先日 姿を整えたイヌマキ。
こざっぱりと涼しげな佇まいとなりました!
屋根の甍越しのイチョウの成長ぶりにも
驚かされますね。
蝉たちは
隣のコブシの木の方がお気に入りの様子で
堂々たるアブラゼミを
ちょうど目の高さあたりで発見。
人の気配にもまるで動じない、太か漢(おとこ)...
とまとめようと思ったら、
鳴き袋がないから これはメスなのだそう。
実を言うと
セミの種類の見分け方すら覚束なかったのですが…
茶色い羽のは「アブラゼミ」なのだと
この歳になって知りました(笑)
アブラゼミは毒を持っているというのも
今まで知らずに生きてきましたが…
人工の シャレにならないあの毒に比べたら
むしろ清らかなものに思えてきたりして。
サクランボの木も
クマゼミたちには大人気。
まるで奇妙な果実のように
あちこちに吊るされた抜け殻。
こちらは正真正銘の果実、ムカゴです。
秋の味覚のイメージですが
実際にはこの暑い盛りから登場してきますね。
他の植物やフェンスなどに
隙あらば絡みついていく蔓はいけすかないのですが
味覚のためには目をつぶろうか…という感じ。
フェイジョアの実もふくらんできました。
昨年は結局 どういうわけか収穫できなかったので
今年はちゃんと見守っていきたいものです。
今年はひとつも実が結ばなかったなぁ…
と落胆していたレモンに
ちっちゃな実がひとつ!
(…と、喜んでいたのですが
この2日後には落ちちゃってました…
過酷な暑さと乾燥に耐えきれなかったのでしょうね…)
アメリカリョウブが開花。
白い涼しげな花は、己を心得ているなぁ。
"きつねさんの手袋"が返り咲いてきました。
ただし花茎は短めで、ごく低ーいところで…
こいつはまた
とびきりあでやかなカノコユリ!
ノリウツギの白い花々に囲まれ
ひときわ異彩を放っています。
お客様宅の散水システムの不具合により
またもパーツを供出したため、
葉守の散水システムは臨時休止状態に。
こう晴天と高温が続いては
悲鳴をあげている植物かほとんどな訳で…
毎日ではないにせよ、
ホースでたっぷり水を撒いて、彼等の悲鳴や愚痴をじっくり聞いてあげる…
考えようによっては非常に贅沢な
そんな夕まぐれのひとときを過ごしているのでした。