ)や 雌蕊の柱頭が反り返ろうとする 初期段階なのが…

「それは非常に論理的です」とMr.Spockは言うだろう。

(Mr.Spock from STAR TREK) レッテル貼りが大好きな 自称文化人たちの心にも このスペインの研究者チームからの 渾身の告発は届くのではないでしょうか?↓ (パッと見 広告が貼り付けられてるように見えるかも知れませんが、 検閲と言論統制のないrumbleから…

Tiger in the garden!

「Tiger lily」という英名を持つオニユリが 見事に開花しました! またの名を「天蓋百合」とも言うだけあって ふんわり反りかえった花弁は ドームテントのようですね。 タンジェリン・オレンジ地に 濃いボルドーのドット。 よく見ると、お洒落この上ない配色…

It’s a froggy world!

打ち合わせにお邪魔させていただいた 仕事仲間の事務所敷地内で見つけた ニホンアマガエル。 体長約2cmほどで まるでミニブローチのよう。 葉蔭にも潜んでいて たーくさん居ます! ブロック塀を軽々とよじ登って… 小さくても一丁前のカエルさん。 虎視眈々と…

tangerine dream

梅雨も末期となり 各地で猛威をふるっているようですね。 被害に遭われた方々へ 心よりお見舞い申し上げます。 カラーレスな庭の中において ちらほら出現しているタンジェリン・オレンジが 心にくいアクセントとなっている 今の葉守。 オニユリ クロコスミア…

時を駆け上がるclimber♪

二月末に設置した 自宅のトレリス・フェンスに… 這い上がり 絡みつく強者どもの群れ。 ナツヅタや テイカカヅラその他もろもろ… 作り替える前のフェンスにも しっかり這いついて 弱体化してきたフェンス本体を サポートしてくれてましたっけ。 緑量がtoo muc…

あじさいの花あそび

どことなく 折り返し地点を過ぎた気配のアジサイたち。 来客があることもあり、 小径に倒れてきたり 伸び過ぎていたりする箇所を剪定したのですが その剪定した枝を使って 室内のあちこちに生けてみました。 こちらは さるお客さまにいただいた「手あぶり」(…

ムクロジの下で

ムクロジの梢のざわめきや 風の音。 小径を竹箒で掃くシャカシャカ音。 ムクロジの花殻が散る 微かなポツポツ音をお伝えしたくて撮ってみたのですが 思うようにはいかないものです。 少し場所を移して アジサイが美しく彩る林床から始めてみたのがこちら。 …

果実シロップ化計画

第一弾のヤマモモ収穫分は お水と砂糖を加えてサッと煮て 甘酸っぱいコンポートにしましたが 第二弾の収穫については 氷砂糖と 少量のアルコール(腐敗防止のため)とともに 保存瓶に入れて冷蔵庫で保管し 毎日瓶を揺すって ヤマモモ・シロップに変化していく…

夏至を過ぎて

6/21(月)の夏至の日には ささやかな妖精茶会を催したかったのですが 仕事の都合で断念。 葉守の場合は 普段から折に触れ 妖精さんの気配を感じているので、 春分・夏至・秋分・冬至の4回に限らず いつでも茶会にお招きすれば 来てくれそうな気が 勝手にして…

杏仁の顚末

先日たくさん収穫し、 コンポートやジャムにして楽しませてもらったアンズ。 種も 当然ながらたくさん手元に残りました。 硬い殻の中にある 「杏仁」(アプリコット・カーネル)を活用する方法を探ることにして… タガネやマイナスドライバーと金鎚で こじ開け…

ヤマモモとウメの収穫

二十四節気の「芒種」の末候である 第二十七候「梅子黄 (うめのみきばむ)」。 (6/16~6/20頃) 本当によくしたもので 文字通り 今この時期、 葉守の そして あちらこちらの 梅の実が黄色く熟しています! 既に 青梅を購入して シロップの仕込みは完了している…

ムクロジのフラワー・シャワー

いつのまにか こんなに繁っていたムクロジ。 枝張りもまたまた広がり… 池の上をゆうゆうと越えるほどに。 メダカたちにとっては サポニン成分を含むムクロジからの落下物は 受難に他ならない訳で… 小径や ウッドデッキの上に この時期 容赦なく降り注ぐ ハン…

「ローズメイカー」見てきました!

雨で仕事がひとつキャンセルとなったこの午前中、 もう明日で終了となってしまう映画「ローズメイカー」を えいやっ!…と単独行動で見に行ってきました。 想像してた以上に 素晴らしい96分間! いろんな人やモノや組織の「再生」に満ちた物語でありました。 …

fleurs bleues

梅雨らしくはなかなかならないままですが、 青い花のバリエーションにかけては 枚挙にいとまがない 今月の庭。 ガクアジサイの額にあたる部分は 「装飾花」と呼ばれる 萼が発達・変化したもの。 真の花は この粒々した「両性花」なのです。 ムクロジの懐に抱…

confiture d'abricot

梢を見上げると アンズが結構いい感じに色づいてきているような気が…! パイロット収穫分。 色づきはもう一息な気もしつつ、 完熟するまで置いておくと 落下して傷ついてしまったり 業務との兼ね合いで最適期を逃したりしそうなので この際 思いきって 全部…

sha・la・la・la

純な、としか形容できない男 宮本浩次の新曲。 この みぞうゆう…いえ、未曾有の災厄期においてさえ 明るい希望が切ないぐらい伝わってきます。 何でしょう、この妖精のような植木等感は…⁉︎ 非力ながら 不肖わたくしも 大切な方々を どーにかして守っていかな…

アガパンサスの季節

ヒガンバナ科のアガパンサスが あちこちで開花し始めていますね。 分類体系によっては ユリ科、ネギ科、 はたまたムラサキクンシラン科に 仕分けされることもあるようです。 …交友関係の広さを感じますね!(笑) ネギ坊主のように つぼみがぷっくり膨らんで…

行きつ戻りつホワイトガーデン

ブルー+ライムグリーンで一面が彩られたように 先日は見えていたのですが… 咲き進んだアナベルの白さ! 群になって いちばんに目に飛び込んできます。 あえて視界を狭くすると、 またホワイトガーデンが戻ってきた …という感じ。 いや これもう 完全にホワイ…

梅雨晴れのオルタンスたち

最近 中長期予報がそこそこ的中しているので 明日からは雨、とわかっていたため この晴れ間に一組の来客をお迎えしました。 ムクロジの樹下が途轍もなく絵になる 今日の光と色彩! そして 空の青さ! ガクアジサイも見ごろになってきましたね。 初々しいブル…

PINK BLOOD

本日発売の宇多田ヒカルの新曲。 言葉がひとつひとつ刺さってきて 沁みわたります。 孤高の天才が放つ珠玉。 自分もうかうかしてらんない気分にさせられます。 ….関係ないくせに(笑) (以下 歌詞) Pink bloodPink bloodPink blood Pink blood 誰にも見せな…

紫陽花の季節へ

葉守の森庭のあちこちで アジサイが咲き出しました。 5月中旬までのホワイトガーデンから 涼やかなブルー〜パープルへの鮮やかな移り変わりは ちょっと魔法的ですらあります! 例によって 微妙な立地条件の違いで さまざまなカラー・バリエーションが生じて…

定家葛

梅雨の晴れ間がここしばらく続いており、 お客様のお庭のメンテナンス作業も サクサクこなせるというもの。 出ずっぱりの日々なので なかなかブログ更新ができず 申し訳ないことです。 夜やれよ!…って話ですが… 疲れて 夜の帳が下りると素直に寝てしまう 無…

ジューンベリー最盛期!

たまたま通りがかった とあるビル前の植栽域で びっくりするような大粒のジューンベリーが 今を盛りとたわわに実っていました! 緑のなかの 赤いドットの可愛らしさと華やかさに 小鳥ならずとも ついついフラフラ… 誘われて近づいた次第です(笑) 品種が じ…

「ローズメイカー 奇跡のバラ」

久しぶりに 本当に久しぶりに 庭と植物にまつわる映画の劇場公開です! 昨年 フランスで作られた映画で、 社会的にいろいろ問題のある人々が 困難を乗り越え 力を合わせて 素晴らしい新種のバラを作り上げるというストーリーのようです。 注目すべきは メイ…

雨が上がって

夜通し激しく降った雨によって、 枝先で踏ん張っていたムクロジの実が もはやこれまでとばかり 地面に落とされてしまっていました。 これを踏まずに歩くことは不可能。 まだ柔らかい果肉がムニュッと潰れる 靴底の感触が何とも言えません! ウッドデッキの上…

喫緊の事態(*重要*)

俯瞰で世界を見て 考察する思考脳をお持ちの方々は とっくに気づいていることでしょうが、 今回の疾病騒ぎからのワクチン接種拡大策こそが 人類存亡の危機なのだということ。 テレビや新聞など大手メディアの報道だけを信じていると 「あー、ワクチンなんか…

女王陛下の緑の天蓋

昨日から ヴァーチャルでのチェルシー・フラワーショーがスタートしておりますが、 その幕開けを飾る動画で 作庭家のアラン・ティッチマーシュさんが伝えてくれたのが “The Queen’s Green Canopy”という活動。 来年(2022年) 即位70周年を迎える エリザベス女…

「雨のち曇り」の最終日

午前中は 想像以上の降りとなったため、 室内から 雨の庭を眺める趣向を楽しむことに。 一足早く色づいている箇所を見つけたので、 雨のなかを急いで ジューンベリーのひと枝を切ってきました。 あと四、五日もすれば 枝先という枝先に赤い実がたくさん見つ…

オープンガーデン一日目

午前中は 木洩れ陽の美しさを楽しんでいただけ、 午後からは 薄曇りの穏やかな空気感のなか 庭時間を満喫していただけたかと思います。 今回は ライラック色のベンチに ラベンダー色クッションをあしらってみました。 ベンチ後ろのノイバラは かなり咲き進ん…