Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

百日紅

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葉守サテライト農園(←実家の庭ですが)の百日紅(サルスベリ)。

その名に違わず

7月からずっと咲き続けていて

まだまだ勢いがあります!

 


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もう絶対「亜熱帯」になったな、と思えるこの夏の日本。

常にサウナに居るようなありようが日常となってしまいましたが

百日紅の美しい花が

まさに一服の清涼剤に感じられます。

 

暑さと乾燥をものともせず

みずみずしく元気な百日紅

 


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ミソハギ科に属しているというのが

なんだか不思議なのですが…

 

ザクロやクフェアも同じ科なのは

納得できるような

更にナゾが深まるような。

水草のヒシも

現在ではミソハギ科に分類されているらしいし…

 

 

 

 


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一見 実のようにも見えますが

このあたりはまだつぼみですね。

 


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猿は 実際のところ

この枝では滑らないという情報あり。

ヒョイヒョイと登って行くんだとか…⁉︎

 

 


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樹皮が剥けて

つるんとした幹は

触ってみずにはいられませんね…!

 

 



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近くで

シマトネリコも勝手に脱皮中。

暑さも関係あるのかしら?

 


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すぐそばのアオキはと言うと

灼熱の亜熱帯に

我が身を削っての耐久作戦に出ていました…

 

 

この2、3日 

夕立ちや急な降りに見舞われることがあり

「あー、これで水やりから解放される〜」と

喜んじゃったりするのですが、

意外にあっさり雨雲が去って行ってしまって

ガックリさせられることもしばしば…

 

SOSを発して久しい植物たちに

もっとお湿りを〜!!

限定エリアだけじゃなく、全般的に〜!!

ヘビーなやつをよろしく…!

近頃思うこと。

8/10のロンドン北部プリムローズヒルの様子。

気温35°Cの猛暑に襲われた日とのことですが…

ここでは 割合で言うと

10人中2人か3人はマスク着用しているみたいですね。

でも オープンエアのカフェなんかではマスク無しで普通に賑わっているし

そもそも猛暑日にも関わらず 

そぞろ歩いている人や公園で寛いでる人が多い!

 

8/14のニューヨーク34th street/7th AvenueからMadison Avenueの間はこんな感じ。

夕方ということなので30°Cぐらいかな?

驚いたことに 9割以上のマスク着用率‼︎

ニューヨーカーも変わったなぁ….という気がしますね。

(知らんけど)

 

翻って

灼熱のここ日本では…

都市部においてはほぼ100%と言えるのではないでしょうか。

小学生や幼児ですら…

 

新型コロナウィルスが空気感染するのならともかく、

自身を保菌者と仮定したうえで 飛沫を飛ばさない(という建前の)ためのマスクなんでしょ?

(それも市販品ではほとんど意味がないらしいですが)

 

一人で歩いていたり

自転車で颯爽と走り抜けたりする人々が

ガッツリ装着しているのを見ると、

は〜、マジメかっ⁉︎…って思う以上に

一列横並びの思考停止状態なんではないかと危惧してしまいます。

 

まさに、リアル・「ゼイリブ」の世界!

勝手にOBEY!

(まだ)強制されてもいないのに…

 

 

酸素不足を招いた挙句

免疫力の低下にも繋がりかねないとも言われていますので、

本当に必要と思われるタイミングで使っていけばいいんじゃないかと思います…!

(もちろん装着を要請されている施設内では この限りではありません。)

 

(注:個人の見解です。)

 

 

参考:

うまいことまとめている方のブログ↓

https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12612725154.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旱(ひでり)の晩夏

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8月に入ってからほぼまともな降雨がなく、

葉守の植物たちも

乾燥と高温から青息吐息状態になってきました。

 


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自動散水装置は張り巡らしてあるのですが

ただいま事情により本体が作動しなくなっているのです。

(お客様宅の装置故障の際に 

ここの機器からパーツを取って使わざるを得なかったため。

輸入品の宿命💦)

 


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何日かおきに

ホースでたっぷり水やりをしていても

このところの厳しすぎる日差しには追いつかないようで…

 

 


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木も草も

身体の一部を枯らすことで

なんとか延命を図ろうとしている状態を

あちこちで発見。

健気さに打たれます。

 


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しっかり地に根をおろした樹木でも

葉先がくるんと巻いていたりして

これは声なきSOS!

 

 


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大きく育ってきたレモンもピンチ!!

 


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危機度が高いものからトリアージをつけて

早速水やり救助隊出動。

 


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土の表面だけではなく

 


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中までしっかり浸みこむように

そこそこ時間をかけて…

 


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常日頃

「庭の中高木が根付いたら

雨水だけでやりくりするようになりますから

樹木への水やりは基本的に不要です」

とお伝えすることが多いのですが、

今は明らかに非常事態と言っていい状況。

 

木々や草花の声なきSOSを感じたら

いや 感じなくとも

どうかぜひ

夕方以降に彼等への水分補給を

よろしくお願いします!

 

悲鳴をあげている街路樹にも

立地条件や事情が許せば ぜひ!!

 

 

コロナ時代に大切なこと

コロナ禍は世界的な天の岩戸隠れ。

これがあるからこそ、天の岩戸開きがある。

それは世界のアップデートなのだ…と。

素直にストンと腑に落ちました。

 

仕事=生きること。

(だから、誇りを持ち得ないような仕事に就くべきではない!)

人の幸せを願うこと。

魂を磨くために人間の一生はある。

……

 

神道研究家の方の動画ですが

宗教の枠に納まらない真理を伝えてくださっているので

お時間あらば フラットな気持ちでご覧になってみてくださいまし。

 

自ら アメノウズメノミコトたらんと

M-1グランプリにも挑戦なさるとか…

すごい覚悟です!

応援しなければ…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

籠絡からの解放

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このところ大変に業務が立て込み

綱渡り状態の日々なので

じっくり葉守の植物と向き合う時間がなく…

気がつくと

里庭で 鹿の子百合が花を咲かせていました!

 


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なんか窮屈そう…と思ってよく見ると

ヘクソカズラに思いっきり羽交締めされているではありませんか!?

 

これは 夏場の「雑草あるある」ですが

植えた植物のフォルムが変だな…と感じる場合は

此奴らに絡め取られている状況が殆どなのであります。

 

 


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幾重にも絡んで 締め上げていたつるを

少しずつ外していってやると

あー、助かった!…とホッとした様子の鹿の子百合さん。(笑)

 

 


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クレマチスのためのオベリスクなのに、

この近辺では

勝手にいろんな奴らがつるを伸ばして

幅をきかせているのが困り物。

 

ムカゴが

どうジャンプしたものか

ネックレスのように宙を渡っていたり…

 

 


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イチジク方面へも触手を伸ばしていたり…

 


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そこへ

蜘蛛も便乗して糸を張っていたりするし…

かなりのカオスとなっております。

 

 

カオスと言えば

人間界も相当なものでして…

 

567の致死率よりも 熱中症や低酸素血症の危険度が高いのに

いかなる場合も頑なにマスクをつけている人々の存在が恐ろしいです。

 

大本営発表ばかり鵜呑みにしないで

alternativeな情報にも各自あたってみて、

生き物としての直感を自らに問い質しつつ(←ココ重要!)

手探りで前に進むしかないのではないでしょうか?

 

 

梅雨のかたみに

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北陸・東北以外では既に梅雨明け宣言がなされ

本格的に酷暑の夏を迎えようとしています。

近畿地方は昨日(7/31)に梅雨が明け、

葉守も暑苦しいことこの上なし。

 

終盤に至ったアジサイの大部分を切り取って

トレイテーブルに並べてみました!

 


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アナベルの何株かは残したものの

そのほかのものは一網打尽に仕留めて。

 

色褪せていくものの 滅びの美…

微妙な色の変化がとてつもなく魅力的なのです。

 


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とは言え、

アジサイがマイナスされた後の庭は

かなりスッキリしたのも事実。

清々しさが漂います!

 


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長谷川陶房の一輪挿しに。

 


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Royal Copenhagen

Ursula(シリーズごと廃番)のピッチャーに。

 


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玄関の靴箱の上にも

ダメ押し的にディスプレイ。

 

 

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長谷川陶房作品の楕円ボウル。

この灰釉が

なんと花色を引き立ててくれることか!

大好きな器です。

 

 


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出処不明の青磁(骨董)。

系統の違うブルーなのに 

何故かしっくり馴染みます。

 


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アジサイという

言わば“梅雨のかたみ”を愛でつつ

季節が次の扉を開けたことを実感する、

八月朔日です。

 

 

黄色の効用

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長い梅雨で陽光不足となっている森庭に

ルドベキア'タカオ'のポジティブな黄色が

お日様の代わりの如く

辺りを明るく照らしてくれています。

 

 

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人間の目には見えない

「花蜜標識(ネクターガイド)」を持つと言われるルドベキア

美味しい蜜を求めてそこへやって来る虫を

待ち構えて狩ろうとしているカマキリ…

何ともすごいシステムです!

 

 

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今の時期

黄色が加わらない世界は

ドヨーンとして見えてしまいますね。

 

 


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里庭には、

系統の異なるルドベキア'ゴールドストラム' 。

花びらが細く ちょっと大人っぽい雰囲気です。

 


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秋の七草のひとつ・オミナエシ

その近くでたおやかに咲いてきました。

 

 


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オミナ=女を意味するのですが

ひと回り大ぶりで白い花を咲かせる「オトコエシ」もあるそうな。

でもやっぱり この黄色がいいなぁ。

 

 

そんな黄色い花のありようにも似た

天才・弘田三枝子逝く…

このjazzyな表現力!

55年ぐらい前、18歳当時のパフォーマンスですが

今に至るまで これを超える人はほぼ出現していないのでは?

 

国民栄誉賞などというものがまだ効力があるならば

国民を長年元気づけてくれた

こんなパワフルでソウルフルなシンガーにこそ差し上げて欲しい… 

 

全盛期、もしもアメアイ(American Idol)なんかに出てたら

優勝候補間違いなし!…だったことでしょうね。

 

微かに記憶している、このピチピチ時代。

その後の華麗なるメタモルフォーゼの衝撃。

キワモノ扱いが悲しかった晩年。

ほぼ全てを見てきた自分にもびっくりですが…(笑)

 

パンチが効いた特上の歌唱力とともに

どこか健気で控えめ(天然?)な雰囲気があり

メンタルをやられてそうで実はやられていなかった強さを感じます。

(←初期の頃 才能を妬まれて、  

容姿をひどく貶されるイジメに遭っており

変身したらしたで、激しくイジられ続けた生涯。)

 

とにかく、彼女にとっては「歌うこと」がすべて。

繰り言や恨みがましい思いは全部昇華させて…

何だか潔く、カッコよかったです…!

R.I.P.、ミコさん。