先日まで再整備工事が行われていた近所の公園。
尋常ならざる社会状況の中、
桜の季節までに完成させようという
気概と結果に感謝したいです。
敷地内の4分の1ぐらいは
この傾いだ桜の大木が占めている感じ。
根の保護のため 柵が設けられていて
枝の懐には入れなくなっちゃってますが
それでも 迫力は抜群。
近所の人々の憩いの場所として
毎春 ピクニックシートを敷いて 飲食を楽しむグループが見受けられるのですが、
今年は比較的静かなもの。
柵ギリギリまで行って
強引に
桜の懐に入った気分に浸ってみたり…(笑)
花越しに眺める空の 癒やし作用は絶大!
一般に樹齢60年ほどと言われるソメイヨシノ。
この手厚い保護が功を奏して
いつまでも人々を楽しませてくれるとうれしいのだけれど。
ところで
老木のソメイヨシノは
必ず左巻きにひねりが入っていますね…
足元には 草も萌えはじめていて。
花びらに分かれず 萼ごと落ちた花は
すずめたちの仕業でしょうか?
何にせよ
breathtakingなコントラストの美が
そこに立ち現れています。
ほぼ何の憂いもなく
ただただ桜に見とれていればよかった
昨年までの春…
確実にフェーズが変わってしまった今年、
それでも一縷の希望を信じていきなさいよ と
桜の精は
語りかけてくれているように思えます。