メンテナンスに伺ったお宅で
ふと見上げると、
とてもレーシーな美しい葉っぱが。
虫の大好物・オオデマリの葉が、
葉脈を残して
ほぼ食べ散らかされているのでした。
微妙な紅葉具合との合わせ技で、
なんて綺麗なのでしょう…!
彼奴等の食べ進み具合がわかるこんな一枚は
ずっと眺めていても飽きないですが…
いかんいかん
作業中だった…(笑)
葉守に戻って 雨戸を開けると…
目に入って来たのは
イチョウの黄金!
色づきが遅れていた今年。
しばらく 観察する間もなく慌しさに取り紛れていたら、
急にキターー!!…という感じ。
樹下 半径3メートルぐらいを中心に
散った黄金葉が地面を覆っています。
散って来たての鮮やかな黄色から
だんだんフェイドしていく段階がわかる、
何とも見事なグラデーション…
次第に
朽葉色の割合が増してくるのでしょうが…
名バイプレイヤーである
アンズやネジキによる彩りも忘れちゃならないですね。
微妙な黄葉と紅葉、
多様性が織りなす初冬景色の何と豊かなこと。
ガーデンパン(水受け)の中まで
この通りの吹き寄せに。
もう少しで
すっぽり埋もれてしまいそうな…
冬紅葉の色彩の優しさと
雲間から時折射す 柔らかな薄陽。
その只中に身を置く、ひとときの幸せ!
…落ち葉掃除のことは
今は考えないようにしようっと。