Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

Autumn Leaves (reprise♪)

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もうフィナーレ間近かと思わせておいて、

まだまだお楽しみを残してくれている葉守の庭。

 

写真右はイチョウ、左はアンズ。

それぞれ いい感じの黄葉を競っています!

 


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夕方の青空を背景に映える黄葉!

 


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見上げていると、ちょっと泣けてきそうに…

 


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ようやく色づいたドウダンツツジ

 


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真っ赤なブルーベリーの葉

 


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コバノズイナも真紅に染まって。

 

赤々しい要素がこれだけあると

心にも火が灯るようで

テンション上がりますね…!

 


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道路からも見えるところにあるヤマモミジは

北側に位置しているだけあって

紅葉するにはまだ やや日照不足なのか、

ぼんやりとした彩りにとどまって。

 

と言いつつ、

毎年そこそこは赤くなるので

もう少し待つ楽しみがここにも残っているわけです。

 


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小径がシックな秋色で埋め尽くされていて

もう 春夏の景色をすぐには思い出せないぐらい…

 


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冬咲きの白い水仙'ペーパーホワイト’

 


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ミツバツツジが いちりん

狂い咲きしてしまって、

ちょっとバツが悪そうな様子。

 

妙に暖かい日々のあと

だんだん気温も平年並みに下がってきて、

なんとなく戸惑いながらも

季節はまた 少しずつ先へ進み出したようです。

 

 

 

 

 

 

柿しごと

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お客様宅のガーデンメンテナンスに伺った折、

たくさん成った柿を頂戴いたしました。

 

渋柿ということなので

何かしら加工が必要ですが、

葉守や実家の柿が「裏」だった今年

とてもうれしいいただき物です!

 

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こういう風に枝が残っていれば

紐で吊るして 干し柿にするのですが


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今回は皮を剥く際に

ヘタも切り落として

ドライネットで干すことにしました。

 

ちなみに

あさイチ」の宮本浩次特集を見ながらの、

スイスイ捗る皮剥き作業。

せっかくのゲストなのに扱いが雑なんだよ!…とか独りごちつつも(笑)

 


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ドライフルーツとしては

この形の方が

結果的に食べやすいのは確か。

 


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ひとつしか持ってないネットに

わりとギュウギュウに詰め込んで…

 

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日当たりの良い自宅ベランダに吊るしてみました!

これなら 虫や鳥たちから守られそうで 安心。

 

すごく重たいので

窓上の日除け用フックではもたないと判断し、

手すり柵の角に棒を渡したところへ掛けています。

 

水分が抜けていって

あれ?…と拍子抜けするぐらいの軽さになるのが

待ち遠しい限りです。

 


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一方 その頃 葉守はと言うと…


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ムクロジを筆頭に

かなり樹上の葉の量は減ってきておりますね。

 

枝に残された実が

ツヤツヤ輝いてます。


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物置のところのフジは

思いのほか美しく黄葉。

 

生垣の常緑、

いち早く葉を落とし尽くした久保柿の冬姿と並んで

青空バックに

素敵なコントラストを見せてくれました。

 


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落ち葉掃除がなかなか行き届かないこの頃ですが、

吹き寄せのお菓子のように見えてくる

この渋い彩りのさまざまな葉たちが

なんとも愛おしく感じられて

まるで苦になりません。

(…ということにしておきましょう。)

 

 

 

 

紅葉且つ散る

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何日かぶりで訪れた葉守は

ますます季節が進み…と言いたいところですが、

3日間ほどやけに暖かい日が続いたせいか

ちょっと戸惑って足踏みしている様子。

 

タイトルの「紅葉且つ散る」は

もしかしたらもう少し早い時期の季語なのかもしれませんが

今日の状況には本当にぴったり!

 


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デッキ上には 容赦ない落ち葉…


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絵に描いたようなイチョウの黄葉ですね。


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でも見上げてみると

まだ黄葉に至っていない葉が大半でした。

先は長くなりそう…!



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先日もご紹介した

ドアまわりのナツヅタは更に赤みを増して。

 

 

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森庭アプローチのジューンベリー群は

ほぼ葉を落としてしまいましたが、

わずかに残った何枚かが真っ赤に染まって

存在感を放っております。



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コハウチワカエデ。

本来はもっと綺麗に色づくポテンシャルを秘めた木なのですが…

日照不足ですかね。

 


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ネジキに絡みついたヤブマメ。

すがれた様子に

何とも言えない晩秋の風情が漂います。

 


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今年のドウダンツツジ

色づきが今ひとつだと思うのですが、

部分的にはあざやかな発色があることを発見。

 

落ちてきた枯葉や黄葉とのコントラストが

なかなか素敵。

 


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季節はずれの陽気が続いたせいか

ボケが狂い咲きしています。

 


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こちらは 四季桜

 


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そして 十月桜

 

この桜たちは狂い咲いているわけではなく

シナリオ通りの開花です。

 


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小径という小径に降り積もって


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カサコソ…カサコソ…


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踏みしめる靴底への感触が素敵に心地よい、

冬間近の庭散策。

 

 

 

 

異邦人

本日発売の宮本浩次カバーアルバム「ROMANCE」からの一曲。

 

CDTVでも披露されたようで

そちらも後追いで観てみましたが、

紛う方なき 圧巻のパフォーマンス!!

 

いつも、いつでも、

渾身のパワーが強烈に伝わってまいりますね。

 

往年の歌謡曲に込められた

女性たちのピュアさを掬い取って

他でもない今の時代に発信し直すという

この一連の作業。

 

あなたこそがピュアの権化…☆彡

 

 

 

フィナーレ間近

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ナツヅタの紅葉度合いが進み

遠目にも色鮮やかになってきました。

 


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ドアを縁取る 秋色の絵の具たち。

日のあたり具合とも相まって

この佇まいにはちょっと感動してしまいました…!

 


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森庭アプローチのジューンベリー群。


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「太陽の黄金の林檎」なんて

40年以上前に読んだレイ・ブラッドベリの短編集を

ふと思い出したりして…

 

(思えば

アメリカの最良のエッセンスが詰まっていたなぁ…

こんな混迷の日々が訪れようとは

よもやブラッドベリさんも想像だにしなかったことでしょう。)

 


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周囲の空気を明るく染め上げる

本当に見事な葉色!

 


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デッキそばのヤマコウバシも 

おっとりと紅葉してきました。

 


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ミルクキャラメル色とでも呼びたくなりますね。

 


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ほんのり色づいているのは

庭の奥の方にあるネジキ。

 


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ムクロジ

こうして見ると

全体的にかなり黄色くなってきていますね。


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って言うか

気の早いところはもう茶色くなって

落ちてきてるし…!!

 

また

「散りくるわ散りくるわ♪」の季節が

すぐそこまでやってきてるっちゅうことですね。

 

最早、

どんな季節も

どんな日も

楽しむしかないと思える 今日この頃。

 

すべてに感謝☆彡

ハイドホールのボストンアイビー

息を呑むほど美しい

クリムゾン・カラーの壁面!

 

北側の壁一面を見事に這い尽くした

Parthenocissus tricuspidata(ボストンアイビー)です。

 

紅葉には日照が必要不可欠だと思いますが、

日差しがキツすぎると

紅葉する前に傷んでしまったりすることがあるので

ここの立地条件だと ほどほどに柔らかい陽光を浴びるという訳なのでしょう。

 

それにしても これは素晴らしい!

担当者が 特に色づきの良い個体を

挿し木か何かで増やし続けたという努力の賜物なのですね。

 

壁面に植物を這わせるということで

建物の躯体に悪影響があるのでは…

と懸念する方も多いと思いますが、

ツタの場合 付着根(吸盤のように貼り付く)だけなので 

あまり気にしなくても大丈夫、と

ハイドホールの学芸員であるRob Brettさんはおっしゃっています。

 

まあ、気が変わって

ツタを除去しようとした場合、

付着根自体はそこそこしっかり貼り付いちゃって

跡がどうしても残りますけどね…

 

こんなに見事な壁になるのなら

気が変わることも まずないんじゃないかってことで。

 

 

 

 

 

 

庭粧う

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紅葉を纏った山の表情を表す季語に

山粧う」という素敵な言葉があるようですが

今の葉守はまさに それの庭版。

 

窓の外に広がる

ジューンベリーの黄葉〜橙葉が

見る者の心にも明かりを灯してくれます!

 

 

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ナツハゼの

真っ赤な彩りへと続くグラデーション。

 

 


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日の光を浴びた、

この神々しい感じ…!

 


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ナツハゼから

奥へと続く第二のグラデーション。 

 

左奥に見える隣家のアオダモの紅葉も

ハーモニーの層を厚くしてくれている

大切な要員です。

 

お隣さんには感謝しかございません❤️

 


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青空をバックに

アオダモを見上げてみました。

なんという美しさ!

 


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ポポーの黄葉。

 


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クリアーな黄色が

空間に抜け感と明るさをもたらしていますね。

 


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栗の木に絡みつくツタも

秋色に染まってきました。

 

 


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さながら 壁面を彩るタペストリーのよう。

 


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これからもまだまだ

色鮮やかになっていく予感…!

 

 


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ツワブキの花に埋もれそうなこの辺り。

 


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どちらかと言うと地味に思われがちなツワブキですが、

なかなかどうして

十分陽気な存在感じゃございませんか。

 


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キヨスミシラギク

 


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ノコンギク

 

街角のあちこちで

「菊花展」が開催されていた感じのこの週末でしたが、

ここでも密やかに

小菊が妍を競っていたのですね。

 

キク科の花はあまり好きじゃないから庭には植えないで、

というお声も時折聞く訳ですが…

…悪くないですよー!

むしろ 健気な可憐さと野趣のある品種は

ナチュラル・ガーデンの

マストアイテムなんじゃないかと思う

今日この頃です。

 

時代は

「ペレニアル・ガーデン」なのですしね。