Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

ジューンベリー最盛期!

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たまたま通りがかった とあるビル前の植栽域で

びっくりするような大粒のジューンベリー

今を盛りとたわわに実っていました!

 

緑のなかの

赤いドットの可愛らしさと華やかさに

小鳥ならずとも ついついフラフラ…

誘われて近づいた次第です(笑)

 

 


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品種が じつはいろいろあるジューンベリーなのですが、

あまり区別されずに流通しているのが

われわれの知る現状なので

残念ながら品種名の特定はできかねます。

 

しかし これは見事!

明らかに大粒…!!

 


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こちらは

一昨日 実家にある3本の木から

短時間で大雑把に収穫してきたジューンベリー

大きめのボウルにたっぷり2杯と

これまでにない豊作なのでした。

 


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しばらく水につけ、

そして 流水でも十分に洗い流してから

軸をひとつひとつ取り除いていきます。

 

 


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堂々の 正味1.2kg…!

 

糖分はお好みの量でよいのですが、

今回は200gのきび糖を加え

(常識はずれに少ないかもしれませんが

キッチンスケールに載せると

なかなかビビる量ではあります)、

レモン汁を適宜振りかけて

全体をさっくり混ぜてしばらく置きます。

 


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果実から水分が出てきて

全体的になじんだ様子になったら

弱火で煮ていきます。

 

煮崩れる前に火を止めて、

熱湯消毒した瓶に詰めて蓋をし

しばらく逆さまに置いて粗熱を取ってから

冷ましていけば完成。

 

煮詰めていけば 水分が飛んで

ジャムっぽさが増すのですが、

あくまで粒を生かしたプレザーブ・スタイルが

ジューンベリーには似合うように思います。

 

ゆえに 比較的サラッとしているので、

ヨーグルトやアイスクリームにかけたり

手作りデザートのソースにしたり…

といった食し方がおすすめですね。

 

何回も このくだりを記事にしているのは

決して ボケて繰り返しているわけではなく、

フードフォレストの至福の愉しみを

遍くみなさまに広げたい一心からです(笑)

 


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ところ変わって

小雨の 昨日の葉守。



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日照その他  微妙な条件の違いで

全体的に遅めの推移となっているようですね。

 

それでも 熟し具合を瞬時に見極めて

雀たちと競うように

両手のひらいっぱいぐらいは摘み取ってみました。

 

 

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数年前には

枝をしならせれば収穫のできたこの一本。

樹高が相当高くなり、

もはやこの木に関しては

すべての実を鳥たちに献上することに。

 

欲張りな心は

もうすっかりどこかへ消えてしまった気がするこの頃。

 

万物みんなで

分かち合えるものは分かち合いたい…!

ダボス会議でも

そんな採択がなされたらいいのになぁ。

 

いつまでも 既得権 既得権 と言い続ける愚かさと

そもそもの出発点が間違ってる優生思想が

地球の次元上昇を阻んでいるのに違いないのに。

このままでは埒が開かなくなることは

あなた方も薄々気づいているのでしょう?

 

 

ミシガン州で造園業を営むHarder & Warnerさんが

年間を通じたジューンベリーの魅力を

コンパクトにまとめてくださっている動画です。

(特に ‘オータムブリリアンス’という

紅葉の美しさに秀でた品種について)

 

語り口がちょっと名調子過ぎて

笑えてきちゃいますが、

ジューンベリーをお庭に植えたくなること必至です。

 

いよっ、名調子者!

 

「ローズメイカー 奇跡のバラ」

 

久しぶりに 本当に久しぶりに

庭と植物にまつわる映画の劇場公開です!

 

昨年 フランスで作られた映画で、

社会的にいろいろ問題のある人々が

困難を乗り越え 力を合わせて

素晴らしい新種のバラを作り上げるというストーリーのようです。

 

注目すべきは

メイアン社、ドリュ社の監修のもと

数々の名花が惜しげもなく登場したり

関係者以外 普通は入れないナーサリーの舞台裏が見られたり

バガテル公園でのバラ・コンクールの開催風景が

忠実に再現されていたり

…というあたり。

 

うわー、早く見たい!!

公開は5/28(金)からということなので

待ち遠しい限りですね!

 

 

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ちなみに…

何度か 記事で取り上げてきて

公開はまだですかー?と騒いできた

“The Secret Garden”(2020)ですが、

ふと見てみると

AmazonにてBlu-rayやDVDが

シレッと販売されているのを発見!

早速 購入しました!

(騒いですみませんでした。)

 

 

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あえてのDVDは

プロジェクターで自前の小スクリーンに映し出して 

小劇場気分に浸るためです(笑)

 

感想はまた後日…

 

 

 

 

雨が上がって

 

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夜通し激しく降った雨によって、

枝先で踏ん張っていたムクロジの実が 

もはやこれまでとばかり

地面に落とされてしまっていました。

 


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これを踏まずに歩くことは不可能。

まだ柔らかい果肉がムニュッと潰れる

靴底の感触が何とも言えません!

 

 

 

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ウッドデッキの上にも 容赦なく降り注いで…

 

  
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予測していたとはいえ、夥しい数です…!

 


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ベンチのまわりの石畳も こんなありさま。

ブリキのプランターの中にも降り注いだのがわかります。

 


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クリスマスローズの葉っぱの真ん中へ

うまいこと着地して…

 


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すっぽり鎮座ましましております(笑)

 

 

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すべての実が振り払われて

すっきりした様子のムクロジさん。

 

葉の緑も

心なしか色濃くなったようです。

 

 

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ユリ'ロートホルン’は その後

誰にも見られずにひっそりと咲いていたのですね。

 


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位置的に言って

ムクロジの実の直撃を受けたかもしれず、

花弁が一枚ダメージを喰らっています。

かわいそうなことをしました…

 


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アジサイ’海峡‘には個体差が出現してきて

このような色濃いピンクで咲いたものや

 


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ブルー味の残る 従前の色のものなど

バリエーションが感じられます。

 


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毎年

シェイブドアイスのような雰囲気で楽しませてくれる

エントランス脇の一株。

 

今年もカラフルな進行が楽しみです♪

 

 


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まだライムグリーンのアナベル

 

 

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今この庭に現れるべきは

こんな爽やかカラーだということが

わかっているかのような佇まい。

 


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ジューンベリー

さぞや色づいて

鳥たちのフルーツパーラーになってるんじゃないか…

と想像していたわりには

ゆっくりとした進捗で 

ホッとしたり ちょっとガッカリしたり(笑)

 

代わりに 足元のイチゴから

そこそこ収穫できました!

 

たいした量ではありませんが、

この季節ならではの

目にも 舌にも 心にも 美味しい 庭の恵み。

ありがたく いただきます!

 

 

 

 

 

 

喫緊の事態(*重要*)

 

 

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俯瞰で世界を見て

考察する思考脳をお持ちの方々は

とっくに気づいていることでしょうが、

今回の疾病騒ぎからのワクチン接種拡大策こそが

人類存亡の危機なのだということ。

 

テレビや新聞など大手メディアの報道だけを信じていると

「あー、ワクチンなんか打たないとか言う人がいるから

いつまでも終息しないんじゃないの…!」

と思うかもしれませんが

事態は逆、逆!!

 

https://bonafidr.com/2021/03/29/%e3%80%90%e3%82%aa%e3%83%94%e3%83%8b%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%80%91%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3%e3%81%af%e4%ba%ba%e9%a1%9e%e3%82%92%e4%b8%80%e6%8e%83%e3%81%99%e3%82%8b/

とにかく 理性を持って こちら↑をお読みください。

 

記事の途中に

PCR検査の広告が入ってきたりすることがあるのは

本当に笑えないジョーク。

 

人体に元々備わっている

自然な免疫システムが破壊されることこそ恐ろしい…

というこの警告を心から理解して、

接種会場へは足を運ばないようにする方が

一人でも増えますように。

 

 

女王陛下の緑の天蓋

 

 

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昨日から

ヴァーチャルでのチェルシー・フラワーショーがスタートしておりますが、

その幕開けを飾る動画で

作庭家のアラン・ティッチマーシュさんが伝えてくれたのが

The Queen’s Green Canopy”という活動。

 

 

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来年(2022年) 即位70周年を迎える

エリザベス女王を祝って

英国民こぞって 木を植えよう!…というムーブメントです。

 


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植樹の適期は10月〜3月ということなので、

今から秋までは 何をどこに植えるか

各自ワクワク計画を練る期間なのだとか。

 

そして 10月以降 植樹が完了したあかつきには

特設サイトのマップに

ピンを打つことができるので

参加しましたよ〜!

という承認欲求も満たされる仕組み。

 

木に取り付けておく記念のプレートも

10月にはサイトから購入できるのだそーで。(←棒読み)

 


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何かといわくつきの英王室ではありますが

チャールズはともかくとして

女王陛下は今も広く敬愛の対象のようですね。

 

夫君の逝去への同情や慰めも

この活動の追い風となりそうな感じ。

 

女王陛下自身は

ウィンザー城の敷地内に

この3月 オークの木を植樹されています。

(画像はそのときの様子↑)

 

プリンセス時代から 幾度となく

植樹のセレモニーを経験しておられるのですが

オークを植えられることがとても多かったようで

さすが、英国らしいなぁ…と思います。

 

造船や建築の内装、家具などにも ことのほか好まれるオーク。

千年以上の老巨木も珍しくないそうですね。

 

スケールが大きく

ゆったりした時間が流れている気がして

下々のパンデミック(プランデミック)騒ぎとは

激しく隔絶の感あり。

いろいろ総合して考えると、

さもありなん…と妙に納得しちゃいますね。

 

https://queensgreencanopy.org/

(使用画像は↑こちらのサイトから拝借しました。)

 

ヴァーチャル・チェルシーへは

https://www.rhs.org.uk/shows-events/virtual-chelsea/get-out-and-garden

からどうぞ!

 

9月に開催延期となっている実際のショーへの

出場者の意気込みなども垣間見れるのが

なかなか興味深いところです。

 

 

 

 

 

 

「雨のち曇り」の最終日

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午前中は 想像以上の降りとなったため、

室内から 雨の庭を眺める趣向を楽しむことに。

 

 


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一足早く色づいている箇所を見つけたので、

雨のなかを急いで

ジューンベリーのひと枝を切ってきました。

 

 


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あと四、五日もすれば

枝先という枝先に赤い実がたくさん見つかるはずですが…

今はまだ

きわめてレアなプレシャス・ジュエリーです!

 


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写真でも見える雨粒、ということは

かなりシビアな降雨量なのでしょうね。

 


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空からの雨粒の落下により

ジューンベリーの葉が叩かれて

ぴょこぴょこ上下しているさまは

まるで五線譜に踊る音符のよう♪

 

 


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さて…

雨が上がってきたので

恐る恐る外へ出てみました。

 

風が吹いて木々が揺れると

結構な雨粒が落ちてきそうで…

 

 


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雨露をたっぷり含んだ葉先からの雫と

涙型サンキャッチャーは 相似形そのもの。

 


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レモンの花もしっとりと雨に濡れ

 


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今にも滴り落ちそうな雫ひとつひとつに

小宇宙が閉じ込められています。

 


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バラの香りをもっと楽しんでいただきたくて

卓上にこんな仕組みも設けてみました。

 


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“利き薔薇”セット⁉︎

…とは言っても、今のラインナップは二種類だけなので

自宅からもあと三種類摘んでくればよかったなぁ。

 

(卓上の花器は すべて長谷川陶房の作品です。)

 

 


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雨後のナメクジ。

タツムリ風に撮ってみました(笑)

 


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雨があがるや否や

俄然 活動しだすのよねぇ…

 

 


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次の季節の庭景色への布石となる

どのアジサイ

着々と準備が進んでいます。

 


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ユリ‘ロートホルン’は

明日か明後日には きっと綻んでくる予感。

 

期間中にお披露目できなくて残念でしたが、

そんなことは自身にとっては

知ったこっちゃないでしょうね。

 

 


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ホタルブクロは

あちらこちらで着実に花開き、

あでやかな藤色でオセロゲームを塗りかえるごとく

ホワイトガーデンの侵略を目論んでいる様子。

 

 


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手ぶらでイチゴを摘んでいたら

この ちびバスケットを手渡されてしまい…

なんとなくプレッシャー…(笑)

 

葉蔭を真剣に探さないと

赤く美味しそうに熟した状態のものは

まだまだ見つけづらいのでした。

 

 


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雨が上がったとは言っても

外にはまだまだファブリック・クッションは出しづらく、

このソファーコーナーに集結させました!

なかなか綺麗なカラーリングですよね。

 

 

お越しくださったみなさま、

今回も足をお運びくださいまして

本当にありがとうございました。

 

タイミングが合わず 断念された方々、

今 開催に気づいた!…という方々、

大変申し訳ありませんでした。

 

そして

「宿題提出」を待ってくださっているクライアントのみなさま、

誠に勝手な事情によりお待たせしており お詫びの言葉もありません。

通常運転に戻して 順次提出して参りますので

どうかお許しくださいませ。

 

 

キナくさい世界の流れに

正々堂々と立ち向かっていくためには、

「葉守の癒しパワー」を

ピンと来られた方々にお裾分けしていくことこそ最重要、

という

根拠のない使命感に燃えていた次第でございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープンガーデン一日目

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午前中は

木洩れ陽の美しさを楽しんでいただけ、

午後からは

薄曇りの穏やかな空気感のなか

庭時間を満喫していただけたかと思います。

 


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今回は

ライラック色のベンチに

ラベンダー色クッションをあしらってみました。

 


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ベンチ後ろのノイバラは

かなり咲き進んでしまいましたが。

かろうじて残っている何輪かが

気を吐いてくれているのを感じます。

 

 


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ジギタリス舐めの オルラヤの海。

 


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中のダルメシアン柄が

程よいアクセントとして

効いていますね。

 


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ジューンベリーの色づきは

間に合わなかったなぁ…と思っていたら

1箇所だけこんな綺麗に真っ赤に!

 


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足元の叢では

ヘビイチゴが赤いドットとして

可愛く散りばめられており、

昔ながらの本イチゴも

頑張って色づき始めています!


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葉の蔭から

執念で探し出したものをいくつか、

その場に居合わせた方々と試食。

 

あ、これこれ!!

懐かしい甘酸っぱさを口に含めば

たちまちタイムマシン効果が。

 

小学生からは試食を固辞されましたが(笑)

きっと そんな効果が

彼には必要なかったに違いない、と推測します。

 


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フェイクドアの上で

バラ‘ポールノエル’が咲いています。


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咲いているうちに

なんとかして

噂の名香をかいでみたい…

 


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室内のソファに

先月ベンチを彩ってくれた紫色クッションを移動。

 


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一輪挿しのホタルブクロとの

カラーコーディネートがなかなか良い感じ。

 


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ツリバナや

 


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ネジキの花。

 

清楚な美しさだけでなく

控えめな香りも素晴らしいのです。

(じつはこれ、お客様に教えていただきました。)

 

 


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コアジサイ

軸の紫色の美しさ!

 

 

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窓越しに眺める景色に

もうちょい何か

差し色のアクセントが欲しいかなぁ…

と独りごちていましたら

 



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なんと…!

こんな美しい柑橘タルトを焼いてきてくださったお方が♪

ありがたや ありがたや。

 

こちらも

その場に居合わせた方々と

目でも舌でも分かち合わせていただきました。

 

至福とは

五月のオープンガーデンと見つけたり!

 

 

本日も10:00〜17:00 雨天決行で

こっそり開催しております。

 

想いが天に通じたら

雨はほどほどに上がってくれるはず。

 

よろしかったら

お立ち寄りくださいませ。