Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

'colorless’ garden + α

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梅雨も後期に入り

アジサイが本格的に終盤を迎えてきました。

 


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アナベルは白→ライムグリーンへ

そして

ヒメアジサイは徐々に褪せた色合いへと変化。

 


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まだ白さを残したアナベルも少しありますが

 


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そのほかのものは

両性花が咲き終わって

装飾花の色褪せがすっかり進んでいます。

 

これはこれで

まるでジャンヌ・モローのような

シックな格好良さを感じさせてくれますよね。

 


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言わば、colorlessな魅力。

(よくよく見ると、とても微妙な色残りがある訳ですが)

 

 

 


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成長のゆっくりめなアメリカリョウブもcolorless仲間。

 


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これからの存在であるノリウツギ

今はまだcolorless。

 


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なかなか熟してこないブルーベリーも

ぎりぎりcolorless。

 


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オニユリのつぼみはと言うと、

こちらはまもなくcolorlessを脱するところ。

 


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そんな中で

彩りを添えてくれている貴重な存在が

アカシデの新芽。

赤芽ソロという別名に違わず

オレンジ〜朱色の枝先が

colorlessな庭にあって

ひとり気を吐いているのです。

 

 


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中には 

ほぼ「赤」と言って差し支えないような葉もありますね。

 


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小径の脇では

コマツナギのピンクや

 


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シオヤキソウの青みがかった白が

ほんの小さな花ながら

これも貴重な「差し色」として

計り知れない効果を発揮しているのです。

 

 

遅ればせながら…

各地の豪雨災害により被災された方々に

心よりお見舞い申し上げます。

 

雨水が浸み込むべき土を

アスファルトで悉く覆い固めてしまった罪に

そろそろ誰もが気づいて

後戻りすべきときが既に来ているのではないでしょうか?