緑がまた一段と濃くなった森庭。
そこで飄々と曲線を空中に描いているのは…
…ヤブマメの蔓!
草から樹木へと触手を伸ばしていたり
徐々に
しかし着実に高みを目指していたり
群れ咲く花には乗っかるようにして
縋りつく相手が無くても
とりあえず伸びてゆきます(笑)
ブルーベリーも絡め取ろうかという勢い!
シルエットがおかしくなってきてると思うものには
大体こやつがまとわりついていて、
妙に固まった姿勢を取らされているのでした。
(↑この画像のみ「エバーグリーン植物図鑑」からお借りしました)
秋に咲く青紫の花(開放花)は
なかなか妖艶で美しいのですが、
それ以外にも 地中に潜って「閉鎖花」なるものも咲かせ
いずれそこで栄養たっぷりの豆果を結ぶのだとか。
(まだ見たことありませんが)
地上の花も
小さなエンドウのような鞘をつけて
中の種は3〜4m先へ弾け飛んでいくらしいので、
増えたり 隆盛を誇ったりする訳ですね。
なんと よくできた戦略❗️
それじゃ あたり一面ヤブマメ群生地になってしまいそうだけれど、
そういうことでもなく
せめぎ合い しのぎを削り合って
バランスは保たれていくという節理。
奢れる者は久しからず、ということで
人間界も きっとそうなっていくんだろうなぁ…
と考えずにはいられません。
いや、そうであれ❗️