ロックガーデンの傍らで
ひっそり咲いていたヒメウズ。
花のサイズは5mmも無いぐらいで
ミニチュア感満載!
ピントを合わせるのが至難の業です。
確かに オダマキによく似た面持ちですね。
例によって
花びらと見える白い部分は萼。
内側の黄色い筒状のところが花弁だそう。
オランダミミナグサ。
こう見えても、雑草呼ばわりされていても、
ヨーロッパ生まれらしいです。
花弁の先がウサ耳のように割れてて
この花、よく見れば可愛い…かも⁉︎
花弁以外の全身の毛羽立ちは
過剰防衛気味にも見えるけれど
自然界で生き抜くためには必然なものに違いありません。
踏んでも大したことなく立ち直ってきそうな
日本タンポポ。
ポテンチラ・ベルナ。
キジムシロの一種です。
ハナニガナ。
ジシバリにも似ていますね。
カタバミ。
見慣れたもののなかに美を見い出すと
しみじみと幸せな気持ちに。
葉はシソ科所属の片鱗を見せる形状をしているのですが
揉むと悪臭を発するという、謎の防禦法(笑)
上の方の葉の赤紫への色づきは
実に美しいと思うのですが…!
ハコベの花も真っ盛り。
言わずと知れた春の七草の構成員です。
あらゆるものが色鮮やかにフィーチャーされる
満艦飾の春に少し先んじて、
野草たちが見せてくれる
いじらしくも力強い、小さな小さな花々。
それぞれの草の想いに触れて汲み取る
その機運を大切にしなければ、と心から思います。