Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

背景の大切さ

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17〜18年ほど前の自宅のスモール・ガーデン。

これはこれで良かったのですが、

隣家の気配がちょいと気になる時があったりして

 


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ホームセンターで胴縁材を買い込んで来て

上半分だけ

縦桟の“なんちゃってフェンス”を作成したのでした。

 


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もちろん 保護のため

キシラデコール(ブルーグレイ色)で塗装を施し、

和モダンな雰囲気を楽しんでまいりました。

 

採光・通風ともに

なかなか良い感じでしたが…

 


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…が、

やはりそこは胴縁材の悲しさ。

 

17〜18年保ったのは大健闘でしたが

傷みが激しくなったので

先日ついに お役御免に至った次第でございます。

 


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ビス穴も若干

グスグスになっているところがあり

年月を感じました…

 

這っていたツタが

決定的な崩壊を防いでいたという感じ。

ありがとう、ツタ!

ありがとう、胴縁!

 


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前回の 胴縁材の縦桟フェンス製作時

地味になかなか大変だった記憶から、

この度は WOODPROさんにパネルをオーダーして

取付けのみ頑張ることにいたしました。

 

 


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こういう格子パネルを自分で塗装していくとしたら

気が遠くなっちゃうんじゃないかと思い、

ホワイトベージュ塗装も同時に依頼。

 

両面や側面までムラなく塗るとなると

なかなか面倒くさく大変なことなので

これを外注できたのは大きいです。

 

元々ある下半分のフェンス

(風が抜けるポリカ製品)も

経年で変色気味なこともあり、

今回は下から覆うフルサイズに。

 


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近年は 台風や爆弾低気圧など

昔では想像もつかなかったような強風が吹くことがあるので

風が抜ける仕様であることが

何においても重要ではないかと思います。

 

そういう訳で

抜け感のある格子ではありますが、

びっしり塞がずとも

こちらの庭世界は十分に確立できています…!

 

植栽だけで

庭景色を構成しようとする行為には

やはり限界があり、

木々や草花を引き立ててくれる

このようなニュートラルな背景が

あるに越したことはないように思います。

…いえ、絶対ある方がいいです!

 

 

 

この歳月の間には

和モダンを楽しむ原点だった

縁側のある和室は

床タイル張り+モリスの壁紙の洋室に

ちゃっかり様変わりさせていることもあり、

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知らず知らずのうちに

このモリスの柄に寄せていっていた…

という気もいたします(笑)

 

(↑画像は

https://www.william-morris.jp/works/wallpaper-trellis.htmlより拝借しました。)