先月ぐらいから ポツポツ開花が見られた
更紗木瓜(サラサボケ)ですが
ここへ来て
本格的に花を咲かせてまいりました!
赤白染め分けの花をつける品種なのですが
このように桃色をぼかした感じになることも。
薬効がある実を活用するため
平安時代頃
中国から渡来してきた 木瓜。
観賞用にあれこれ
品種改良が行われ始めたのは
大正時代に入ってからと伝えられています。
清らかで
恥じらいを含んでいる
初々しい様子が可憐ですね。
でも、トゲにはご注意を!
このトゲのせいで、
かつては
鬼百合・彼岸花とともに
慶事に生けてはならない花とされていたのだそうで…
今も
トゲを外してから生ける習わしのようです。
アンズの花芽もふくらみ
暖地サクランボの蕾も目立ってきました!
この段階からツインズになってるからこそ
サクランボのあのなり方になるわけなのですね!
ベンチの後ろに先日植えた
ブルー・マジェンタは
新芽から葉が展開し始めました。
だまし絵ドア脇の ポール・ノエルはと言うと
スロースターターながら
芽が活動し始めた様子。
古顔のノイバラも
負けじと 葉を繁らせ出して、
新入りに貫禄を見せつけようとしている感じ。
バラ科の面々を筆頭に
すべてが動き始めたのを感じる、
三寒四温な二月下旬の庭です。