Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

秋庭パトロール①

一週間ほど観察できないでいた葉守の庭。 台風の影響は幸いほとんどなく 季節は順調に進行しているようで ちょっとホッとしました。 ナツハゼの色づきが まず目を惹きます! そして その実もまた… 赤い実が黒っぽく変わってきています。 ブルーベリーに近い…

嵐の後

当地ではあまり大きな被害なく通り過ぎてくれそうな台風14号ですが、 太平洋側の地域では 暴風雨や土砂災害などの影響が出ているところもあるでしょうね… 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 今年の8月に Jamesさんのfood forestも大きな嵐に…

彼岸花その後

ベストな状態で咲いてくれていた先週の土日から一週間。 白彼岸花の咲き終わりが目立ってまいりました。 ちょっと無残… 夢のあと、といった感じですね。 とはいえ 全部が一斉に咲いて 一斉に終わる訳ではなく、 順々に咲き進んでいくので まだまだフレッシュ…

これからの生きかたについて

↑「心霊第七世代」を自称する 吉本所属お笑い芸人・シークエンスはやともさん発の とっても深いお話。 (怪談ではございません。) どういう未来を選択するのか (「未来」というのが大袈裟なら、 死ぬまでどう生きていくか) 目覚めのタイミングに 今ならまだ間…

白曼珠沙華の宴

土曜日に引き続き 日曜日も白彼岸花は見頃をキープ。 風が時折強めに吹くものの、 やわらかな秋の日差しが心地よい 絶好のガーデン日和です。 小径を散策しながら 随所にある それぞれの花をマジマジと観察してみたり。 真上から眺めるとこんな感じ。 分度器…

one week delay

例年 秋のお彼岸への出席率100%を誇ってきた葉守の白彼岸花でしたが、 今年はちょうど一週間遅れて この土日が全盛期となりました。 先週遠征していた当方のスケジュールを知って 忖度してくれたんだなぁ…と感じずにはおれません。 自分たちは無論のこと 見…

仲秋の軽井沢③

軽井沢千住博美術館にある カラーリーフ・ガーデンを訪れました。 バリエーション豊かな 葉色や質感のコレクションに特化したお庭です。 さまざまなギボウシが出迎えてくれます。 この大型のギボウシがちょっと多過ぎる気も…⁉︎ 当初の目論見より大株に育ち過…

仲秋の軽井沢②

続いて 絵本やおもちゃに関する美術館を集めた「ムーゼの森」にある ポール・スミザーさん作庭の「ピクチャレスク・ガーデン」へ。 看板イラストに描かれたこのPは ピクチャレスクのPであり、ポールさんのPなのでしょう。 いま見頃の植物の代表的なもののラ…

仲秋の軽井沢①

この4連休 別荘のお庭づくりといううれしいご依頼を受けて 軽井沢まで遠征させていただいていました。 最高気温20°Cという爽やかさで、 作業が捗ること捗ること。 近隣の美術館の庭を散策しに行く余裕も生まれました。 標高1000mは伊達じゃない…! というわ…

ヒポクラテスの誓い

↑愛と理性で真実を語ってくださっている動画です。 12分ありますが どんな人にもぜひ見ていただきたいです!

蔓穂が咲きました

実家の柿の木の足元に 淡いピンクの彩りが密やかに出現…! 初秋から秋が深まるまで長く楽しませてくれる ツルボ(蔓穂)です。 毎年この時期 ムスカリに似た花を咲かせる球根植物。 ジャパニーズ・ヒアシンスという別名もあるそうな。 野趣を感じさせるこうし…

秋を探しに(その2)

フジバカマの群落には アサギマダラがやってきました。 「渡り蝶」なので ここでのショートステイのあと 台湾や南西諸島へと飛んで行く予定のようです。 暑さが苦手なこの蝶を見かけると 秋がやってきたんだなぁ…と感じます。 フジバカマの蜜に含まれるピロ…

秋を探しに(その1)

3時間ほどぽっかり予定が空いた土曜の午後、 久しぶりに 六甲高山植物園まで足を伸ばしてきました。 ススキやワレモコウが 早速 秋の雰囲気を醸し出してますね。 ノコンギク (ヨメナかも?) カワラナデシコ サワギキョウ 水辺が似合いますね。 ヒゴタイ ルリ…

帰ろう

昨日公開された藤井風のMV。 「何も持たずに帰ろう…」というのは 死生観とかそういうことではなく (もちろんそれも含んではいるだろうけど) この今の閉塞状況に射す、 一筋の明るい光 そして 爽やかな一陣の風。 何度も言うようですが 風くんと かろうじて同…

お湿り後の葉守

降雨の可能性を求めて 最近は雨雲レーダーとにらめっこすることが多くなりました。 ちょっと遠出していた間に 西宮〜宝塚ではそこそこまとまった雨が降ってくれた模様。 芳しい香りを漂わせながら咲いている ギボウシ'タマノカンザシ’も 雨粒の水滴を纏って…

百日紅

葉守サテライト農園(←実家の庭ですが)の百日紅(サルスベリ)。 その名に違わず 7月からずっと咲き続けていて まだまだ勢いがあります! もう絶対「亜熱帯」になったな、と思えるこの夏の日本。 常にサウナに居るようなありようが日常となってしまいましたが …

近頃思うこと。

8/10のロンドン北部プリムローズヒルの様子。 気温35°Cの猛暑に襲われた日とのことですが… ここでは 割合で言うと 10人中2人か3人はマスク着用しているみたいですね。 でも オープンエアのカフェなんかではマスク無しで普通に賑わっているし そもそも猛暑日…

旱(ひでり)の晩夏

8月に入ってからほぼまともな降雨がなく、 葉守の植物たちも 乾燥と高温から青息吐息状態になってきました。 自動散水装置は張り巡らしてあるのですが ただいま事情により本体が作動しなくなっているのです。 (お客様宅の装置故障の際に ここの機器からパー…

コロナ時代に大切なこと

コロナ禍は世界的な天の岩戸隠れ。 これがあるからこそ、天の岩戸開きがある。 それは世界のアップデートなのだ…と。 素直にストンと腑に落ちました。 仕事=生きること。 (だから、誇りを持ち得ないような仕事に就くべきではない!) 人の幸せを願うこと。 魂…

籠絡からの解放

このところ大変に業務が立て込み 綱渡り状態の日々なので じっくり葉守の植物と向き合う時間がなく… 気がつくと 里庭で 鹿の子百合が花を咲かせていました! なんか窮屈そう…と思ってよく見ると ヘクソカズラに思いっきり羽交締めされているではありませんか…

梅雨のかたみに

北陸・東北以外では既に梅雨明け宣言がなされ 本格的に酷暑の夏を迎えようとしています。 近畿地方は昨日(7/31)に梅雨が明け、 葉守も暑苦しいことこの上なし。 終盤に至ったアジサイの大部分を切り取って トレイテーブルに並べてみました! アナベルの何株…

黄色の効用

長い梅雨で陽光不足となっている森庭に ルドベキア'タカオ'のポジティブな黄色が お日様の代わりの如く 辺りを明るく照らしてくれています。 人間の目には見えない 「花蜜標識(ネクターガイド)」を持つと言われるルドベキア。 美味しい蜜を求めてそこへやっ…

P.S. I love you

昨日配信開始された 宮本浩次の新曲 “P.S. I love you”。 表現したいことを 突き詰めるとこうなっていくという、 収斂 そして 純化された結晶のように感じられます。 トートロジー(同語反復)に陥っているという批評もあるだろうけど これは「敢えて」のこと…

木の精霊 降臨!

友人でもあるお客様宅の 道路際に植えた オリーブとシマトネリコがモリモリと成長し、 かなりせり出てきてしまったので 剪定にお伺いしました。 思いきってバッサリいかないと整わないので 手鋸片手に挑み始めると、 何処からか感じる視線…! あ、あなたたち…

アメリカリョウブとノリウツギ

開花までがゆっくりだったアメリカリョウブ。 いま綺麗に咲き揃いました! 詳細な品種名は不明ながら 調べてみると、‘ハミングバード’かなぁ。 しきりに蟻やミツバチが訪れているこの花。 ほんのりと漂う、 ジャスミンに似た香りに誘われているのでしょうね…

ナツズイセン咲く

去年の春植えたナツズイセン(リコリス)。 葉っぱだけだった去年の夏から一年経って 見事に花を咲かせました! ヒガンバナ科なので 特にスイセンに似ているところはないように思うのですが 何故かそのように名付けられているんですよね〜。 3球植えたのが す…

夏は葉壇!

先日来の長雨で いくつかのペチュニアがとろけた感じで ダメになってしまいました… 水分過多を嫌う植物って意外と多いのです。 耐暑性がある花ものというと 選択肢が非常に限られてくる夏の時期。 頼りになるのが コリウスなど、葉っぱの色で魅せるカラーリ…

蝉生る

長雨が嘘のように上がった午後 少し明るくなった外へ出てみたら 待ちかねたかのように 蝉が羽化を始めているのを発見。 クマゼミの雄のようです。 本来なら夕方から脱皮を開始し 夜じゅうかかって羽を伸ばして 朝になる頃 飛び立っていくのですが… 長雨が降…

「帰ろう」を聴きながら

(以下 歌詞) あなたは夕日に溶けて わたしは夜明に消えて もう二度と 交わらないのなら それが運命だね あなたは灯ともして わたしは光もとめて 怖くはない 失うものなどない 最初から何も持ってない それじゃ それじゃ またね 少年の瞳は汚れ 5時の鐘は鳴り…

'colorless’ garden + α

梅雨も後期に入り アジサイが本格的に終盤を迎えてきました。 アナベルは白→ライムグリーンへ そして ヒメアジサイは徐々に褪せた色合いへと変化。 まだ白さを残したアナベルも少しありますが そのほかのものは 両性花が咲き終わって 装飾花の色褪せがすっか…