先日 春支度が完了したと言いましたが、
まだまだやることはありました…
そのひとつは、
大きくなり過ぎて
隣地へ迫り出していた栗の木を
幾分縮める作業です!
手持ちの中で一番長い梯子で登り、
枝先の方へは直接木に乗り移っての高所作業。
あらゆる面での瞬時の適切な判断力と
高い身体能力が必要なので、
そこは適任者にお任せして
われわれは下から見守ることにしました(笑)
運び出された伐採枝。
硬い栗の木なので ずっしりと重く
相当にいかついため、
見た目以上に 処理が大変なこと、大変なこと。
その甲斐あって、剪定後の姿はスッキリ。
明るくなった樹下の植生状況には
春から変化が現れて来そうです。
ただ、これまでのような栗の実つきは
しばらく期待できそうにありませんね…
今年もいくつか植えたのは
雲間草という和名ではありますが
実は北欧原産の西洋種であるこちら↑
改良されてかなり育てやすくなっていますが
元々は高山植物だけあって
岩石と組み合わせると とても似合います。
鉢植えにすると
園芸品種 園芸品種して見えてしまう雲間草ですが、
地植えにすると
割とナチュラルに見えてくると思われませんか?
先日肥料をあげた
貝母(バイモ)には花芽が覗き、
スイセン‘タリア’にも 小さな蕾が。
そこかしこで蕾が開花し始めており
ワクワクするような期待感に満ちています。
おっ、美人さん発見!
うつむき加減の美人さんには
思わず「あごクイ」をして
正面からお顔を拝見したくなりますね。
今年も
スノードロップがあちこちで可憐な姿を見せてきました。
スプリング・エフェメラルとして
福寿草とともに
もはや この庭に欠かせない存在です。
これは 葉守ではなく
とある場所に群生するスノードロップたち。
毎年 少しずつ増えて
この限られた季節に楽しませてくれています。
スカッと整えられた
メタセコイアの大木の樹下が
この子たちの居場所なのですが…
さて
ここは一体どこでしょう⁉︎
正解は
宝塚の陽春園さんの敷地内!
ただ花苗を販売するだけでなく
このような様子も見せてくださっているのは
とてもありがたく うれしいことですね。
スプリング・エフェメラルを通して得られる啓示に
誰もが気づいて 心動かすような…
風の時代には
そんな事態になったらいいなぁ。