Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

試運転!

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仲間うちの楽しみと ちょっとしたイベントなどにも使いたくて

憧れのWeberグリルをついに入手。

 


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さんざん思い悩んだ挙句

蓋に温度計がついていて 灰受けボウルが深めの

このタイプに決定。

 

ホイールキャップの赤がアクセントになっていて

庭の緑に映えてますね〜。

カワイイ!

 

 


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この温度計もハンドルも

三本足も車輪も

パーツを自分ではめ込んで組み立てて完成させるのですが、

 

アメリカンな製品にありがちな

ラフ過ぎてイラつく仕様かと思いきや、

IKEAものほどの苦労はなしに

割と楽勝気味にできあがりました。

 

 


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純正アクセサリーはカッコいいけど高いので、

耐熱グローブはamazonで見つけたノーブランド品を購入。

炭用トングは とりあえず手持ちのものでいっときます。

 

 

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ドキドキしながら

手引き書通りにラピッドファイアスターターなどを駆使して熾した炭火。

 

難しい火熾し作業、

意地を張らずに

文明の利器は やはり使うべきですね。

 

じわじわ周辺まであったかいので

ちょっと前までの灼熱の真夏には

絶対ムリな作業。

 

 


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炭に着火して安定するまでの間に

テスト食材である さつまいもとバナナを準備します。

 

さつまいも(紅あずま)は新聞紙にくるんで濡らしてから

アルミホイルで包みました。

バナナは一応洗って そのままでOK。

 


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初使用の際には 空焼きを30分はすべき、

との記載にもかかわらず

待ちきれずに15分後に さつまいも投入!

 

情報によると

お芋は焼き上がりまで40分ぐらいかかるらしいし。

 

 


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空焼き完了後、すかさず投入したバナナの15分後。

皮が真っ黒になってきました。

 


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ひっくり返して まだまだ焼きます。

あれっ?

焼き茄子作ってたんだっけ?

…と勘違いしそうなルックスに。

 

実際、焼き茄子同様

ちょっと爆ぜてしまったりもして…

 

 

 

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爆ぜる寸前

皮にちょっと裂け目ができて

ジュワッと水分が覗いたら、

それができあがりのタイミング。

 

この焼きバナナ、

いただいてみると若干お芋っぽい趣きもあり

従来のバナナ観を覆す美味しさ!

 

なぜか少し酸味も感じて

いっぱしのデザートっぽい。

(シナモンとかラム酒とか ちょっと振ってみたりして

変化をつけるのもありかな。)

とにかく 一度は試してみる価値があると思います。

 

 


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遠火で合計50分近く焼いてみたお芋。

外から触ってみるだけでも 柔らかく焼きあがっているのがわかります!

 


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半分に割ってみました。

ホクホクかつ ねっとりしていて

すごく美味しそう!

 

 

 

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そのままでも美味しいのですが

バターと岩塩をプラスすると…

こ、これは!

…スイートポテトじゃございませんか⁉︎

旨し!

 

そんなこんなで

おっかなびっくりの試運転は

なかなかの成功裡に終わりました。

 

この炭手前、

さまざまなコツを掴んでいって

それぞれの食材を生かす調理ができるようになりたいものです。

 

本格始動が待ち遠しい…!

 

 

 

 



 

水中メガネ

1999年7月リリースのこの曲。

ワタクシ的には

勤め人を辞めて生き方を模索していた時期にあたり

FMを聴く時間が十分にあったため

ヘビーローテションのこの曲にハマっていたように思います。

 

歌っている(ことになっている)Chappieというのは

デザイン集団GROOVISIONSが作ったキャラクターで

まあ、言わばヴァーチャル・アイドルですね。

 

作曲:草野正宗、作詞:松本隆

駄作になるワケがない、黄金コンビ!

 

草野氏がセルフカバーしたヴァージョンもありまして。

 Chappieのときにはあまりわからなかったスピッツぽさが炸裂しとりますね。

 

そのときの自分の心持ちや

世間の空気感を瞬時に思い出すことができるような

タイムカプセルみたいな曲のひとつなのであります。

 

ハズレのない草野氏&松本氏の作品であり

基本的に大好きな世界ではあるのですが、

途中で出てくる

♪岩陰でいちゃついてた あの夏の匂い…

の「いちゃついてた」というワードだけが

ほんのり違和感を醸し出してるなー、と

思わずにいられません。

ほんのりとした破壊力。

 

自分で言うか?っていうハナシですよ。

そんな女の子

(いや、男の子でも)

イヤじゃないっすか…?

 

草野・松本両氏の世界とも

どうもそぐわないような…

そういう下世話なあれこれが無い世界を構築してきたご両人なのですから。

 

敢えて 引っかかりを仕込んだとも考えられますし、

制作当時 50歳の松本氏

イマドキの若い子はこんな感じ?…って忖度なさったのか?

 

20年経っても やはり聴き流すことができなかったのは

自分の進歩の無さでもありますねぇ。

 

going my way

 

本日公開された宮本浩次のMV。

月桂冠のTHE SHOTという新しいスタイルの日本酒コマーシャルとのタイアップ・ソングです。

いわゆる「コップ酒」だと

どうしても やさぐれちゃいますが、

おしゃれにカッコよく飲んでほしい…

というコンセプトの体現者に

ミヤジを充てたところが素晴らしい。

 

♪謂わば
こんなルールない 勝ち負けもない♪ 

…という歌詞以上に、驚くべき説得力が繰り出されてまいります。

 

 

♪僕らは遠回り 

言わば抜き足、差し足で歩いて来たけど

時という名のトンネルくぐり抜けて

今の我らに乾杯♪

…このくだりは

わが同級生たち(最早、おじさんですが)が

ちゃっかり自己投影しそうなベタな表現とも言えますが…

 

このストイックな体型と

少年が垣間見えるようなお顔でありながら

五十路の哀愁漂う渋オジが

落ち着きないオーバーアクションで吼える、

比類なき格好良さが主眼なのであります。

あぁ、なんて真っ直ぐな人なんだ。

 

NHK児童合唱団の血脈を感じさせる

自らつけたコーラスワークも 大変きれい。

ホント、奇跡の53歳!

 

 

 

 

 

 

Late Summer Harvest

先日の台風10号による

被害に遭われた地域の方々には

衷心よりお見舞い申し上げます。

 

ここ阪神間におきましては

その壮大な前口上に見合わない

(それに越したことはないのですが)

大きな影響はほぼない通過状況でありました。

 

降水時間もそう長くはなかったものの

久々の ややまとまった雨量となり、

植物たちにとっては ホッとひと息つけたのでした。

 

 

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この1カ月近く

土はカラッカラになっていたので

植物たちはさぞや

ゴクンゴクンと喉を鳴らしたことでしょう。

 


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葉守サテライト基地である実家の畑では

この2か月というもの次々と楽しませてくれた夏野菜たちが…

 


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そろそろピークを過ぎ、

自らの幕引きを少しずつ意識し始めたような…

 

 


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本日の収穫の一部。

採れたての鮮度の良い美味しさは

何ものにも代え難いし、

こうして写真に撮ると

改めて けなげな生命力の美を感じます。

 


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色づきを心待ちにしていたパプリカは

気温が高すぎたせいか

長く置いた弊害で お肌にあばたが出現。

亜熱帯みたいになっちゃったこの辺の気候では

もう厳しいのかなぁ…

 

どうしても比べてしまいますが、

ニュージャージーのJamesさんのforest gardenにおける

晩夏の収穫野菜のひと篭は

なんてカラフルで美しいのでしょう…↓

 

ご本人もおっしゃってますが、

自然(+彼の努力)が生み出すこの色彩には

どんな絵だって叶いませんね!

 

 

これは、憧れる!

紫のインゲンやパプリカ、 白いナス、薄緑のトマト、微妙なグラデのミニトマトなど

おしゃれ作物を ダメ元で来年は導入してみたくなります。

 

それにしても

25℃ぐらいで 柔らかな小雨の降る気候は

うらやましい…

長袖シャツをさらりと着て過ごせる季節に

この亜熱帯も 早く移行してくれないものでしょうか。

 

 

 

台風への備え

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動きの遅い台風10号

備える時間は十分に与えられていますが…

 

 

 

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いつもウッドデッキ上に飾っている「鉢庭」たちを

風の影響を受けにくい地面

そして

低木の繁みによる庇護のもとへと

集結させました。

 

折れた枝など飛来物による破損も

できるだけ避けたい気持ちです。

 

例えばムクロジの実など高いところから落下するだけでも

加速度がついて結構な破壊力に転じるのですから…

 

 

 

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倒れてしまいそうなものは

あらかじめ倒しておくのが鉄則ですね。

 

このほか

木から吊るしたバードフィーダーや

ガラス風防を持つランタンなど

落ちて惨事を招きかねないものは

緊急避難させました。

 

あちこちの枝から吊り下げている

ガラスのサンキャッチャーは…

風に激しく翻弄されてしまうのはわかっていても

そのままにしてしまいました。

 

翻弄の結果、

吊るしているテグスによって

枝にぐるんぐるん巻きになってしまっているのを

昨年発見して 目が点になったのでしたが…

どうか堪えてくだされや…

 

 

 

 

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テーブル&チェアは畳んで

「伏せ」の状態へ。

 

 

 

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昨年の強烈な台風では

少し屋根瓦がずれたりしたのでしたが 

これに関して予防策や なすすべは特になく…

ひたすら無事を祈るのみ。

 

 

 

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せっかく綺麗に咲いたムクゲ

次々とつぼみが用意されていますが

明日 明後日は受難の日となってしまいそうですね…

 

 

 

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玄関ドアに吊るしていたオーナメントも

とりあえず外しておきましょう。

 

 

昨年の台風の物凄さは

かなり神経戦となってこたえましたので

大型台風への警戒は怠らないようにしたいものの、

結局のところ

一定レベルを超えた勢力のものに対しては

採るべき策にも限りがあるなぁ、と

無力感に苛まれます。

 

天にまします神様・仏様

そして ご縁のある諸先輩がた

どうぞこの地をお護りくださいますように…

 

あわせて

各地の被害が どうか最小で済みますように…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

wither and fadeの美(追記あり)

残暑お見舞い申し上げます。

(文字通りの「残暑」となるよう

この酷暑が早く収束に向かってくれるとよいのですが…)

 

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緑陰のなかに

元気な明るさをもたらしてくれているのは

ルドベキア‘タカオ’の一群。

もりもりと大株に成長し続けています。

 


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咲き終わりのヒメアジサイ

半分ぐらいは花後に剪定しましたが、

残したものもあり

今 こんな感じの「微妙色」に変化してきています。

なんとも言えない  素敵なニュアンス。

 

 

 


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同様に残して

楽しませてもらっているアジサイアナベル’。

緑→白→緑の変遷を経たグリーンボールが

晩夏の庭に映えますね。

 


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アプローチ脇のヤマアジサイ‘海峡’には

侘び寂びの気配。

 

 


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鉢庭にも植え込んでいる‘海峡’。

衰えていきつつ放っている

紅色の残り具合が鮮やかです。

 


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しおれたり 色褪せたりしていく過程すら

儚くも美しい…

 

 


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中には 枝が折れてしまったものもあったり

また 強い日差しがたまたま当たる場所だったりすると

このように 枯れ枯れ状態になっているのですが、

一連の「微妙色」のものとの違いは

やはり 水分供給の有無なのだなぁ、と思います。

 

こんな あえかな美しさを生むのは

偶然の積み重ねである

絶妙な環境バランスによるところが大きいのですね。

 

 


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対するノリウツギ‘ライムライト’は

引きつづき絶好調。

こちらはピチピチの魅力。

 

知久寿焼「月がみてたよ」

♪ぴちぴちの頃も しわしわになってからも〜♪

という一節が沁みます。身につまされます。

(注:  3:48ごろ)

 

 

盛者必衰。

生者必滅。

 

自分たちこそ そうなのだから

限りあるいのちを愛でて過ごしたいと思うのでしょうね。

 

 

(追記)

今回の記事タイトルですが、

無論 Roxy Musicの Just Like Youの歌詞から想起したものであります。

 

1973年のアルバムStrandedを

後追いで1976年頃に入手して聴いた曲ですから

かれこれ43年前…(嘘でしょ⁈)

 

その頃に触れたあれこれのことは

しっかりわが血肉となってるなぁ。

一字一句忘れてない。

(←いや、ほぼ というか 大体ですけどね。

しかも すごくジャンル限定。)

昨今の忘れっぽさ、覚えていられなさが

実に情け無い…

 

 

夏フェス⁈

毎年 お盆前に剪定・葉刈りに伺っているお宅。

敷地が広く樹木も多いので

フルメンバー(7〜8名ぐらい)に召集をかけて

朝から夕暮れ間近まで 懸命に作業させていただいております。

 

かれこれ15年以上 夏の恒例行事となっているので

蝉しぐれの中

時には蜂に刺されたりもしながらも頑張り、

作業終わりには 労をねぎらうスイカなどいただきつつ 涼ませていただいたりして

なかなか充実感のある一日なのです。

 

そう

さながら 夏フェスのような

しんどさと 楽しさと 達成感が味わえるのですよ。

(←ちょっと言い過ぎ?)

 

 

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満開のサルスベリの花。

夏らしい青空と白い雲。

 

 


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蜜を求めて 蜂さん御一行が大挙ご来訪。

 


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今年もカリンは豊作。

このまま 虫に目をつけられなければいいのに…

 


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大木のカキにも たわわな実り。

去年のような激烈な台風に襲われませんように…

 

 

いろいろキナ臭く演出された世界情勢。

本当に大切なことから目をそらさせるための茶番劇の数々。

 

そんなこんなに関わらず

この日本には

ご先祖様への感謝と祈りの季節が

まもなくやって参ります。

 

いま生きていることの、ありがたき幸せ。

それに気づけば

為すべきこと・選ぶべき道は

自ずと見えてくるのでは。

 

…なんて想いが

夏フェス@剪定現場で 降ってきた次第です。

 

みなさま どうぞ良い夏休みを!