紅葉を纏った山の表情を表す季語に
「山粧う」という素敵な言葉があるようですが
今の葉守はまさに それの庭版。
窓の外に広がる
ジューンベリーの黄葉〜橙葉が
見る者の心にも明かりを灯してくれます!
ナツハゼの
真っ赤な彩りへと続くグラデーション。
日の光を浴びた、
この神々しい感じ…!
ナツハゼから
奥へと続く第二のグラデーション。
左奥に見える隣家のアオダモの紅葉も
ハーモニーの層を厚くしてくれている
大切な要員です。
お隣さんには感謝しかございません❤️
青空をバックに
アオダモを見上げてみました。
なんという美しさ!
ポポーの黄葉。
クリアーな黄色が
空間に抜け感と明るさをもたらしていますね。
栗の木に絡みつくツタも
秋色に染まってきました。
さながら 壁面を彩るタペストリーのよう。
これからもまだまだ
色鮮やかになっていく予感…!
ツワブキの花に埋もれそうなこの辺り。
どちらかと言うと地味に思われがちなツワブキですが、
なかなかどうして
十分陽気な存在感じゃございませんか。
キヨスミシラギク
街角のあちこちで
「菊花展」が開催されていた感じのこの週末でしたが、
ここでも密やかに
小菊が妍を競っていたのですね。
キク科の花はあまり好きじゃないから庭には植えないで、
というお声も時折聞く訳ですが…
…悪くないですよー!
むしろ 健気な可憐さと野趣のある品種は
ナチュラル・ガーデンの
マストアイテムなんじゃないかと思う
今日この頃です。
時代は
「ペレニアル・ガーデン」なのですしね。