Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

昨日のつづき

わりと近所で何か普請中だったのか
大工仕事風の音が響いて来ています。
 
サワサワと葉ずれの音。
小鳥のさえずりやカラスの鳴き声。
そして
時々 トントン カンカン…
 
4月の午後の光が 
梢の葉の間からキラキラこぼれて
林床や小径に射し込んでいます。
 
ここには
限りなくピースフルなひとときが…!
 
 
先日 オープンガーデンを中止したせいで
この春の葉守をご覧いただけなかったみなさまに
擬似散策を楽しんでいただければ 幸いに思います。
 
 
最後に映っているのはアンズの木。
今年は数多くの実がとまっているのが確認できました!
 
毎年同じようでいて
どこかが必ず進化している この庭です。
 

光と風と水音と…

今のところオフィシャルには
YouTube等経由で間接的に埋め込むしかない仕様の「はてなブログ」に
自分で撮った動画を直接貼り付ける方法を探っていて
streamableというサイトを活用すればできそうなことを発見!
とりあえず 試しに今日の葉守の様子を貼ってみました↓
 
途中でインターホンが鳴ったので
中断していますが…(笑)
 
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白花のギフト

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先日 蕾の状態をご紹介した

葉守のハイノキの花が開きました。

この純な白さ!

 


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西洋タンポポの白い綿毛

ホヨホヨ…!

 

 

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あっという間に というか

結構じっくり時間をかけて というか

狙いすましたタイミングで飛び去っていきます。

 

 

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実家の庭では コデマリが満開で

さながら 白いカスケード・ブーケの如し。

 

 

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どアップで見ると また違う花のよう。

まち針がいっぱい挿さったピンクッション…!?

 


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球根アイリス

 


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単純な白ではなく

仄かな藤色が溶かし込まれているのが

おしゃれポイント。

 


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虫食いに遭いながらも

健気な一輪を咲かせるオオデマリ

咲き始めのこのライムグリーンから

徐々に純白へと咲き進んでまいります。

 

 

 

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ご近所の立派なハナミズキ

樹下から見せていただきました!

 

なんと豪華なキャノピー(天蓋)であることか。

 

 


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先がほんのりピンクに染まった

白い花がびっしり咲き誇っています。

 

春の宵、

夜目にも きっと

明るく浮かび上がるのでしょうね。 

 

 

さて…

この春

ほぼすべての花が

例年よりも長〜く 咲き続けてくれていることに

みなさまお気づきでしょうか?

 

宗教がかった物言いではなく

単なる気のせいや思い込みでもなく、

これは 間違いなく

自然からのメッセージなのだと思います。

 

そのことに気づいたなら、

(守るべきルールは守りつつ)

元気出してまいりましょう!

 

 

 

その他のディテール

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アガルタ行き(という設定)のドアまわりの

ナツヅタに美しい若葉が出てきました。

 


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この柔らかそうなテクスチャー!

そして

瑞々しいことこの上ない この色!

 


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経年で古びた風情のものとのコントラスト。

 

 

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草の間に転がした

古い瓦のパーツも

何かを物語っているかのよう。

 

 


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水温む季節。

池の底の方に隠れていたメダカたちも

上方へとスイスイと泳ぎ出して

復活ぶりを見せつけてくれます!

 

 


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この水鉢で泳いでいるのは 楊貴妃メダカ。

緋色のあでやかなその姿は

金魚⁈…と みんなに思わせてしまいそう。

 


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コハウチワカエデの株立ちの間に

地味〜に巣を張っているゴミグモ。

(←この名前!)

 

これまでよく見ていたのはジョロウグモでしたが

この庭のなかでも

ちょっとした勢力図の塗り替えが?

 


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デッキへ出る掃き出し窓を片側に寄せると

広い開口部になるのですが、

そうなると

ついつい寝そべってみたくなり…

このアングルもなかなか良いですよね?

 

 

出口のなかなか見えない 現在の状況。

元に戻るのには 二、三年はかかるだろう

とも

元通りの世界には もう戻れないかも

とも

言われていますが…

 

この時代に立ち会うように生まれてきた意味

ましてや

この日本に生まれた意味

が きっとあるように思います。

 

自然の中に繰り広げられる事象に

力をもらいながら、

もろもろシステムのリセットが行われたとしても

その後の輝かしい未来を信じて 

明るく生き抜いていきませんか。

 

 

 

 

木のディテール

 

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青い空、白い雲。

おおきな木と ちいさな屋根。

葉守は

まるで童話に出てきそうな佇まいにも思えてきて…

 

 


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すべてが

グイグイ あるいは じわじわ

成長してくるこの季節

 


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とりわけ

新緑のイチョウの葉の美しさ!

 


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大剪定をしてから約2年、

自然らしい樹形に戻って来つつあります。

 


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左から

イチョウ、十月桜、クリ

この三者間の空面積が狭くなってきましたね。

 

 

以下 樹木を観察したディテールのご報告↓

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ブルーベリー

去年より 花つきが良いので 

実にも期待が高まります。

 


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ドウダンツツジ

ブルーベリーの花にちょいと似てますね。

 


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ヤマツツジ

今年植えたニューカマーです。

 


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コガクウツギ

 


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コアブラツツジ

 

 

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コアジサイ

以上 「コ」3兄弟でした。

 


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ノイバラ

 


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ハイノキ

 

 

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ポポーの渋い花。

これがあの果実になっていくとは 信じがたい…

(コレも先代からのヘリテージ植物でございます。)

 

 

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ジューンベリー

花びらはもう散って

果実の準備に入っています。

 

あとひと月で 訪れる

le temps des amélanchier♪が

この鬱々とした自粛期間へ

少しだけ明るい気分をもたらしてくれることでしょう。

 

 

 


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室内に戻って

ふと鏡を見ると…

そこに映る庭景色にハッとさせられ…

 


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実在する風景が反転された

「どこでもない世界」に魅せられて

心を遊ばせる至福のひととき。

 

 

 

 

 

足元のディテール

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足元の草花をチェックしていると

時間の経つのを忘れそうになります。

これはゲラニウムの一種・シオヤキソウ


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こちらは 色違いのシオヤキソウ

 


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イングリッシュ・ブルーベル

 


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先代時代から植わっていたドイツスミレ

 


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ツボサンゴ

淡いブルーとのコンビネーションが絶妙。

 


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アマドコロ

よく似ているナルコユリとの見分け方は…

茎(断面)が角ばっているのがアマドコロなのです。

 

 


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西洋タンポポ

 


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イチゴの花

先代からのヘリテージです。

 


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ヘビイチゴの花

 


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ネモフィラ

お客様のところに植えたものは 得てして

既に間延びしてしまった感がありましたが

この庭のはあまり徒長し過ぎず 

色も鮮やかにキープしつつ

いい感じに推移しています。

(肥料をあまり与えない方が良かったようで…)

 


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大黄花カタバミ

相当パキッとしたレモンイエローですね。

 


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ムラサキハナナが 

本当に長く楽しませてくれています。

アジサイの葉もかなり展開してきましたね。

 


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チューリップ ‘ポール・シェラー’

黒さが増してきたような?

flowers of evil…

 


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直径2ミリぐらいの

小さな小さな キュウリ草の花。

 

 

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ゲウム ‘オレンジホビット

…にヘビイチゴが乱入してます(笑)

 


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ダークカラーのクリスマスローズ


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深山オダマキ

白花は清らかですね〜

 

 


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密かにオルレヤが出番を待っていたり、

 


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ジャーマンアイリスの蕾が膨らんできたり、

 


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ホタルブクロがあちこちに花茎を伸ばしてきたり…

 

次の季節へのスタンバイも

着実に進めている林床なのでした。

 

幻のオープンガーデン最終日

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この週末予定していたオープンガーデンは

逡巡した挙句

諸事情を鑑みて中止としたのですが

そんなこんなに関係なく

庭はこの季節の輝きでいっぱい。

 

 


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あらゆる地植えのものはもちろん、

暮れから玄関の壺に生けている

サンゴミズキ(通称 赤棒)までが

フレッシュな新芽を吹いてきています。

 


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森庭アプローチ。

細かく観察すると

小さな発見は数えきれないほど。

(これについては 追って記事にしますね。)

 


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何株があるミツバツツジが揃って満開に。

 

 


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まだまだ咲いてきそうな蕾もたっぷりあって。

 


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蕊の先端のシルバーはじめ

よくよく見ると

不思議な造形美。

 

 

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高木と下草の中間ゾーンを

程良く彩ってくれる

このサイズ感と形状はありがたいです。

 


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今の時期の庭のカラーリングに合いそうなクッションを

アクセントとして置いてみました。

 


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素材がモケットっぽいので

春には少々時期遅れっぽいかと思いきや

 

 


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この色と柄ゆきは

今のこの庭空間に 実にぴったりのセレクト!

(…と自画自賛)

 


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あー

いろんな方に見ていただきたかった…

 


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