気温が急上昇した昨日、
午後4時過ぎの葉守の庭にて。
ムクロジの上半分に当たる やわらかな西日。
これだけ暖かくなっても、
スロースターターであるこの木の眠りは深いまま。
白い骨格が明るい陽光を浴びて
何やら神々しい風格。
押しも押されもせぬ、
葉守のマザーツリーたる所以。
それを背景に
蕾を綻ばせるのは、 梅(“思いのまま”)。
「思いのまま、紅白に咲き分ける」…
という品種のはずですが、
未だ真の実力は発揮してきませんねえ。
こちらものんびり屋さんのようで…
庭自体は もう日蔭へと沈んでしまったなか
お! ネモフィラが勢いづいてきてます…!
モリモリ 大株に育ってきましたね。
いい感じに成長中。
アルルカンというのは
例えばセザンヌが描いている
こんな道化師のことなのですが。
ピカソやドランとかも好んで題材にしていますね。
(アルレッキーノとか ハーレクインとかも同義)
先日まで “微妙色”の蕾だったヒアシンスも
これこの通り。
頭が重たくなってきて
萌え対象ではなくなってきました…
(ヒアシンス自体は頑張っているんですけどね)
ヒナソウ。
こちらは安定の可憐さ。
鉢庭のナツハゼの樹下に
ミスミソウ(雪割草)が一輪…!
「早春」を体現する代表格は この花なんじゃないでしょうか。
やっぱり、キンポウゲ科は素晴らしい。
今年はおとなしめに感じます。
ヘビイチゴの葉の中に見え隠れしているのは
…コルチカムの新芽!
↑昨秋 咲いたときのコルチカム。
うんうん、この場所 この場所!
ツワブキの葉に埋もれそうになりながら
ボケも次々と花を咲かせて。
こんな景色を
じっくり眺める人がしばらく居なかったことの
申し訳なさを
しみじみ感じてしまいました。
葉守の妖精たちも
少しつむじを曲げていたのか、
ちょっとしたいたずらを室内外のあちこちに発見…
(気のせい…⁈
と済ませてしまうことも可能なレベルの異変ですけどね)
彼らがかなりの「かまってちゃん」であることを
うっかり忘れていました。
ホント申し訳ない…!