Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

ハイドホールのボストンアイビー

息を呑むほど美しい

クリムゾン・カラーの壁面!

 

北側の壁一面を見事に這い尽くした

Parthenocissus tricuspidata(ボストンアイビー)です。

 

紅葉には日照が必要不可欠だと思いますが、

日差しがキツすぎると

紅葉する前に傷んでしまったりすることがあるので

ここの立地条件だと ほどほどに柔らかい陽光を浴びるという訳なのでしょう。

 

それにしても これは素晴らしい!

担当者が 特に色づきの良い個体を

挿し木か何かで増やし続けたという努力の賜物なのですね。

 

壁面に植物を這わせるということで

建物の躯体に悪影響があるのでは…

と懸念する方も多いと思いますが、

ツタの場合 付着根(吸盤のように貼り付く)だけなので 

あまり気にしなくても大丈夫、と

ハイドホールの学芸員であるRob Brettさんはおっしゃっています。

 

まあ、気が変わって

ツタを除去しようとした場合、

付着根自体はそこそこしっかり貼り付いちゃって

跡がどうしても残りますけどね…

 

こんなに見事な壁になるのなら

気が変わることも まずないんじゃないかってことで。