Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

泰然と進む春の庭時間

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植わっている場所の日照条件によって

咲き進み具合にバラつきがあるジューンベリー

よく日が当たるところのは

かなり開花してきました。

 

 


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奥のムクロジはスロースターターなので

未だ眠りから覚めていないようですが、

樹下に従えしものたちは

着々と時の歯車を進めています。

 


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これは もう一方の雄・クリの大木の

配下にあるジューンベリー

若葉の初々しさとのコントラストがたまらん!

 

 

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栗の木だけを見上げてみたところ。

ザ・生命力…!

お隣の敷地に伸びていた枝をバッサリ伐ったところから

また新枝が元気に展開しています。

 


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こちらは 里庭の桜‘一葉’。

例年だと

ソメイヨシノとの時差がもう少しある気がしますが

今年は いろんなものが歩調を緩めてくれて

揃い踏みを見せてくれてるような…

自然からのメッセージをひしひしと感じます。

 


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サクラ界のピエール・ド・ロンサール!?

 


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まるで砂糖菓子のような蕾。

 


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ホロホロ崩れそうな風情。

花びら、いったい何十枚あるんでしょう?

 

そろそろ これに似た

母校に植えた桜‘松月’も

見頃になりつつあるのかな…

学校が閉まってなければチェックに行きたいのですが…

 

 


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足元には

昨年のオープンガーデンを彩ってくれた

渋めのチューリップ‘ポール・シェラー’が

姿を現してきました。

 

改めて「ポール・シェラー」を調べてみると

あのCERN(欧州原子核研究機構)設立メンバーである人物だそうで…

確かに 悪魔に魂を売ったかのような

ダークサイド的魅力の花だこと。

 


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こちらはおそらく

かつて伊東先生かご家族が植えられたらしき

オーソドックスな赤いチューリップ。

 

冬場の施肥が全体的に効いてるらしく、

球根類は 植えっぱなしでも 

毎年姿を現してくれるものがたくさんあるのです。

 


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オープンガーデンは中止になりましたが

見頃を迎えている葉守。

 

植物は 静かに泰然と

ヒトのありようを見守ってくれているのでした。

 

 

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中止の件では

いろいろな方から あたたかいメッセージを頂戴いたしております。

 

こんなにも楽しみにしてくださっていたのか

と驚き 、

ありがたく そして うれしく思った次第です。

 

また この庭でみなさまと笑い合える日が

早く訪れますように…!