降雨の可能性を求めて
最近は雨雲レーダーとにらめっこすることが多くなりました。
ちょっと遠出していた間に
西宮〜宝塚ではそこそこまとまった雨が降ってくれた模様。
芳しい香りを漂わせながら咲いている
ギボウシ'タマノカンザシ’も
雨粒の水滴を纏っております。
雨の止み間に敏感なのは虫たち。
アリがせっせと活動再開していました。
ホトトギスの この妖しき藤色。
まるで藤あや子様のよう…(笑)
つるを伸ばして
密かに高みを目指しているようです。
この花は皮膚をかぶれさせる成分を持っているので
いい香りの花につられて近づきすぎないよう注意が必要。
仙人なのに、
攻撃的なのは解せませぬ。
ポポーの木もたっぷり露を含んで。
瓢箪型の実があちらこちらで成長中。
なかなかの豊作と言っていいかもしれません。
よくできた造形に、しばし感心。
薄甘いトロピカル・テイストなこの実を
今年はいくつも味わうことができそうです。
里庭に向かうと
ジンジャーリリーの爽やかな香りがお出迎え。
オミナエシも結構長く咲いてますね。
あるターニングポイントからは
秋の色、秋の佇まいに見えてくるから不思議。
何にでも絡みついて鬱陶しいヘクソカズラですが
花と向き合ってみると
なかなか綺麗なんですよね。
水をもらえて
ホッと一息ついたような植物たちの表情に
こちらもホッとさせられた次第でございます。