自宅から最も近くにある神社に聳える
樹齢500年とも600年とも言われる楠の大木。
この丹生神社自体は
水神さんとも呼ばれており
古代にこの近辺で栄えた鏡作りに因んだものだとか。
「丹」は確か水銀のことなので
鏡作りには欠かせない素材であり
その繋がりから
この地に勧請したであろうことが伺えます。
その産業はとうの昔に衰退し
何も往時を知る術はないのですが…
この楠とて
その頃のことは知る由もないでしょうが…
室町時代、
戦国時代、
江戸時代…
の人々の営みは 少なくとも見てきたはず。
「一願成就の木」として信仰を集めるこの木。
お詣りの後 背後に回り込んで
この木のパワーを授かる…
という流れになっております。
見上げていると
首が少し痛くなってくるほどの梢を眺めていると
全知全能の神の存在が
とても身近に降り注いでくる気がいたします!
さて
お願いした「一願」はと言いますと…
事ここに至ると
「人間が人間らしく生きられる世の中でありますように…」
ということしかないような。
セレンディピティをAIにお膳立てしてもらって喜ぶほど
こちとら落ちぶれてないし
そんなの全く
ありがたくももうれしくもないですよね…!