Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

迎春準備

f:id:Hamori:20191231015552j:image

歳神様は12月31日の早朝にいらっしゃるらしく、

30日のうちにお正月の飾り付けをしておかなければ

その家は神様を迎える意思なしと判断されてしまって

門前で踵を返されるのだそう。

 

古来より

一夜飾り(大晦日に飾り付けをする)を良しとしないのは、

そういうことらしいのです。

 

f:id:Hamori:20191231015615j:image

…ということで

30日のうちに 何とか設えることができた

葉守の玄関まわりでございます。

 

ドアの両脇には 根引き松の一対。

先日のNHK趣味の園芸朝井まかてさんのコーナーにおいても紹介されていましたが

この松飾りはやはり

雰囲気を厳粛に引き締めてくれる

ある種の結界でもあるのだろうと思います。

 

 

f:id:Hamori:20191231015612j:image

ドア中央に付けたのは

ヴェロニカさん作のしめ飾り。

梅の古木の寂びた風情に  

生き生きとした大王松の常盤緑、

 そこにナンテンの鮮やかな紅色がプラスされて

潔くモダンな表情です。

 

そして

稲わらをあざないし縄の力強さが

日本のDNAとでも言うべき重要なエレメント!

稲作がすべての基本だということを

誰しも心の奥底で忘れてはならないのです。

 

 

 


f:id:Hamori:20191231015615j:image

薩摩焼の甕(骨董)には

サンゴミズキとセンリョウ、

餅花をあしらった柳を合わせてみました。

 

全体的に ちと

赤が多くなりすぎた気もしないではありませんが、

新たな年を寿ぐめでたさ ということで…😊

 

みなさま

本年は大変お世話になり ありがとうございました。

お忙しいなか

当ブログもご覧くださいまして

心より感謝申し上げます。

 

どうぞみなさま お揃いで

良いお年をお迎えくださいませ。

 

来年も

何卒よろしくお願い申し上げます。