緊急事態宣言延長のさなかではありますが
いえ
そんな時だからこそ。
家族や親しい人々との繋がりを
大切にすべきなんではなかろうか。
ヴェロニカさんに
母の日アレンジメントをお願いし、
それぞれの母に
自分たちで届けることにしました。
(http://www.velonica.jp)
いつもながら
シックさと華やかさのあんばいが素晴らしく、
とても素敵に仕上げてくださっています!
こんな微妙な(もちろん良い意味で!)
ニュアンスカラーのカーネーションがあるのですね。
冒頭のアレンジメントで使われていた
ユウギリソウに代えて、
こちらの作品では
藤色の八重咲きトルコキキョウが
フィーチャーされています。
うーむ、
どっちも素敵!
大人っぽい雰囲気の
おしゃれな花の贈りもの。
大人過ぎるぐらい大人な母たちが
喜んでくれたことは申すまでもありません。
紫の穂は
アフリカン・ブルー・バジル。
美味しそうな香り!
ダークバーガンディのスカビオサ。
ピンクッションのようなこの花、
アップでじっくり見てみると
まったく違うものに見えてきます。
立ち現れてくるのは
想像を超えた妖しい魅力…!
ヴェロニカさんには予算だけお伝えして
あとはおまかせで注文させていただいているのですが、
長いお付き合いゆえ
私たち好みの作品に仕上げてくださり
本当にうれしく ありがたく思っております。
プラスワンとして、
家からひと枝切ってきた
ヴァリエガータ・ディ・ボローニャを
母のバカラのベースに生けさせてもらいました。
これは…合う…!!
(自画自賛)
先週木曜日に
綻ぶ寸前の蕾をご紹介させていただきましたが
その後 この花はこんな風に
次々と開花していっております。
この美しさは 只事ではないと感じ、
ついついお裾分けしたくなってしまった次第です。
交換留学生として
ひと枝もらって帰って来たのは
こちらのイングリッシュローズ‘ガートルード・ジェキル’。
何年も前に自分たちで植えさせてもらった苗が
毎年咲き続けてくれているので
うれしい限りです。
あー、これも良い香り〜♪
「濃厚なオールドローズ香」と表現されることが多いのですが
私たちは密かに
理知的な爽やかさもその中に感じ取っていたりします。
名付けの元となっている、
英国の園芸/作庭家
Gertrude Jekyll女史(1843-1932)の
分霊が
一株一株に宿っているのでは…と思いたくなります。
大丈夫。あなたのことは忘れませんよ。
ここ何年か
自分たちの中でバラ熱は冷めきっておりましたが
やはり バラはいいなぁ…!!と
再び 思うに至った今年。
手はかかるけれど
気持ちに報いてくれるのがうれしいですね。
小さなおすすめアイデアとしましては、
ちょっと上のヴァリエガータ・ディ・ボローニャ画像のどれかにあるごとく
英名もしくは学名を筆記体で記入した名札を添えること。
がぜんフォトジェニックになるから
不思議です。
小津監督ではないけれど、
そもそも 自分の字が好きだという前提で語っているわけなので
他の人の書いたものをいいと思ったり
許したりできるかどうかにはまるで自信なし。
もっと歳をとって 何もできなくなってきたら
文字を書いてしんぜよう…とか
要らぬ押し売りをして 暮らそうかな…(笑)
(需要があれば、ですが)
それにつけても
母たちが元気で居てくれる ありがたさ。
いつまで続くかはわかりませんが、
そんなありがたい「今」を
たいせつに 慈しんで過ごしていければなぁ…
と 改めて思った今日でありました。