Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

草の想い

 

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ロックガーデンの傍らで

ひっそり咲いていたヒメウズ。

 

花のサイズは5mmも無いぐらいで

ミニチュア感満載!

ピントを合わせるのが至難の業です。

 


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キンポウゲ科ヒメウズ属またはオダマキ属。

確かに オダマキによく似た面持ちですね。

 

例によって

花びらと見える白い部分は萼。

内側の黄色い筒状のところが花弁だそう。

 


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オランダミミナグサ。

こう見えても、雑草呼ばわりされていても、

ヨーロッパ生まれらしいです。

 


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花弁の先がウサ耳のように割れてて

この花、よく見れば可愛い…かも⁉︎

 

花弁以外の全身の毛羽立ちは

過剰防衛気味にも見えるけれど

自然界で生き抜くためには必然なものに違いありません。

 

 


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踏んでも大したことなく立ち直ってきそうな

日本タンポポ

 


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ポテンチラ・ベルナ。

キジムシロの一種です。

 


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ハナニガナ。

ジシバリにも似ていますね。

 


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カタバミ

見慣れたもののなかに美を見い出すと

しみじみと幸せな気持ちに。

 


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ヒメオドリコソウ

葉はシソ科所属の片鱗を見せる形状をしているのですが

揉むと悪臭を発するという、謎の防禦法(笑)

 

上の方の葉の赤紫への色づきは

実に美しいと思うのですが…!

 

 

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ハコベの花も真っ盛り。

言わずと知れた春の七草の構成員です。

 

 

あらゆるものが色鮮やかにフィーチャーされる

満艦飾の春に少し先んじて、

野草たちが見せてくれる 

いじらしくも力強い、小さな小さな花々。

 

それぞれの草の想いに触れて汲み取る

その機運を大切にしなければ、と心から思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春分の日の妖精茶会

 

(↑真ん中の三角マークを押すと、動画再生されます。)

 

占星術マドモアゼル愛先生から

教えていただいた「妖精茶会」。

 

庭にいる妖精たちと仲良くなりたくて

やり方のガイド冊子も先生のところから購入し、

タイミングが許すかぎり 

この何年か ささやかに

しかし大真面目に催行していたりします。

 

まあ実のところ半信半疑ではあり

遊びの延長には違いないのですが、

妖精たちのいる世界の方が

明らかに素敵だし 夢がありますからね。  

 

目に見える世界しか信じない人は

ちょっと寂しいし、なんとなく残念な一生なんじゃ?

 

 

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以上 二葉の妖精は

シシリー・メアリー・バーカーさんによる作品。

私たち世代だと 

森永ハイクラウンに封入されていた

「フラワーフェアリーカード」を思い出しますが

その原画となったものなのであります。

(https://flowerfairies.com/meet-the-fairies/よりお借りしました)

 

葉守には

もっとリアルな おじさんぽい妖精も

居るとか 居ないとか(笑)

 

 

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 直前の準備しかできなかった今回。

エキナセアベアというハーブティー

(エキナセア、アップル、ローズヒップブラックベリーリーフ、シナモン、ハイビスカスなどのブレンド)に、

移動の途中立ち寄れた

BIGOTの焼き菓子を少しばかりと

彩りとして シュワシュワのキャンディを添えて。

 


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楽しく賑やかで

和やかなことが大好きだという妖精さんたち。

 

ケルト・ミュージックを流して、

興がのれば 妖精さんたちに踊ってもらおうという趣向にしました。

 

 


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窓辺に

妖精さんたち用の小テーブルを用意して、

カチカチと石を鳴らしてお迎えの合図を♪

 


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人間たちもしばしお相伴して楽しませてもらい、

キリの良いところでまたカチカチ石を鳴らして

閉会の合図を送ります。

 

(仕事と仕事の合間の空き時間なので

名残は惜しいですが 今回は手短かに…)

 

 

愛先生や他の方々もあちこちで書いておられますが、

この茶会後は

不思議な世界からのレスポンスで

何やらイタズラやら 試されているような出来事が

頻繁に 起きるとか 起きないとか…(笑)

 

 

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私たちも 過去に

どうしても腑に落ちない奇妙な

(でもちょっと笑っちゃうような)

ことが起こったりいたしましたが、

もはや 割と当たり前に

彼らの存在を受け入れる素地が形成されているので

そんなこんなも なんだか楽しく思えます。

 

健気に咲いてきたスノーフレークの陰に

なんとなく妖精の気配を感じ取ったりしながら、

見えない世界への敬意と感謝が

心に湧き上がってまいります。

 

 

自分たちだけ、今だけ、が

世界をかたち作ってるんじゃない、

ということに気がつけるかどうかを

試されてるように思えるこの頃です。

 

 

*information*

よちよちと Instagram始めました!

https://www.instagram.com/gardenatelierhamori/

よろしければ フォローお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

RHSの長靴

 

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RHS(英国王立園芸協会)のロゴが

ガッツリ入ったこの長靴。

 

 


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実は 15年以上前に

チェルシー・フラワーショーで

なんとなく買ったキーリングです。

 

 


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デスク周りに

なーんとなく長年転がして

眺めるとはなく眺めていましたが、


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これ、

あの子にちょうどいいんじゃない?と閃き…

 


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左右が合わさっていたところを切り離し

バリっぽくなったゴムを

紙やすりで整えて…

 


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履かせてみました!

 

そう、あの子

ペニーブライトちゃんに!!

 


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ぷっくりした幼児体形のペニーブライトちゃん。

ブーツの後ろは やむなく

こんなんなりましたけど(笑)

 

 

よくわかんないのですが…

 

試験的にInstagram始めてみました!

小ネタ集としての位置付けですかね。

 

基本的にオチのないものは好きじゃないので

複数の写真で オトしてまいります(笑)

 

なので

ぜひ 写真はめくってみてくださいまし。

 

 

あと

「インスタは #(ハッシュタグ)が命!」

らしいので

後付けしてみましたよ。

 

かくして、学習はつづく。

 

 

サクラ属前線

 

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ケラスス(サクラ属)とプルヌス(スモモ属)の分類は

国や時代によって

種の範囲が異なってきたらしいですが。

 

欧米の方式に則って

長らくすべてプルヌスだと思っていましたが、

サクラの品種がたくさんある国にふさわしいのは

ケラススの採用のようです。

 

詳しくはwikiをご参照ください↓

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/サクラ属

 

 


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久々にゆっくり眺める葉守の庭は

この暖かさで 一気に春めいて。

 

 

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暖地サクランボはほぼ満開です!

 


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花びらの先の方にだけ

淡いピンクをひと刷毛してある感じ。

なんという初々しい可愛さ

 

 


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秋冬から咲き続けてくれていた四季桜。

 


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一旦 花はお休みして

 


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葉芽の展開に注力するフェイズに移ったようですね。

 


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あ、アンズの蕾が今にもほころびそう!

…と思ったら

 


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梢の方では

もうチラリホラリ

おずおずと咲いているではありませんか!

 

 


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この分では

まだ硬めのジューンベリーの蕾も

 


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今年はつられて

3月中に開花しそうな勢い。

 



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季節が駆け足で通り過ぎてしまうのが

なんだか惜しいような…

 

雨とともに

少し気温が下がってくるらしいので

季節よ どうぞ焦らないで

ゆっくりゆっくり…!

 

 

 

 

放置にも負けず

 

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自宅の犬走りに置いたテラコッタ鉢は

限られた時間帯にしか日当たりが無いのですが…

 


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今年も水仙「テタテート」が

見事に咲きました!

 


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もう何年になるのかわからないほど植えっぱなしで

水やりは天然の雨水のみ。

 

 


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こちらも

すごーく狭い(10cmないぐらい)土部分で

毎年咲いてくれるテタテート。

 

 


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心なしか

上の鉢のものとは微妙に異なる

ちょっとひねりのある黄色ですね。

 

 


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土だけ入っている空き鉢にも

何やら春の訪れが…

 


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可憐なタネツケバナの花が

人知れず佳境を迎えていました!

 

 


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ビンカマジョールにも

今年最初の開花が。

 

一旦弾みのついた季節の進みは

止められない感じ♪

 

 


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アカバナヒメコブシは

知らないうちに咲き始め…

 

ん…?

なんだか爪を剥き出した猫の手みたいにも見えてきますが(笑)

また花びらの先をヒヨドリが貪り食べた?

 

 

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よく見てみると そうではなくて、

晴れの日つづきで

少々水切れっぽくなったせいかも知れません。

悪いことをしました…

 

 


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今年は花つきが良く、

つぼみ予備軍は続々。

 

ヒヨドリたちに見つけられてしまうと

ひとたまりも無さそうですが、

断続的にこの木の前を通る通行人の方々に

ヒヨドリ払いのお役目を期待することにいたしましょう。

 

カラスと違って

ヒヨドリはまだウブだから

人の気配を察知すると 長居できないみたいですものね。

 

 

 

THE SECRET GARDENのその後。

 

 

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2020年からずっと日本公開を待ち続けている

映画「ザ・シークレットガーデン」。

 

それから全く情報が伝わって来ないなぁ…

と悶々としていたのですが(笑)、

意を決して

配給元のキノフィルムさんに問い合わせをしてみました。

 

すると、なんと…!

今秋 キノフィルムさんの展開する

「キノシネマ」系劇場で

公開されるのだそうです!!

やった! 

うれしー♪

 

 

↑こちらが

原作小説の作者 Frances Hodgson Burnettが

一時期そこに住んで

インスピレーションを得た、

Great Maytham Hall(英国 ケント州)の庭。

 

Sir Edwin LutyensとGertrude Jekyllによって

その後 お庭はリノベーションされたそうですが、

秘密の花園たる

ゲニウス・ロキ(地霊)」は不変だと思われます。

 

 

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今作は鳥や蝶などのCGなども多用されて

ファンタジー色がかなり濃くなっているみたいですね。

 

安心して

楽しみに待つといたしましょう。