Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

Back for the 2021 Gardening Season

 

アメリカ・オクラホマシティ在住の

ガーデナー兼ブロガー兼その他もろもろインフルエンサーであるLinda Vaterさん。

 

2021の庭シーズン始動ということで、

クリスマスローズについて

動画をアップしてくれました。

 

古い傷んだ葉や茎や落ち葉など

(まとめて“debris”と表現するのですね)

ある程度取り除いてやることで

病気のもとになる雑菌やナメクジなどの心配が減り

新芽(これは“babies”と…!)がはっきり見えてくるのだと。

 

まだ余寒があるなか

マルチングとして残すべきかどうか

常に悩むところですが、

クリーンアップした方が 

急に生き生きと春めいた一角になるのは確か。

気持ちはよーくわかります!

 

 

f:id:Hamori:20210130065350j:image

たまたま昨日

トータス松本目当てで見ていた「あさイチ」でも

クリスマスローズのミニ特集をやっていましたよ。

 

花びらに見えるところは実は萼(ガク)であり

花芯のまわりのところが本当の花なのですが、

そこを強調した新種が作られていたり↑

 

 

f:id:Hamori:20210130065407j:image

ダブル、トリプル、いやそれ以上の

フリフリ品種作りが過熱していたり

 

その他 花の中まで純白のものとか

これまでにない色彩の品種がどんどん現れてきていますね。

 


f:id:Hamori:20210130065411j:image

珍しいものは

一株がこんな値段で流通しているそうな…!

 

ここまでのものに手を出さなくても、

かなり安くなってきたスタンダードな品種でも

そこそこのお値段の ちょいレアなものでも

どれも十二分に魅力的なのが

クリスマスローズ

 

エレガントな花だけでなく

常緑の葉はグラウンドカバーとしても大変有効なので

われわれもずっと

庭のマストアイテムだと 心底思っています。

 

Lindaさんは

お部屋に花をいける際にも

この葉を重宝されているんだとか。

わかるわかる、その気持ち。

 

 

ところで

世界最高峰と言われる、英国王立園芸協会主催のガーデンイベント

チェルシー・フラワーショー」が

9月に延期になったとのニュースが入ってまいりました。

https://www.rhs.org.uk/about-the-rhs/policies/coronavirus-statement

 

秋には567を収束させようという計画なのですね。 

わかります、わかります。

女王陛下のお膝元ですからね。

そろそろ庶民どもにちょっとの娯楽を与えてやろうか…

わらわも見に行きたいし…って感じ?

 

各ナーサリーやデザイナーは

プランツプランをガラリと変えなければならないでしょうから

さぞや大わらわだと思われます。

 

再延期や 挙げ句の果てに中止、なんてことには

絶対なってほしくないので、

Peacefulな世界線に辿り着けるよう

極めて微力ながら 良い波動をじわじわ広げていきたいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャカランダのたね

f:id:Hamori:20210127110951j:image

庭づくりに関わらせていただいた

"自然派"の幼稚園にて

ジャカランダの木の根元に

種が落ちているのを発見!

 


f:id:Hamori:20210127111006j:image

正確には「種鞘」でしょうか。

それにしても

なんじゃ、この形状は…⁉︎

 


f:id:Hamori:20210127110948j:image

平べったいなかにも 微妙な膨らみ。

 


f:id:Hamori:20210127111003j:image

椎茸の笠にも見えてきます。

 


f:id:Hamori:20210127110958j:image

裏:

中に何やら潜んでいる、油断ならない感じ。


f:id:Hamori:20210127110955j:image

表:

どこか宇宙的なフォルムとも言えますね。

 


f:id:Hamori:20210127110944j:image

(↑画像はWikipediaより。下2点も同様。)

 

中はこうなっているらしいことが判明。

この種の数…!

50〜60個は確実にありそう。

 

検索してみると

個人の方が種から育ててみた的な記録が

チラホラ公開されていますが、

耐寒性が弱いので

わが国では冬越しがネックとのこと。

 


f:id:Hamori:20210127111010j:image

オーストラリアはブリスベンにある、

ジャカランダの巨木。

「紫雲木」という呼び名は伊達じゃありませんね。


f:id:Hamori:20210127111013j:image

こちらはジンバブエの街路樹。

桜並木の紫色版といった趣きで、

実際 この景色を目の当たりにすると

夢を見てるみたいな気持ちになるんだろうなぁ…

 

熱海や雲仙、宮崎など温暖な地域で

街おこし的に育てておられると耳にしますが、

今冬の大寒波にも耐えてくれたでしょうか?

なんとかしのいでくれていることを願うばかりです。

 

この近隣では

芦屋川の河畔に一本

御影駅付近で一本

植えておられる個人邸(どなたかは存じあげないですが)を

以前に確認していますので、

5月〜6月に元気に咲いてくれていることを祈ります。

 

巨大に育つ樹木(最大で30mほどに!)なので、

最早これまで!…とばかりに

途中で伐採されてしまうこともままあるジャカランダ

 

個人邸では無理筋と判定されかねないので

園庭や公園でのびのび育ってくれるのが理想かもしれません。

 

 

 

 

変化を求めて

英国ケント州から発信されている

The Middlesized Gardenの

Alexandra Campbellさん。

 

中ぐらいの庭、と言っても

日本の住宅街感覚で見ると 結構広いですよね〜!

 

今回は日当たりのよくない角地をどう使うか

というアイデア集です。

うーむ…ガーデンシェッドを置くか

シーティング・エリアにするかが 

おすすめかなぁ…

 

何でもひとまず試してみて

うまくいかないことがあれば

臨機応変、柔軟に考え直して

また 新しいことにトライしてみる…

この姿勢は大事ですね。

 

弊社アトリエも

この春からは少し趣きを変えていこうかなぁ、

いろいろ模索中です。

 

世界や日本や地球の現状を調べまくって

闇と光のせめぎ合いが水面下で繰り広げられていることがわかった今。

そんな今だからこそ、

より「花がち」な景色を作って

訪れる方々にハッピーな気分になっていただきたい!

…という心境なのです。

 

そうそう それから

ベンチやチェアなどの木部を

きれい系の色に塗り替えたいという野望も…!

上の動画にも ちょこっと色のヒントがありましたよね。

 

 

f:id:Hamori:20210126195804j:image

さて

さらに追加落札し(てしまっ)たスタンプたちが

今日も仲間に加わりましたよ。

 

手押し車のおじさん、いい味出してます!

 


f:id:Hamori:20210126195807j:image

ここまでのすべてのスタンプを

パズルのように

例の缶に納めきることもできて、

ちょっとした達成感。(笑)

 

苺のスタンプを捺したくなる季節には

疫病騒ぎが笑い話になっていますように…☆彡

 

そして

今だけ/お金だけ/自分だけ…という

誰かさんたちの生き方が

みるみる廃れていきますように…☆彡

(陥りがちな罠はそこここにある訳なので

これは自戒も込めて。)

 

 

 

 

 

 

追加キターー!!

f:id:Hamori:20210125093015j:image

スタンプのコレクションに

新顔が加わりました!

 

前回同様

すべてフランスのアンティークです。

 

このポピー柄のは構図も良いし、

茎やつぼみの毛羽まで描かれていて 秀逸な出来。

 


f:id:Hamori:20210125093019j:image

チコリと思われるものは 

マグノリア系のつぼみだと言い張ることも可能⁉︎

 

リンゴを収穫しているおじさんのも

可愛いなぁ…

 

にやにやしながら、

また 村上開新堂のクッキー缶に

恭しく納めました。

(→近日中に登板予定。)

 


f:id:Hamori:20210125093012j:image

こちらは

自宅の北向きの窓辺で待機させている

ヒアシンスの水栽培。

 

かなり芽が成長してまいりました。

 


f:id:Hamori:20210125093025j:image

根元を紙袋で覆って遮光してきましたが

どんな様子か確認してみますと

白い髭根がぐんぐん伸びています!

 

 


f:id:Hamori:20210125093009j:image

毎年思いますが、

これぐらいの時期のありようが

期待に胸膨らませてくれる感じで

咲ききったときよりも ずっと好きかも…

 

はるまついぶき、ですね。

 

フランスの古いスタンプたち

f:id:Hamori:20210121114356j:image

ヤフオクで何となく見つけたこの品々。

恐らく40年〜50年前ぐらい?に作られたであろう

フランスのスタンプたちです。

 

運良く落札することができ、

今日手元に届きました!

 

 

f:id:Hamori:20210121114419j:image

庭仕事をしている人たちや

 


f:id:Hamori:20210121114422j:image

野菜や植物たちが


f:id:Hamori:20210121114415j:image

簡潔な線で表現されていて

とても魅力的なのです。

 

 

f:id:Hamori:20210121114643j:image

一番お気に入りの図柄は この胡桃。

 

f:id:Hamori:20210121114652j:image

思ったより大ぶりのサイズ感…

どういう風に使うか考えるのもまた楽しい時間です。

 


f:id:Hamori:20210121114656j:image

村上開新堂さんのクッキー缶に納めて。

何 このピッタリ感…!

 

もともと それぞれのスタンプの

持ち手側には図柄がないので

捺した紙を貼ってみております。

 

お客様やお取引先への郵便物などに

今後どんどん使っていきますので

ご縁のある皆様はどうぞお楽しみに…!

 

食器でも何でも

日常的にバンバン使っていく主義のわれわれ。

もう 後生大事に仕舞い込んでる場合じゃないですよー。

 

あと2種類

お花の柄のも届く予定。

 

春を待ちつつ

気分も新たに 過ごしていきたいこの頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥たちへのおもてなし

いつも楽しい動画を上げてくれている

Garden AnswerのLauraさんによる、

冬の庭に小鳥たちを呼ぶおもてなしアイデア集。

 

ヒトから見ても、普通に美味しそうなものばかり…(笑)

 

りんごのスライスにピーナッツバターを塗り

シードミックスをまぶしたものと

オレンジのスライスを繋げたガーランドなんか

めちゃくちゃ可愛いし、

鳥たちからたちまち人気を博しそうで

これはやってみたい…!

(簡単そうだし!)

ピーナッツバターってところが、アメリカっぽいですなぁ。

 

 

昨年のオレゴン州の風景だと思われますが、

結構雪深くなるのですね。

これじゃ 小鳥たちもひもじくなることでしょうから、

おもてなし甲斐がすごくありますね。

 

触発されて

葉守でも何かしらやってみようと思います。

 

小鳥用のシードミックスは

こちら↓などで

オーガニックなものをいろいろ扱っておられますね。

(ほぼ自分用メモ)

https://store.shopping.yahoo.co.jp/torimura/a5b7a1bca5.html

 

春を待つ庭に

可愛い訪問者が現れてくれると、

尚のこと うれし楽しくなるのは

疑いの余地なしですからね〜!

 

 

春支度完了。

f:id:Hamori:20210114203454j:image

先日やり残していた

春に向けての葉守メンテナンス。

 

牛糞堆肥(完熟タイプなので

匂いはほぼありません)を

植栽域全体にマルチングして、

ひとまず完成です。

 


f:id:Hamori:20210114203434j:image

ゲウム‘オレンジホビット’や

 


f:id:Hamori:20210114203441j:image

ネモフィラなど、

彩りが欲しくなった地面に植えてみました!

 


f:id:Hamori:20210114203430j:image

マルチングの目的のひとつは

宿根の植物たちに

このリッチな養分をじわじわ効かせて

元気を出させること。

 

初夏には

先代庭主ゆかりのイチゴも

たくさん実をつけてくれるといいなぁ…

 


f:id:Hamori:20210114203438j:image

サンキャッチャーが

冬の日差しを受けて キラキラ☆彡

 


f:id:Hamori:20210114203444j:image

すっきりこっきり葉を落とした木々のおかげで

とても明るくなった林床。

 


f:id:Hamori:20210114203419j:image

こうなってくると

デッキ上にも彩りが欲しくなり…

 

淡い朱色の木瓜を一鉢

仕立てて 飾ってみることに。

 

長谷川陶房の角鉢が

めちゃくちゃ似合って 、

なんて素敵なんでしょう!

 


f:id:Hamori:20210114203423j:image

雲間草も 例年通り登場させました。

こちらも

長谷川陶房の青海波を染め付けた鉢に納まって

安定の存在感!

 


f:id:Hamori:20210114203426j:image

ブリキの大鉢には

フリル花弁のパンジーを。

 


f:id:Hamori:20210114203451j:image

ブルー〜パープル系が

早春にはしっくり感じられるのですが、

特に

こういうインクブルーを薄めた趣きの色が

われわれのお気に入りです。

 

 


f:id:Hamori:20210114203416j:image

春支度に夢中になりつつも、

週末〜週明けに向けてまたやって来る

寒波への備えも 並行して…

 


f:id:Hamori:20210114203448j:image

ただプチプチを被せるだけでも

かなり違うようですよ。

 


f:id:Hamori:20210114203413j:image

気がつけば

見上げた空も淡いインクブルー。

 

枝先にたくさんたくさんつけている

ムクロジの実のイエローベージュとのコントラストが実に美しいのでした。