Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

Le Temps des Cerises(写真追加しました!)

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暖地サクランボが

徐々に赤く色づいてきました!

 

狙いに来ているはずの

鳥たちの気配があまりないのは

どうしたことでしょう?

(電磁波が強まったせい…?

これはこれで かなり心配です。)

 

 


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ツヤツヤの赤い宝石!

 


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そりゃあ、山形のさくらんぼには敵いませんが

十分に甘酸っぱい美味しさ。

何より、庭で実を摘んで すぐ賞味できる幸せ。

それは

目にも舌にも心にも沁みわたる幸せと申せましょう。

 

 

あー、でも 許されるのなら

高橋フルーツランド(@山形県上山市)にも

また行きたいな〜。

 

コロナ後 もう元の世界には戻り得ない、

とか言うけれど

“わたしの好きなこの世界”(by  宮本浩次)

をどうこう蹂躙しようというのは

ちょっと許しがたい気がして…

 

サワニよりサニワ。

ひいては「清庭(さにわ)」だと思うぞ。

(都市伝説スペシャルを観てない方には

はぁ???…でしょうが。)

人間だけで世界を構成しているとでも思い込んでるのでしょうかね、全く。

 

 

ひとまず

古き良きシャルル・トレネの唄でも

お聴きくださいませ。

 

Jardin des Iris

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実家の庭で

アイリスの小群落があちこちに立ち現れてきました!

 


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まるで

暦が皐月に入ったのがわかっているかのよう。

 


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元・幼稚園の年少クラス「あやめ組」としては

密かに肩入れしている花でもあります。

(もはや半世紀以上前の記憶…)

 


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ここの染めの鮮やかな格好良さ!!

 


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咲く前の ちょっとかたくなな濃い藍色が

ふわっとほどけて

艶やかな江戸紫へと向かう…

 


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こちらは 黄色のブロッチのタイプ。

 


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虫や小鳥へのアピール度も

さぞや高かろうと思わせる、

印象深い くっきり意匠。

 

 

 


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葉守へと戻って来ると…

あ! ジャーマンアイリス!!

 


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いろいろありましたが、

今年も無事に咲いてくれました。

 


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この色。

この見事過ぎる立体構成。

見飽きませんね〜!

 


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片隅では 黄色一色のジャーマンアイリスも。

 

葉守のジャーマンアイリスが咲くこの季節、

先代庭主からの

時空を超えた洒落たギフトだなぁ…と

思わずにいられません。

 

RhododendronとPaeoniaceae

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青空を背景に

華麗に咲き誇るシャクナゲ

 

 

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蕾が膨らんでいく過程も

ワクワクさせてくれるこの花。

 


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同じ科だけあって

ひとつひとつの花はツツジそのもの。

この科の特徴である

合弁花(花びらが分かれていない)となっております。

 


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ツツジ ‘老いの目覚め’は

目にも鮮やかな きっぱりしたフクシャレッド。

しかし、身につまされるネーミングです…(笑)

 


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昔から植わっていて 品種不明の一株。

琉球ツツジ系の ‘桜衣’かなぁ…?

 


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ヤマツツジ

このちょっと褪せて見える色は

何色と言えばぴったりくるのでしょう?

真赭(まそお) か 潤朱(うるみしゅ)が

近いように思いのですが…

https://www.i-iro.com/dic/category/jpn

 

 

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ヒラドツツジは ひと足遅れて展開する心づもりのようで…

ほかの春の花々が

まだまだフレッシュさを保っているなか

空気を読んで足踏みしてくれているのを感じます。

 

 

 


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こちらは お客様宅のボタン。

かなり古い株ですが

折に触れて

肥料を与えたりして見守ってきたのが

奏功したのか、

これまでで一番花をつけました!

 


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チューリップとかの中を覗き込んだときと同様、

絶妙な色合わせや造形美に驚かされます。

 


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濃いマゼンタの方も この通り。

見飽きることのない 美しき小宇宙ですね。

 

 

空白に感じられるこの期間にあっても、

自然は刻々と歩みを進めて

その日その時の光にふさわしいものを

眼前に繰り広げてくれています。

 

愚民化のためにお膳立てされたあれこれに

うかうか乗ってる暇なんて

本当はないんじゃないでしょうか⁉︎

 

昨日のつづき

わりと近所で何か普請中だったのか
大工仕事風の音が響いて来ています。
 
サワサワと葉ずれの音。
小鳥のさえずりやカラスの鳴き声。
そして
時々 トントン カンカン…
 
4月の午後の光が 
梢の葉の間からキラキラこぼれて
林床や小径に射し込んでいます。
 
ここには
限りなくピースフルなひとときが…!
 
 
先日 オープンガーデンを中止したせいで
この春の葉守をご覧いただけなかったみなさまに
擬似散策を楽しんでいただければ 幸いに思います。
 
 
最後に映っているのはアンズの木。
今年は数多くの実がとまっているのが確認できました!
 
毎年同じようでいて
どこかが必ず進化している この庭です。
 

光と風と水音と…

今のところオフィシャルには
YouTube等経由で間接的に埋め込むしかない仕様の「はてなブログ」に
自分で撮った動画を直接貼り付ける方法を探っていて
streamableというサイトを活用すればできそうなことを発見!
とりあえず 試しに今日の葉守の様子を貼ってみました↓
 
途中でインターホンが鳴ったので
中断していますが…(笑)
 
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白花のギフト

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先日 蕾の状態をご紹介した

葉守のハイノキの花が開きました。

この純な白さ!

 


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西洋タンポポの白い綿毛

ホヨホヨ…!

 

 

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あっという間に というか

結構じっくり時間をかけて というか

狙いすましたタイミングで飛び去っていきます。

 

 

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実家の庭では コデマリが満開で

さながら 白いカスケード・ブーケの如し。

 

 

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どアップで見ると また違う花のよう。

まち針がいっぱい挿さったピンクッション…!?

 


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球根アイリス

 


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単純な白ではなく

仄かな藤色が溶かし込まれているのが

おしゃれポイント。

 


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虫食いに遭いながらも

健気な一輪を咲かせるオオデマリ

咲き始めのこのライムグリーンから

徐々に純白へと咲き進んでまいります。

 

 

 

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ご近所の立派なハナミズキ

樹下から見せていただきました!

 

なんと豪華なキャノピー(天蓋)であることか。

 

 


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先がほんのりピンクに染まった

白い花がびっしり咲き誇っています。

 

春の宵、

夜目にも きっと

明るく浮かび上がるのでしょうね。 

 

 

さて…

この春

ほぼすべての花が

例年よりも長〜く 咲き続けてくれていることに

みなさまお気づきでしょうか?

 

宗教がかった物言いではなく

単なる気のせいや思い込みでもなく、

これは 間違いなく

自然からのメッセージなのだと思います。

 

そのことに気づいたなら、

(守るべきルールは守りつつ)

元気出してまいりましょう!

 

 

 

その他のディテール

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アガルタ行き(という設定)のドアまわりの

ナツヅタに美しい若葉が出てきました。

 


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この柔らかそうなテクスチャー!

そして

瑞々しいことこの上ない この色!

 


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経年で古びた風情のものとのコントラスト。

 

 

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草の間に転がした

古い瓦のパーツも

何かを物語っているかのよう。

 

 


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水温む季節。

池の底の方に隠れていたメダカたちも

上方へとスイスイと泳ぎ出して

復活ぶりを見せつけてくれます!

 

 


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この水鉢で泳いでいるのは 楊貴妃メダカ。

緋色のあでやかなその姿は

金魚⁈…と みんなに思わせてしまいそう。

 


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コハウチワカエデの株立ちの間に

地味〜に巣を張っているゴミグモ。

(←この名前!)

 

これまでよく見ていたのはジョロウグモでしたが

この庭のなかでも

ちょっとした勢力図の塗り替えが?

 


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デッキへ出る掃き出し窓を片側に寄せると

広い開口部になるのですが、

そうなると

ついつい寝そべってみたくなり…

このアングルもなかなか良いですよね?

 

 

出口のなかなか見えない 現在の状況。

元に戻るのには 二、三年はかかるだろう

とも

元通りの世界には もう戻れないかも

とも

言われていますが…

 

この時代に立ち会うように生まれてきた意味

ましてや

この日本に生まれた意味

が きっとあるように思います。

 

自然の中に繰り広げられる事象に

力をもらいながら、

もろもろシステムのリセットが行われたとしても

その後の輝かしい未来を信じて 

明るく生き抜いていきませんか。