Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

散りくるわ 散りくるわ

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ついこの間までは

まだまだフレッシュな緑をキープしているように見えていたムクロジの葉。

ふと気がつくと

大部分が黄葉してきているではありませんか!

 

 

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風が吹くたび 吹きやむたびに

はらはら はらはら…

 

 

 


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さっき拾い集めて きれいにしたばかりなのに…

 

 


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ときには こんな塊りで




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バサリと落下。

 

 


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屋根瓦にも

 

 

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小径にも

容赦なく降り注ぎ、

 


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風に乗って

少し離れたところまで

飛んで行っているものも…

 

 

 


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というわけで

この時期

樹下のベンチにしばらく座っていると、

“秋=fall”という意味を

身をもって知ることができるのでした…!

 

 

記事タイトルは

じゃんじゃん落ちてくる木の葉の光景から連想して

「鏡獅子」のお小姓・弥生さんの心境になぞらえてみたもの。

(この長唄のくだりは

本当は 春の牡丹の花のことですけど。)

(20:37頃〜)

〽︎面白うて 寝られぬ…

〽︎葉っぱ見て 明かそ…

 

狂おしいまでの 落ち葉の雰囲気が

少しはお伝えできたでしょうか?

 

 

 

 

 

PAW PAW TREE

 

↑なぜかYouTubeのおすすめに上がってきていた

Jamesさんのポポーに関する動画。

 

AI、おそるべし。

総監視社会、おそるべし。

頭の中や 興味のおもむくところを

先まわりして提示されるのは

ちょっと薄気味悪いし、癪に障るかなぁ。

まあ、これは参考になったのでいいんですけど。

 

ポポーの正しい切り方は

マンゴーとかと同じ手法なのですね。

 

で、

ポポーはPAW PAW だということもわかって

ま、今回は収穫あり。

ポポーだけにね。

お後がよろしいようで…

 

 

ポポー@葉守の関連記事:

https://hamori.hatenablog.com/entry/2019/09/22/165614

https://hamori.hatenablog.com/entry/2019/10/13/132601

 

 

 

 

落ち葉と黄色

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この2〜3日で季節がグンと進み、

ムクロジの落ち葉がアプローチのそこかしこに散乱。

 


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デッキの上も この通り。

 

 


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見上げてみる限りは

まだまだ青くフレッシュな葉がたっぷりと繁っているムクロジですが

最終的にはすべて落ちて来るわけなので…

 

今の落ち具合は

序章に過ぎないことがわかります。

 

 


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うっすら色づき始めたアカシデの足元には…

 

 

 

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花盛りが長く続いていて

 

 


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風にそよぐ風情も好ましい、シュウメイギク

ただ清楚なだけではなく

花芯の黄色が華やかさを添えていますね。

 


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そんな 秋の深まりの中で俄然 躍り出て来たのが、

ツワブキの花!

 

 


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鮮やかなレモンイエローの花は、

シック一辺倒に傾きがちな庭の小気味良いアクセントとして

すこぶる効果を発揮しています。

 


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ギボウシの葉の黄変や

 


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サクランボの葉や

 


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チョウジソウの黄葉。

 


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桜‘一葉’にも こんな感じの色づきが。

 

 

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深まりゆく秋の庭に

ひとときの 「黄色まつり」の季節が訪れております。

 

 

 

 

深まりゆく秋

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日差しからすっかりギラギラ感が薄れて

穏やかな光を感じるようになった

ピースフルな秋の葉守。

 

 

 

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ナツハゼが綺麗に色づきはじめました!

 



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地植えのものはもちろん

鉢庭の中のちっちゃなナツハゼも歩調を合わせているのが

なんだかいじらしい…

 

 


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フジバカマの白い花や

 

 

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台湾ホトトギス

 


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キヨスミシラギク、

 


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ノコンギクなども

それぞれに精一杯の花を咲かせてくれています。

 

秋は空気も澄んできて

それぞれの花色がくっきりはっきりと目に映りますね。

 

それにしても

小菊の類は ピントを合わせるのが至難の技。

いまいちシャンとしてない画像ですみません。

 


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八重のシュウメイギク

例年よりたくさんの花をつけていて

 

 


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白いシュウメイギクの方も

今年はなかなか見ごたえあるボリューム。

 

 

 

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隣家のアオダモにも

うっすら色づきを感じるようになってきました。

それを

我が物のように 楽しませていただく幸福!

渾然一体の陶酔郷…!

 

こんなシアワセ、

グローバル・エリートのみなさんには

逆立ちしてもわかりますまい。

 

柿のその後

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昨日 紙袋に押し込んでいた硬めの柿。

勢いがあるときでないとできないと思い、

えいやっ!…とドライ加工すべく

30個ほど ヘタを取り 皮を剥いてみました。

 

手持ちの果物干し用ネットは

2段になっているので

各15個ずつ 重ならないように並べて干します。

 


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雨が降りそうな日には室内に取り込んだりして

しばらく(一週間ほどでしょうか)待つことにします。

 

あまりカチカチに乾ききらず

セミドライぐらいになったら

食するといいのではないかと。

 

 


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一方

きび糖とレモン汁をかけて

何時間か放置しておいたものは

全体が馴染んで 実から水分もだいぶ出てきました。

 


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汁を絞った国産レモン(無農薬)の皮は刻んで

後から加えようという魂胆。

柿に決定的に不足している「爽やかさ」補填要員です。

 


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コトコト煮てから 

種を取り除くために 裏漉しをして

 

それから

味見した結果の判断で、

仕上げとして

刻んだレモンピール、

煮出した紅茶、

そして 香りの良いウイスキーをプラス。

 

冷ましてみると、

ちょっと心配だったペクチン分も充分含まれていたようで

なかなか良い感じにゲル化しています。

(写真は カットした柿を飾っているので

その下にあるのがゲル化したコンフィチュールです。)

 

ヨーグルトに合わせると

なかなかの美味になりました!

 

今はまだ樹上にある実で作ると

たぶん 更に美味しくなりそうですね。

かくして

柿しごとは 断続的に続いてゆくのです。

 

 

柿のコンフィチュール…か?

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↑ミートボール…ではありません!

久保柿の熟しが進んだ状態のものを選別して

皮を剥いたり、スプーンで中身を出したりしたところです。

 

扱いにくさは

完熟トマトの さらにジュクジュクになった感じと同等ぐらい。

種をこの段階で取り除こうとすると、

目も当てられない惨劇の現場のようになりそうなので

とりあえずそのまま ル・クルーゼに投入。

 

コンフィチュールもどきにしようかと思っていますが…

ちょっと疲れたのと

急ぎの仕事があるので

後ほど再開します。

 

あ、レモン汁と

幾ばくかの きび糖は先に入れとこうかな…

 

なんとなくできるとは思うけれど

いがらしろみさん(コンフィチュールの達人)の記事とか

もっとちゃんと読んどくんだった…

 

 

 

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まだ硬めの、

Jamesさん言うところのcrispyな状態と思われるものは

紙袋にまとめて。

こちらも また後で 何とかしまーす!

 

ニュージャージーの柿

おなじみJames Prigioniさんの秋の庭を

YouTubeで拝見していたら、

育てていらっしゃる柿の様子を伝えるビデオを発見。

コレクションに富有柿もあるんですね。

 

柿自体、

アメリカではあまりポピュラーではなさそうなので

懇切丁寧に紹介してくださってます。

 

まだ硬い状態の実では

そのcrisp感を(時には 人によっては 皮つきで)

楽しむんだっていう感覚や

完熟状態になると

ジェリーのようで すごく甘くて美味しい、とか

こう改めて言ってもらえると

なんだか目からウロコ…!

 

渋柿のことをastringent persimmonって言うんだってことも初めて知りました。

勉強になるわー。

 

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さて

台風19号の前に収穫したまま

何らかの加工をする時間が取れずに置いてある

バケツいっぱいの

われらがプチ久保柿たち。

 

そろそろドライ加工なり何なりせねば…(冷汗)