梅雨も後期に入り
アジサイが本格的に終盤を迎えてきました。
アナベルは白→ライムグリーンへ
そして
ヒメアジサイは徐々に褪せた色合いへと変化。
まだ白さを残したアナベルも少しありますが
そのほかのものは
両性花が咲き終わって
装飾花の色褪せがすっかり進んでいます。
これはこれで
まるでジャンヌ・モローのような
シックな格好良さを感じさせてくれますよね。
言わば、colorlessな魅力。
(よくよく見ると、とても微妙な色残りがある訳ですが)
成長のゆっくりめなアメリカリョウブもcolorless仲間。
これからの存在であるノリウツギも
今はまだcolorless。
なかなか熟してこないブルーベリーも
ぎりぎりcolorless。
オニユリのつぼみはと言うと、
こちらはまもなくcolorlessを脱するところ。
そんな中で
彩りを添えてくれている貴重な存在が
アカシデの新芽。
赤芽ソロという別名に違わず
オレンジ〜朱色の枝先が
colorlessな庭にあって
ひとり気を吐いているのです。
中には
ほぼ「赤」と言って差し支えないような葉もありますね。
小径の脇では
コマツナギのピンクや
シオヤキソウの青みがかった白が
ほんの小さな花ながら
これも貴重な「差し色」として
計り知れない効果を発揮しているのです。
遅ればせながら…
各地の豪雨災害により被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。
雨水が浸み込むべき土を
アスファルトで悉く覆い固めてしまった罪に
そろそろ誰もが気づいて
後戻りすべきときが既に来ているのではないでしょうか?