自宅の 道路側の狭い植栽域にある
紅花ヒメコブシが 咲きすすんできました。
学名はMagnolia stellataといい、
その名の通り 星がキラキラ輝いているかのような花!
春の訪れを告げるモクレンの仲間うちでは
白モクレンなどとともに 早めに咲くタイプ。
柔らかい毛の覆いから
つぼみが姿を覗かせてきました!
開く直前の花弁の
ピンクのグラデーションが
とてもファビュラス!
見る人をワクワクさせずにはおかない
この魅力!
あでやかさと可憐さの
危ういバランス。
一本の木にいろいろな段階の花があることで
美しいピンクの濃淡が一望のもとに!
おお、これぞ stellata!
開ききると こんなに淡〜い色。
別名となっている「シデコブシ」は
神社などで結界を示す「紙垂/四手(シデ)」↑に
この花弁の様子が似ていることから
名づけられたのでしょうね。
(紙垂画像は ハウス・ラボさんのサイトよりお借りしました。)
やけに小さく見える花は
花弁をヒヨドリに齧られたせい。
なんか 彼等には
この繊細な花弁の先っちょが
おやつとして美味しいみたいで…
たまに人通りがある道路ぎわなので
これでも被害は少ない方だと思われます。
この場所でも
以前は ほとんど齧られなかったことから
この春の 人々の外出が減ったことがうかがえたりして…
今年は花つきが良いため、
余裕で ヒヨドリたちにも優しい気持ちでいられます。
そうそう
このヒメコブシ、
樹高があまり高くならず
(普通のモクレンが10mぐらいになるとすれば
これは最大でも3m以下にしかなりません)
コンパクトな姿を維持できることから
限られたスペースにもおすすめです。
「紙垂」が神聖な結界を張って
魔から守ってくれる気もしないではありませんね。
ただし
ヒヨドリたちの来訪に寛大でいられる方に限りますが(笑)