日照り続きからの長雨で
思うように物事を進めづらいこの頃。
午前中少し晴れ間があったので
久しぶりに葉守の庭をチェックしてきました。
日照りの期間に
ちょっと元気をなくしかけていた
見違えるように生き生きと蘇ってきています!
キンミズヒキが花を咲かせ
弱っていたセージも復活!
晩夏〜初秋のお楽しみであるジンジャーの花も
まもなく開いてきそう。
この芳しい香りが大好きなので、待ち遠しいかぎり。
アゲラタムに似ていますが
こちらはユーパトリウム(セイヨウフジバカマ)。
同じキク科なれど
属は全く異なっていて
他人の空似ということのようです。
中国原産の ちょっと珍しい品種なのですが
ほかのアジサイよりはかなり遅れて
毎年律儀に咲いてくれます。
周囲の装飾花は少なめで
両性花の微妙な色と形状を愛でたくなる、
中国らしからぬ(?)楚々とした佇まい。
葉が細めなのも特徴的ですね。
ルドベキア‘タカオ’の安定感。
甘夏も レモン同様今年はダメかなぁ…と思っていたら
少なくとも3〜4個は結実していました!
鳴く蝉の種類も変わってきたようで、
気づかれない程度にうっすらと少しずつ
空気中の秋成分が増量し始めたこの頃です。
半世紀前ぐらいから慣れ親しんできて
この人はimmortalなんじゃないかとどこかで思っていた
有名人の訃報が この二、三日相次いでいます。
寂しくはあるのですが
今生での課題を果たされた末のことだと考えますと
どこかホッとでき
清々しいものも感じたり。
圧倒的なカッコよさ。
(…更に言うと 野際陽子の利発さとエレガントな美しさ)
仁鶴さんのカリスマ的な「間」のセンス。
当時のいかなる小学生も
影響されてない訳がありません!
もちろんブラウン管を通してしか出会っておりませんが、
存在してくださってありがとう…と言いたい気持ち。
3S政策の只中ではあったんだろうけど、
その中に 善なる良き要素も見いだし
消化して 昇華させてもきたんだな、われわれは。