室内にも 白い彼岸花を飾ってみました。
原田洋子さん作の彼岸花プレートとともに
骨董のコンロ(…かな?)に投げ入れて。
長谷川徹先生の一輪挿しには
すっくと立たせて。
同じく長谷川先生の一輪挿しボウルに
こちらは低く生けてみました。
骨董の灰皿(…かな?)にユーパトリウム、
「保険証は〜」のプレートは
ここで使われていたものではなく、
お母様が開業医をなさっていた友人から
半ば強引にもらってきたもの。
こういう小物が
ドラマティックな要素を加えてくれる訳です。
…と正当化。(笑)
さるお客様から頂戴した手焙り火鉢には
色づいた柿のひと枝と
その辺の草の穂をさりげなく。
玄関の下駄箱上に
長谷川先生とのコラボ鉢庭を飾りました。
まだ秋の風情まではひと呼吸ある
ロウヤガキや下草類が
季節の微妙な変わり目を表しています。
このコーナーには
秋の入り口の気配漂う草々を。
道端で摘んできたエノコログサが
いい仕事をしています!
松岡信夫さん作のアイアン一輪挿しには
ワイルドオーツをひと茎飾って
垂れ下がる実の面白さを間近で見ていただく趣向。
そして
この度 葉守デビューさせたのが
こちらペニー・ブライトちゃん(circa1963)です。
以前ヤフオクで入手して以来
登場させる機会を考えて寝かせていたのですが、
直感的に いまかな…と思いまして。
タミーちゃんやペッパーちゃんにも通ずる
古き良きアメリカの香りが漂うこの子。
首には球体関節が用いられていて
お顔の傾げ具合は変えられます。
が、何しろ古いものなので
そーっと そーっと 丁寧に。
肘と膝は曲がらない気がするのですが
経年劣化による状態なのかもしれません。
ま、そーっとしておきましょう。
よく見ると
右足の靴のバックルも壊れてるみたいなのですが
中古かデッドストックの代替品が運良くみつかるまでは
このままで辛抱してもらいましょう。
たまに この手の品が取引されているのを見ると、
跡形もなく消え去った わがタミーちゃんやバービーに比べて
それぞれの方々の物持ちの良さや
平和な状況が持続されていたであろうことに
驚嘆してしまうのでした。
うちの場合は
もういつまでもお人形遊びでもなかろうと思った親に
学校に行っている隙に捨てられたのですが
結果、執着がより高まることに…(笑)
親御さんはよくよく
その子の特性を考えて行動していただければと思います。(遠い目)
ともあれ
ペニー・ブライトちゃんに
なんとかジョウロを持たせてみまして
みなさまをお迎えする看板娘になった…かな⁉︎
本日の収穫テーブル。
久保柿とポポーが加わりました。
今日拾えた栗の毬はひとつだけだったのですが
まるまるとした一つの実以外は
ぺったんこの虚栗(みなしぐり)。
そう、先日のプレバトで夏井先生が解説されていた
あの「虚栗」です。
ユーモラスでありながら
何か身につまされるような
この在りよう…
季語として魅力があるのもわかる気がします。
少しくたびれてきた彼岸花も
そこここにちらりほらり。
まだまだこれから咲きますよ…という個体もありつつ、
早く咲いたものから徐々に
終盤へと向かいつつあるのも確か。
秋の深まりへと
季節はゆっくり進んでまいります。