Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

こっちへ向かいたい。

みなさまからの年賀状のメッセージを

じっくり読ませていただく時間がやっと訪れた本日。

 

567騒動の終息を願い

明るく穏やかな年になってほしい…という

いじらしくも真っ当な想いが

一葉一葉から伝わって参ります。

 

しかしながら

「早くワクチンがみんなのもとに行き渡りますように」的な文言には

ピクリと反応してしまい…

 

本当にそれでいいの?

いや、むしろ 私たちは

その真逆の世界を目指すべきなんじゃないの?!

…と内心思ってしまったことも否定できません。

 

マスメディアで報じられる内容に

直感的に疑問を抱いて久しいわけですが、

自分で多くのことを調べて 

総合的に判断した結果

上の動画で愛先生が語られている内容が

相当真実に迫っているのではないかと思います。

 

 

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例えばですが、

ささやかな畑やプランターで野菜を育てる行為は

これから

どなたの暮らしにも加えるべき要素なんじゃなかろうか?

 


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収穫しても収穫しても

育ってきてくれ、

 

 


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間引きした愛らしい姿の人参や大根は

何も手を加えなくても

十二分に美味しく、

 


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捨てるところもほとんど無く、

 

 


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もちろんちょこっと手を加えても

素晴らしい味覚となる…

 

こんな楽園のような在り様が

日々の意識を少し変えて対処していくことで

どなたにも可能なのですよ。

 

この天下分け目の「今」にあっては、

迷うことなく

こっちの方向へとシフトしたいもんです。

…ご一緒しませんか?

 

 

 

 

 

 

 

一願成就の木

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自宅から最も近くにある神社に聳える

樹齢500年とも600年とも言われる楠の大木。

 


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この丹生神社自体は

水神さんとも呼ばれており

古代にこの近辺で栄えた鏡作りに因んだものだとか。

 


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「丹」は確か水銀のことなので

鏡作りには欠かせない素材であり

その繋がりから

この地に勧請したであろうことが伺えます。

 

その産業はとうの昔に衰退し

何も往時を知る術はないのですが…

 


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この楠とて

その頃のことは知る由もないでしょうが…

 

室町時代

戦国時代、

安土桃山時代

江戸時代…

の人々の営みは 少なくとも見てきたはず。

 

 

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「一願成就の木」として信仰を集めるこの木。

 

お詣りの後 背後に回り込んで

この木のパワーを授かる…

という流れになっております。

 

 

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見上げていると

首が少し痛くなってくるほどの梢を眺めていると

全知全能の神の存在が

とても身近に降り注いでくる気がいたします!

 

さて

お願いした「一願」はと言いますと…

事ここに至ると

「人間が人間らしく生きられる世の中でありますように…」

ということしかないような。

 

セレンディピティをAIにお膳立てしてもらって喜ぶほど

こちとら落ちぶれてないし

そんなの全く

ありがたくももうれしくもないですよね…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Schleichの牛さん

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2021年の弊社年賀状に登場させたのは

こちら、

Schleich社製のホルスタイン仔牛フィギュアでございました。

 


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ドイツのメーカーなれど

生産は中国。

 


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全長6センチぐらいのフィギュアですが

全身の骨格や表情をとても巧みに捉えていて

 


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プラスチックなのに

毛並みもよく表現できてるなぁ…と

感心してしまう良い出来なのです。

 


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哀愁を帯びた眼差し。

 


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どの角度から見ても 隙のない造形。

仔牛のどこか頼りなげな気配が伝わってきます。

 


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尻尾の汚れとか…

 


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蹄の裏の付着物まで…!

 


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潤んだ眼を見ていると

♫ドナドナが聴こえてくるような…(笑)

 


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鼻先の濡れた感じも相当リアルに再現。

 

それでいて、

千円でお釣りがくるという 良心的な価格!

 

牛などの家畜のみならず

魅力的な馬なんかもたくさんいて、

揃えたくなってしまいそう。

 

馬具などのリアルさもすごいし

周辺アイテムの充実を見ると、

こういう玩具で育つ子供が妬ましい気にもなりますね。(笑)

https://www.schleich-s.com/ja/JP/farm-world.html

 

 

明けましておめでとうございます。

↑元旦早々 宮本さんから

素晴らしいプレゼントが…!

 

まっさらな2021年、

何かがガラリと変わっていく予感で

ワクワクドキドキしています!

 

「現実」は

自らの想念が投影されたものなんだな、

とますます実感するようになった近年。

 

余計なものを捨てて

魂を磨いていけたらいいなぁ、と思う次第でございます。

 

みなさま

本年も どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

お正月準備

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あたふたし続けた師走の日々、

気がつけば

今年も余すところあと二日となりました。

 

葉守の玄関には

ヴェロニカさん作のしめ飾りで

新年を迎える準備を。

 

ナンキンハゼの白い実と

ヒカゲカズラが印象的な作品です。

 


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クリスマスから居続けのサンゴミズキ

ツヤツヤの赤い実が美しい千両をプラス。

 


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ドア両脇のアイアンバーへは

奉書で巻いて紅白水引で結んだ松飾りを

目立たないワイヤーで取り付けます。

 


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全貌はこんな様子。

毎年ほぼ同様の飾り付けですが

きっと微妙にどこか違っております…⁉︎

 


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ドアを開けて入った正面

下駄箱の上には、

やはりヴェロニカさん作のお正月アレンジメントで

ハレ感を演出。

 


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森庭の方はというと、

ざっと小径を掃いたり

 


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「じじむさ度」高めのところを整えたりするだけで

時間切れに…

 


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少〜し手を入れるだけで

とりあえずパッと見は復活するのが

葉守の良いところ!

 


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落ち葉をちょいと除けると、

フクジュソウの花芽を発見!

 


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結構増殖していて

あちこちで見つかります!

 


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ぷっくり膨らんできた蕾を見ると

元気をもらえますね。

 


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暴風警報の発令されている中

冷たい風に翻弄され続けている日本水仙

もうフラフラです。

 


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小径の傍らでは

寒気に当たって

イチゴの葉が部分的に紅葉して

きれいな彩りを見せてくれていました。

 


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木瓜(ボケ)の可愛い花や

 


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可憐な四季桜が

この寒波にもめげずに

頑張って咲いています!

 


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骨格(プラス実)だけになったムクロジ

雄々しい姿や

 


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イチョウの凛とした在り様に

冬の潔さを感じて、

身も心も引き締まる思いがいたします。

 

 

何もかもイレギュラーな進行だった今年、

今まで当たり前だと思って従ってきた

長く悪い夢から目が覚めた気もしないではありません。

 

何のために生まれてきたのか。

何が大切なのか。

じっくり考える時間となったと思えば

決して悪くなかったのでは…⁉︎

 

ともあれ、

みなさま 

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

Wild Is The Wind

1976年のアルバムSTATIONTOSTATION収録のこの曲を

1981年のコンピレーションアルバムCHANGESTWOBOWIEに再録する折に作られたPV。

発表から40年経っても、

色褪せるどころか

琴線触れまくりではございませんか。

 

元々は1957年の同名映画の主題歌として

ジョニー・マティスが歌った曲を

その後ニーナ・シモンがカヴァーして評判になり、

ボウイはそれをとてもリスペクトしていたといいます。

 

ジョニー・マティスのオリジナルは

そりゃスムーズでメロウでお上手なのですが

(「メロウ」は死語過ぎて 逆に新鮮⁉︎)、

ニーナ・シモンはその10倍、

ボウイはさらにその10倍、

エモーショナル (俗に言う「エモい」ってやつ!)だと 私は思います!!

 

この曲の印象的なフレーズに

Like the leaf clings to the tree,
Oh, my darling, cling to me

というのがありまして…

秋〜冬に樹木を見上げる際に

頭のなかに流れてくる訳なのです。

 

そう、こういう姿を見るたびに…↓

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しがみついてますね〜

 


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ヤマコウバシは

この状態になってから 相当頑張ってます。

 

 

そして

やがて こんな感じに地面に舞い落ち…↓
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あげく

デッキやアカプルコチェアに刺さってたのには

笑わされました…!

 

 

上空はすっきり晴れ晴れ。
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明るくなった樹下では

サンキャッチャーがキラキラ☆


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スイセン‘ペーパーホワイト'の白さも際立ちます。

 

 

曲の話に戻ると、

ジョニー・マティス

With your kiss the world beginsと歌っているのに対し

ボウイは

With your kiss my life beginsと歌っています。

 

ニーナ・シモンがそう変えていたので

それにならったのですね。

こういうディテールに 神は宿るのだな…

 

You touch me,
I hear the sound of mandolins

という歌詞も

ボウイが歌うことで

深遠で普遍的なyouに聴こえてくるではありませんか。

(こういう考え方・感じ方へのヒントを与えてくれた

岩谷宏さん@初期ロッキングオン には

心からありがとうと申し上げたいです。)

 

この当時 

いや、ずっとそうかもしれないけれど

ボウイは聴き手と確実に繋がろうとしていたという気がし、

インターネットの黎明期にいち早く

BOWIENETを立ち上げたのも

インタラクティブな在り様を求めてのことだと推察できます。

 

到来した「風の時代」に

もうこの世を卒業した彼のこの曲を改めて聴くのは

ちょいと乙で意義深いことですね。

 

(風の時代についてはこちらなどご参照ください↓)

https://mi-mollet.com/articles/-/27093 

 

 

 

Christmas Time Is Here.

みなさま 昨晩のクリスマスイブは

いかがお過ごしでしたでしょうか?

 

クリスマスってそもそも一体何ぞや?…と

毎年悩むチャーリーブラウンに

新約聖書のルカの福音書2章8節から14節までを

滔々と暗唱して

「これがクリスマスの本当の意味だよ」と言うライナス。

(…やっぱり好きだな、

PEANUTSのこの世界観。)

 

 

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プレゼントやパーティーのことしか頭にない

妹サリーに辟易して、

商業主義に毒された世間一般のクリスマスに

懐疑的になったチャーリーブラウンですが

これは作者シュルツ氏の想いでもあったことでしょうね。

 


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わが家はクリスチャンではないので

宗教的バックグラウンドはないのですが…

 

コマーシャリズムに踊らされて、かもしれませんが

子供の頃から何となく祝ってきたことへのノスタルジア

家族が安心してニコニコ楽しめるひとときの貴重さは

大事にしたいなぁ…と思っています。

 

チャーリーブラウンを苛立たせるスタンスなのかもしれません…(笑)

 


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ちなみに

今年のケーキは

Atelier Rosetteさんのタルト・ オ・フレーズ。

心のこもった素晴らしい一台です☆彡

 


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心温まる、センスあふれるデザイン

そして

素材の良さを的確に生かした美味しさ。

 

タイムとセージや エディブル・フラワー

物語をいきいきと彩ってますね。

 

何時間後に食べてくれるかは

買い手の恣意的次元にあることもあって、

神経を使われたことがひしひしと伝わってまいります。

 


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森の小人たち(のピック)は

以前にもどこかで見たことがあるのですが、

このタルトの上での活躍ぶりが

どこよりも一番めざましい気がしました…!

 

魂のこもったお仕事には、心打たれますね。

自分たちも 頑張ろ!!