青空を背景に
華麗に咲き誇るシャクナゲ!
蕾が膨らんでいく過程も
ワクワクさせてくれるこの花。
同じ科だけあって
ひとつひとつの花はツツジそのもの。
この科の特徴である
合弁花(花びらが分かれていない)となっております。
ツツジ ‘老いの目覚め’は
目にも鮮やかな きっぱりしたフクシャレッド。
しかし、身につまされるネーミングです…(笑)
昔から植わっていて 品種不明の一株。
このちょっと褪せて見える色は
何色と言えばぴったりくるのでしょう?
真赭(まそお) か 潤朱(うるみしゅ)が
近いように思いのですが…
https://www.i-iro.com/dic/category/jpn
ヒラドツツジは ひと足遅れて展開する心づもりのようで…
ほかの春の花々が
まだまだフレッシュさを保っているなか
空気を読んで足踏みしてくれているのを感じます。
こちらは お客様宅のボタン。
かなり古い株ですが
折に触れて
肥料を与えたりして見守ってきたのが
奏功したのか、
これまでで一番花をつけました!
チューリップとかの中を覗き込んだときと同様、
絶妙な色合わせや造形美に驚かされます。
濃いマゼンタの方も この通り。
見飽きることのない 美しき小宇宙ですね。
空白に感じられるこの期間にあっても、
自然は刻々と歩みを進めて
その日その時の光にふさわしいものを
眼前に繰り広げてくれています。
愚民化のためにお膳立てされたあれこれに
うかうか乗ってる暇なんて
本当はないんじゃないでしょうか⁉︎