Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

山菜まつり再び

 

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本日また、

春の山菜が詰まった宝石箱が

わが家へと到来しました!

 

こちらは

たくさんのコゴミと

初めて見る 貴重なヤマブドウの新芽。

 

折角出てきた新芽をいただいてしまうのだから

心して扱い 食さねばならない…

と 改めて思います。

 

 

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モミジガサ(別名 シドケ)

キク科コウモリソウ属の多年草

柔らかくてみずみずしい葉が芽吹いてきたばかりのところ。

 

これも初めてです。

 


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さて…

いろいろ調理法はあるのでしょうが、

春の香りと味覚をいちばん閉じ込めるには

何と言っても 天ぷらじゃないでしょうか。

 

クセがなくあっさりとした太白胡麻油で

カラリと揚げてみました。

 

…なんて美味しいの!!

食べ飽きることがありません。

 


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実は 同じ方から

下茹でした筍も前日に頂戴しており、

その半分を

グリルで焼いたホクホクの美味しさも

楽しませていただいていたのです。

 

残りの半分については

先の方を 薄くスライスしてお刺身状態で、

中程は 次の日の炊き込みご飯用に残し、

根元の方を 適宜切って

本日の天ぷらにも使わせてもらいました。

 

どういただいても 

身悶えするぐらい 美味なのですよ(笑)

 

店頭で売られているものとは どこかが違う。

 

 

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ワラビもこんなにいただいております。

ひと握りの灰も添えられて…

 

早速 この灰を使ってアク抜き処理中なのですが

一晩置いてから

水で晒す必要があるので

明日の調理に回します。

(一部は

上記の筍とともに 炊き込みご飯にしようかと)

 

毎日 よろこびが続いている

この春なのでございます♪

 

 

山に分け入って採取する際には

神経も相当使われたことでしょうし、

洗ってきれいな状態に整えて

届けてくださる手間を考えると

感謝してもしきれないぐらいです…!!

 

届けられた側にできることは

ありがたく 美味しくいただいて

すべての想いを全うすることじゃないかと。

 

本当に本当に ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

 

 

The sounds of spring…からのビタミンG!

英国はウェールズ地方のポウィスという街にある

Fron Heulog(フロン・ハイログ)という名のお屋敷+庭園から、

春の庭にさざめくような鳥の声

虫たちのいのちの営み

樹木や草花のそよぎ などなど

現オーナーのTim Wardさんが届けてくださいました。

 

ウェールズ語

Fronは「胸」とか「心情」

(一説によると 胸から転じて「丘」の意とも)、

Heulogは「晴れた」という意味らしいので

むりやり訳すならば「気分爽快」とか「清々しい気持ち」ってところでしょうかね。

(あるいは「晴れた丘」…?)

 

蝶や蜜蜂たち、鳥たちにとっても楽園であるこの庭を

愛犬のRafflesくんが案内してくれているこの動画、

8分42秒と 長めなのですが

どこへも行けないこのゴールデンウィーク

塞ぎがちな気分を爽快にしてくれること請け合いです!

 

 

英国では 今週(4/26〜5/2)は

“National Gardening Week”なので、

この状況下でも

みんなを励ましてくれる発信が様々なされています。

例えばこちら↓

https://www.rhs.org.uk/get-involved/national-gardening-week/

 

庭や植物に触れることで

「ビタミンG」を摂りいれましょう❗️

…なんて なかなか洒落てますねえ。

 

 

 

 

 

流れに抗う。

同調圧力に押し潰されそうな医療従事者や

介護等の関係者の方々がたくさん居られると思います。

 

ワク○ンの何が悪いの?

全員に早く行き渡らないかな〜

…なんてお花畑なことを思っている方々が

圧倒的にマジョリティな世の中だと思いますが、

この動画は是非見てみていただきたいです。

 

コメント欄の投稿も素晴らしい内容ばかり。

消されてしまう可能性もあるので

お早めにご覧くださいまし。

(コメント欄をお読みになりたい場合は

こちらからどうぞ↓)

https://youtu.be/XKEvEfNligQ

 

 

「気づき」のヒントは

あからさまに眼前に転がっておるのです。

 

桜桃狩りと茶摘み(追記あり)

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このところ毎回

さくらんぼの記事ばかりになっちゃってる訳ですが…

まあ 旬ということでおゆるしを。

 

葉守の暖地サクランボが

一斉に赤くなってきたわりに、

鳥たちがのんびり構えている気がした昨日。

 

私たちに

千載一遇のチャンスを与えてくれたんだな…

と理解して

この恵みを素直に享受させてもらうことにしました。

 

 


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庭でのベリー・ハンティングの際に愛用している

この小篭には

入りきらないほどの収穫!

 


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こんなに実がなったのは

じつは今回が初めて。

 

市販のさくらんぼよりは二回りぐらい小さいのですが

これだけの量が集まると 圧巻です。

 

 

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持ち帰って きれいに洗い

軸を外して計量してみると

約600グラムもありました!

(もちろん種込みの重さではありますが)

 

以前 奈良の「黄花」さんにお邪魔した折

自家製さくらんぼコンポートを乗せたアイスクリームをいただき

(そこのお庭でなった実というのがポイント!)、

季節の恵みで楽しませてくださる心意気に

とても感銘をうけたので、

いつか自分でも作ってみたいなと思っていたのです。

 

ついに時は来たれり!

 

 

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いつものきび糖を今回は60グラムと

レモンを絞ってしばらくおき、

コトコト火にかけて煮ていきます。

 

と言っても 煮崩れないよう

10分ぐらいでやめておきましょう。

 

…と ここまでで夜も更けてきたので

完成させて食するのは明日以降に。

冷蔵庫で四、五日は多分もつでしょうから。

 

色づきが浅かった実も

ほぼ一様に赤く美味しそうになってますね!

 

 


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さて こちらは…

実家の庭に50年以上は植わっているチャノキ。

 

特にこれまで利用することもなく

ときどき刈り込むだけの存在でしたが、

food  forestに目覚めたいま

新芽を摘み取ってお茶として楽しまない手はない!

と はたと気がついたのでありました。

 


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柔らかい 新しい枝先だけを摘み取り、

きれいに洗ったのち

軽く蒸してみます。

 

酸化して 茶色く変色してしまう現象を

蒸すことによって

ひとまず止めることができるらしいです。

 

参考にさせていただいたのは

こちらのサイト↓

https://kyo-chikiriya.com/blog/tea_about/hotplate

 

 

甘涼しい香り…?

はて どの程度まで蒸せばいいのかな…

 

たぶん 適当な頃合いでも 

それなりにお茶の形にはなりそうですが。

 

このあとホットプレートで空煎りしていくのですが

これも続きは また後ほど。

 

 

追記:

 

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一夜明けて 

冷蔵保存していた蒸した茶葉を取り出し、

キッチンばさみで短くカットしています。

 

葉と茎を分けて作業することも考えましたが

実験的にこの方法でやってみることに。

 

 

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そして

低音に温めたホットプレートで空煎りして

完全に乾燥させればできあがり。

 

その昔

元町の大丸前にあったお茶屋さんから漂ってきた

芳し〜いお茶の香りに さも似たり。

 

嵩はものすごく減って

摘んだ葉の十分の一あるかないかという感じです。

 

60℃前後のお湯で淹れてみると

ほのかに甘みも感じる、

香り高いお茶が立派に入ります…!

 

なんてありがたい恵み。

あの葉っぱを加工することで

こんな至福のティータイムを過ごせるなんて

ちょっと夢のようです。

 

 

 

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そして

さくらんぼコンポートを乗っけた

シリアル+バニラアイス+ヨーグルト。

 

これ 絶対おいしいやつや〜ん♪

いや ホントその通りです!

 

 

 

 

la fièvre des cerises

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あまりに爽やかなお天気なので

散歩に出かけてみたところ、

たわわに実ったさくらんぼの木に遭遇!

 


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これはすごい…!

まだ 鳥も人も食指を伸ばしていない穴場です!

 

とはいえ、

たまたま通りすがった

人様の敷地内なので

眺めさせていただくのみ。

(あたりまえですね)

 


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思いがけず出会った、

赤い宝石がこんなにひと所に集まっている

ドリーミー過ぎる景色♪

眺めているだけで幸せな気分に…!

 


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さて一方こちらは

先日 知人からいただいた

源吉兆庵のさくらんぼのお菓子。

 

中身もとっても美味しかったのですが

この箱のキュートさにもやられて

とっていた次第です。

 


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以前

村上開進堂と中川政七商店の

素敵な空き缶に収納したスタンプ群でしたが…

 


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このさくらんぼ箱に

すべてのスタンプたちを

この上なくぴったり収納することができ、

なんだか また幸せ〜♪

 

さくらんぼ熱

いまだ冷めやらず、です。

 

 

 

 

 

さくらんぼの色づく頃

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先日のオープンガーデン時には

まだ青い状態だったにも関わらず

さくらんぼの実る頃」として大プッシュしていましたが、

ついに正真正銘 その季節がやって来ました!

 


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これぞcorail(コライユ=珊瑚)!

 

鳥たちも目ざとく見つけるでしょうから

早い者勝ちなのだけれど、

木に散りばめられているこの状態を

しばらく眺めていたい…

 


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アカシデの果穂。

ホップのような形状が美しいです。

 


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ノイバラが旺盛に伸びて、蕾もたっぷり!

にっくきチュウレンジの野郎に

吸い尽くされないよう 祈るばかり…

 


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花ひらいたオルラヤが 

初夏めいた光と風のなかで揺れています。

 


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ジギタリス

あ、いや、ディジタリス?

foxglove(キツネの手袋)という英名には

いつも微笑まされますね。

 

 

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最盛期のキエビネ

カーティス・ボタニカル・マガジンの1ページみたいに見えてきます。

 


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正面顔だとなんだかよくわかりませんが

こんな色のフリージアがひょっこり。

(その昔 先代庭主が植えられたものの復活だと思われます。)

 

これ自体はあまり好みの花ではないのですが

葉守の深ーい懐の中では許せる感じです…(笑)

 

ついに

蚊がちらほら飛び交いだした葉守。

庭でゆっくり過ごせたパラダイス期は

ひとまず終焉かなぁ…

 

季節の恵み

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思いがけず

粋人である仕事仲間が

自ら採取した春の山菜を届けてくださいました…!

 

これは…

今夜は天ぷら一択だな♪

 

 

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タラの芽

ウコギ科タラノキの新芽です。

 

スーパーなどで見かけるのは

棘のない女ダラ(メダラ)の栽培ものがほとんどなのに対し

こちらは 棘のある男ダラ(オダラ)。

 

香りが強く 野趣あふれる風味のはず!

 


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タカノツメ

同じくウコギ科の樹木の新芽。

 

いずれも 下処理まで済ませてくれているのが

泣けるポイントです。

 


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前日に葉守で摘んでいたヤマミツバも

天だねの仲間入りさせましょ…!

 

大ぶりで香り高く

いろいろないただき方で楽しませてくれるのです。

 

元を正せば

このヤマミツバも 今回の粋人から

株をいただいたのでした。

THANK YOU!!

 

 

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(↑この写真はphotoACより拝借しました)

ちょうど叔母から届いていた焼き穴子があったので

動物性蛋白の天だねとして即採用。

 

料理する方にはわかっていただけるかと思いますが

天ぷらを揚げて

熱いうちにサーヴし、

尚且つ 自身も食べる側にまわる…となると 

撮影なんぞしてる暇は全然無い(笑)

 

…という訳で

…ごちそうさまでした!!

 

本当に

ありがとうございました。