続いて
絵本やおもちゃに関する美術館を集めた「ムーゼの森」にある
ポール・スミザーさん作庭の「ピクチャレスク・ガーデン」へ。
看板イラストに描かれたこのPは
ピクチャレスクのPであり、ポールさんのPなのでしょう。
いま見頃の植物の代表的なもののラインナップ・ボード。
こういう配慮のある庭は
間違いなく魂のこもった庭です!
シダがアーキテクチュラル・プラントとして
とても効いていますね。
右奥のフラッグは
駐輪場兼喫煙所?の屋根に取り付けられた
可愛いアクセント。
絵本の世界観がそこここに散りばめられているのですね。
花期が遅めのギボウシが
今を盛りと咲き誇って。
白いシュウメイギク。
しっかりとした茎で すっくと空に向かう姿が
とても凛々しい!
シラネセンキュウ
(先程のボード情報がここで役立ちました!)
渋めのサーモンピンクは
ユーパトリウム ‘アトロプルプレウム'。
明るいアクセントに。
チカラシバという名から想起されるものより、
たぶんきっと、ずっと素敵なグラス。
パープル味を帯びた穂が
秋の庭をドラマティックに盛り立ててくれます。
サラシナショウマ ‘ブルネット’
ワイルドなグラス類が風に揺れる
秋晴れの心地良さ…!
ススキの穂先近くに
何やらかすかに蠢くものが…
アキアカネが止まっていました!
アストランチア
オミナエシは秋の庭のマストアイテムだと
断言できます。
ノリウツギが色づいて
微妙な紅色の覆輪が出現。
見飽きることのない魅力です。
例年に比べると
たぶん半分以下ぐらいであろう来場者。
ゆっくりと寛げて
私たち的にはとても良かったのですが。
ウィズコロナとやらで
生活様式が変わっていかざるを得ない…
と当たり前のようにみな受け止めている現状ですが、
その背後にあるものを見究めて
真に人間らしい暮らしを取り戻すために何ができるかを考えていきたいと
この庭を歩きながら 強く強く思いました。
③に続きます。おそらく。