Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

Rosaceae(バラ科)の季節

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今年も美しく咲いたセント・エセルバーガ。

2020年のこの状況を

ピーター・ビールスさんなら どう思われただろう…

と考えずにはいられません。

 


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たっぷり蓄えた花弁と芳しい香り。

ケチケチしなさんな、と語りかけているような

豊かさを具現化したような存在感に

ちょっとくたびれかけた心も癒されます。

 


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過日 桜 '一葉'のことを

「サクラ界のピエール・ド・ロンサール」なんて言っておりましたが、

そのすぐ近くにあって 

偶然にも 似た雰囲気を醸し出してくれていますね。

 

 


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こちらは 薔薇の貴公子おすすめの

ジュード・ジ・オブスキュア。

深いカップ咲きの薄アプリコット色が洒落ていて

フルーティな香りも魅惑的な品種。

 

わりと放置気味なので

今年は何輪咲いてくれるかなぁ…

 


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このところ

葉守で過ごす時間があまり取れなかったため、

ジューンベリーのピークは見逃してしまいまして…


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鳥たち(主にスズメ)に かなり献上した次第でございます。

 


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樹高が高くなり過ぎかけていたので

冬の間に 思いきって切り下げたこともあり、

もともと 今季は花も少なく 

よって 実つきも例年の半分以下だったわけで。

 

最終収穫高は これくらい。

(…我唯足るを知る。)

 


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昔ながらのイチゴたちが

草陰で おずおず躊躇いながらも

赤く色づいてまいりました!

 


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ヘビイチゴの陰にイチゴあり!

 


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秋のギンナン探しにも似て、

この辺にあったりして…?

…と探ると たいてい見つけることができるのです。

相当鼻が効く「名人技」の域に達してしまったのかもしれません(笑)

 

 

 

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本気を出せば この倍はいける!

…とも思うけれど

今日はこれぐらいにしといたろ。

(…毎年 同じギャグが口をついて出るお年頃。)

 


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あからさまにダメージのあるのは避けたつもりでも

落ち着いてよく見ると こういうのも。

 

虫は 本当に隅におけませんな〜!

 


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とりあえず洗って、戦果を確認。

「漿果(ベリー)」そのもので

たちまちグズグスになりそうな柔らかさです。

 

 

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帰宅して 

グズグスになりかけたものは

きび砂糖とレモン汁少しずつとともにサッと煮て。

 


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比較的耐えている精鋭たちは そのままで。

 


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ジューンベリーは 

またまたレンジでこの状態に加工。

 

(どうでもいいけど

この器のてんとう虫 可愛いでしょ?↑)

 


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お気に入りのウワスラのボウルに

ヨーグルト+ハーゲンダッツのバニラを入れ、

上記のベリーたちをふんだんにトッピング!

(ここにバラの花びらを散らしたら、

きっともっと完璧になるかも。)

 

この季節だけの ベリー・ベリー・パフェ。

かなり幸せです。