Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

光と風と水音と…

今のところオフィシャルには
YouTube等経由で間接的に埋め込むしかない仕様の「はてなブログ」に
自分で撮った動画を直接貼り付ける方法を探っていて
streamableというサイトを活用すればできそうなことを発見!
とりあえず 試しに今日の葉守の様子を貼ってみました↓
 
途中でインターホンが鳴ったので
中断していますが…(笑)
 
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白花のギフト

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先日 蕾の状態をご紹介した

葉守のハイノキの花が開きました。

この純な白さ!

 


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西洋タンポポの白い綿毛

ホヨホヨ…!

 

 

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あっという間に というか

結構じっくり時間をかけて というか

狙いすましたタイミングで飛び去っていきます。

 

 

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実家の庭では コデマリが満開で

さながら 白いカスケード・ブーケの如し。

 

 

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どアップで見ると また違う花のよう。

まち針がいっぱい挿さったピンクッション…!?

 


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球根アイリス

 


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単純な白ではなく

仄かな藤色が溶かし込まれているのが

おしゃれポイント。

 


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虫食いに遭いながらも

健気な一輪を咲かせるオオデマリ

咲き始めのこのライムグリーンから

徐々に純白へと咲き進んでまいります。

 

 

 

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ご近所の立派なハナミズキ

樹下から見せていただきました!

 

なんと豪華なキャノピー(天蓋)であることか。

 

 


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先がほんのりピンクに染まった

白い花がびっしり咲き誇っています。

 

春の宵、

夜目にも きっと

明るく浮かび上がるのでしょうね。 

 

 

さて…

この春

ほぼすべての花が

例年よりも長〜く 咲き続けてくれていることに

みなさまお気づきでしょうか?

 

宗教がかった物言いではなく

単なる気のせいや思い込みでもなく、

これは 間違いなく

自然からのメッセージなのだと思います。

 

そのことに気づいたなら、

(守るべきルールは守りつつ)

元気出してまいりましょう!

 

 

 

その他のディテール

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アガルタ行き(という設定)のドアまわりの

ナツヅタに美しい若葉が出てきました。

 


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この柔らかそうなテクスチャー!

そして

瑞々しいことこの上ない この色!

 


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経年で古びた風情のものとのコントラスト。

 

 

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草の間に転がした

古い瓦のパーツも

何かを物語っているかのよう。

 

 


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水温む季節。

池の底の方に隠れていたメダカたちも

上方へとスイスイと泳ぎ出して

復活ぶりを見せつけてくれます!

 

 


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この水鉢で泳いでいるのは 楊貴妃メダカ。

緋色のあでやかなその姿は

金魚⁈…と みんなに思わせてしまいそう。

 


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コハウチワカエデの株立ちの間に

地味〜に巣を張っているゴミグモ。

(←この名前!)

 

これまでよく見ていたのはジョロウグモでしたが

この庭のなかでも

ちょっとした勢力図の塗り替えが?

 


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デッキへ出る掃き出し窓を片側に寄せると

広い開口部になるのですが、

そうなると

ついつい寝そべってみたくなり…

このアングルもなかなか良いですよね?

 

 

出口のなかなか見えない 現在の状況。

元に戻るのには 二、三年はかかるだろう

とも

元通りの世界には もう戻れないかも

とも

言われていますが…

 

この時代に立ち会うように生まれてきた意味

ましてや

この日本に生まれた意味

が きっとあるように思います。

 

自然の中に繰り広げられる事象に

力をもらいながら、

もろもろシステムのリセットが行われたとしても

その後の輝かしい未来を信じて 

明るく生き抜いていきませんか。

 

 

 

 

木のディテール

 

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青い空、白い雲。

おおきな木と ちいさな屋根。

葉守は

まるで童話に出てきそうな佇まいにも思えてきて…

 

 


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すべてが

グイグイ あるいは じわじわ

成長してくるこの季節

 


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とりわけ

新緑のイチョウの葉の美しさ!

 


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大剪定をしてから約2年、

自然らしい樹形に戻って来つつあります。

 


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左から

イチョウ、十月桜、クリ

この三者間の空面積が狭くなってきましたね。

 

 

以下 樹木を観察したディテールのご報告↓

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ブルーベリー

去年より 花つきが良いので 

実にも期待が高まります。

 


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ドウダンツツジ

ブルーベリーの花にちょいと似てますね。

 


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ヤマツツジ

今年植えたニューカマーです。

 


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コガクウツギ

 


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コアブラツツジ

 

 

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コアジサイ

以上 「コ」3兄弟でした。

 


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ノイバラ

 


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ハイノキ

 

 

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ポポーの渋い花。

これがあの果実になっていくとは 信じがたい…

(コレも先代からのヘリテージ植物でございます。)

 

 

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ジューンベリー

花びらはもう散って

果実の準備に入っています。

 

あとひと月で 訪れる

le temps des amélanchier♪が

この鬱々とした自粛期間へ

少しだけ明るい気分をもたらしてくれることでしょう。

 

 

 


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室内に戻って

ふと鏡を見ると…

そこに映る庭景色にハッとさせられ…

 


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実在する風景が反転された

「どこでもない世界」に魅せられて

心を遊ばせる至福のひととき。

 

 

 

 

 

足元のディテール

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足元の草花をチェックしていると

時間の経つのを忘れそうになります。

これはゲラニウムの一種・シオヤキソウ


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こちらは 色違いのシオヤキソウ

 


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イングリッシュ・ブルーベル

 


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先代時代から植わっていたドイツスミレ

 


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ツボサンゴ

淡いブルーとのコンビネーションが絶妙。

 


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アマドコロ

よく似ているナルコユリとの見分け方は…

茎(断面)が角ばっているのがアマドコロなのです。

 

 


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西洋タンポポ

 


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イチゴの花

先代からのヘリテージです。

 


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ヘビイチゴの花

 


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ネモフィラ

お客様のところに植えたものは 得てして

既に間延びしてしまった感がありましたが

この庭のはあまり徒長し過ぎず 

色も鮮やかにキープしつつ

いい感じに推移しています。

(肥料をあまり与えない方が良かったようで…)

 


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大黄花カタバミ

相当パキッとしたレモンイエローですね。

 


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ムラサキハナナが 

本当に長く楽しませてくれています。

アジサイの葉もかなり展開してきましたね。

 


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チューリップ ‘ポール・シェラー’

黒さが増してきたような?

flowers of evil…

 


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直径2ミリぐらいの

小さな小さな キュウリ草の花。

 

 

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ゲウム ‘オレンジホビット

…にヘビイチゴが乱入してます(笑)

 


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ダークカラーのクリスマスローズ


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深山オダマキ

白花は清らかですね〜

 

 


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密かにオルレヤが出番を待っていたり、

 


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ジャーマンアイリスの蕾が膨らんできたり、

 


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ホタルブクロがあちこちに花茎を伸ばしてきたり…

 

次の季節へのスタンバイも

着実に進めている林床なのでした。

 

幻のオープンガーデン最終日

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この週末予定していたオープンガーデンは

逡巡した挙句

諸事情を鑑みて中止としたのですが

そんなこんなに関係なく

庭はこの季節の輝きでいっぱい。

 

 


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あらゆる地植えのものはもちろん、

暮れから玄関の壺に生けている

サンゴミズキ(通称 赤棒)までが

フレッシュな新芽を吹いてきています。

 


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森庭アプローチ。

細かく観察すると

小さな発見は数えきれないほど。

(これについては 追って記事にしますね。)

 


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何株があるミツバツツジが揃って満開に。

 

 


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まだまだ咲いてきそうな蕾もたっぷりあって。

 


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蕊の先端のシルバーはじめ

よくよく見ると

不思議な造形美。

 

 

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高木と下草の中間ゾーンを

程良く彩ってくれる

このサイズ感と形状はありがたいです。

 


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今の時期の庭のカラーリングに合いそうなクッションを

アクセントとして置いてみました。

 


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素材がモケットっぽいので

春には少々時期遅れっぽいかと思いきや

 

 


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この色と柄ゆきは

今のこの庭空間に 実にぴったりのセレクト!

(…と自画自賛)

 


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あー

いろんな方に見ていただきたかった…

 


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チューリップ・マニア

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現在 葉守および

実家の庭で展開中の

さまざまなチューリップたち。


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17世紀のオランダでは

珍しい球根ひとつの価値が

邸宅一軒分の価値をもつまでに高騰したというチューリップ。

 

より美しいものを目指して品種改良を重ねていった

求道心、血の滲むような努力は見逃せませんが…

(そのおかげで 今の時代にも

こんなバリエーションを手軽に享受できているのですし)

 

そういえば

こんな映画もありましたっけ↓

 

お金というマボロシ=壮大なインチキに踊らされる

人間の阿呆らしさ!

 

花は

そんな邪なもののために

咲いてくれる訳ではないのにね…