Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

四葩の露

f:id:Hamori:20200625142320j:image

「四葩(よひら)」とは紫陽花の別名で

4枚の花弁(を持つ花)という意味。

 

とはいえ

魅力的なこの「装飾花」は 

実のところ萼片なのですけれど。

 


f:id:Hamori:20200625142303j:image

中心に潜むのが

「両性花」と呼ばれる真の花。

 

開いてくると、

小粒ながら

きちんと雌蕊雄蕊を備え持った

立派な花なのがよくわかります。

 

 


f:id:Hamori:20200625142723j:image

雨のあとには 

シャロー・カップのひとつひとつに

水滴がぽってりと鎮座ましましております。

 

 


f:id:Hamori:20200625142327j:image

部分〜全体へと広がる

隙のないカラースキーム!

美しすぎて くらくらしちゃいますね。

 


f:id:Hamori:20200625142306j:image

一瞥だけで済ますのはもったいない、

複雑な小技に満ちた佇まい。

 


f:id:Hamori:20200625142310j:image

装飾花弁のテクスチャーがまた

繊細な魅力を引き立てているのです。

 


f:id:Hamori:20200625142331j:image

他の別名に

「七変化」/「八仙花」というのがあるのもうなずけるありよう。

 

 


f:id:Hamori:20200625142317j:image

純白で小ぶりの品種、シュガーホワイト。

(たまたま環境により小ぶりになっているのかもしれませんが…)

これは「手毬花」という別名がぴったりきそう。

 


f:id:Hamori:20200625142313j:image

こちらのピンクアナベル

四葩ではありませんが、

雨に洗われて

一層彩りが鮮やかに。

 


f:id:Hamori:20200625142324j:image

ピンクが咲き進むにつれて

微妙な淡ピンク〜淡ライムグリーンへと変化するのも見もの。

 

大映しで見ているうちに

何だか

クリスマスローズにも見えてきました…!

スマホタブレットの方は

よろしかったら

ピンチアウトでご覧になってみてくださいまし。