例年なら大勢の花見客で賑わうはずの夙川。
(↑兵庫県フォトライブラリーより)
所用で近くまで行く必要があり
どうせなら…と川べりを歩いてみることに。
飲酒や宴会などの自粛要請により、
そぞろ歩いている人がちらほらいらっしゃる程度で
むしろ しみじみと好ましい光景に見えてしまいました。
“桜守”として有名な笹部博士ゆかりの
「西宮権現平桜」は 凛とした一重咲きの花。
北山植物園でバイオ技術により増殖されたのだそうです。
こちらは「夙川舞桜」。
この界隈で自然交配により生じたとのことで
半八重〜八重の可愛い雰囲気の花です。
いずれも西宮市のオリジナル品種と位置づけられているようですね。
阪急夙川駅ホームに上がると、
桜特有のクマリンの香りがマスク越しにも感じられます!
何という ピースフルさ!
コロナウィルス蔓延後の世界は
経済崩壊から始まり
すべての国家の存亡が危ぶまれている訳ですが…
能天気に楽観視するのも、
恐怖に震えるだけなのも、
違うんじゃないか…と思います。
この地球上には
元々は 満ち足りた世界、
尽きることのない自然サイクルの世界があったことを
今こそ思い出して
立ち返るべきターニングポイントなのだと
考えずにはいられません。
もっともらしく従わさせられてきた
狂ったマトリックスのありようが
今回の一連の流れで
逆説的にわかった人も少なくないのでは。