三が日も過ぎて
少し人出は落ち着いたであろう京都・平安神宮へ
初詣に出かけて来ました。
参詣の後は
植治・小川治兵衛さんによって作られた庭園を
こちらのアングルから眺められるのは
この建物だけ。
お目当ての
ただでさえ 願ったり叶ったりの体験ですが、
この時期は お正月バージョンの内容で
おせちの口取り的なラインナップや
お屠蘇なども含まれていて
とても晴れやかな楽しさに溢れています!
三段重ねのお重のうち
上の画像の「二の膳」の内容は
鳥居型を粉砂糖でデコレーションした抹茶ティラミス、
宝石のような琥珀糖、
つやつやの金柑コンポート、
抹茶のオペラケーキ。
塗りの器に映える
目にも美味しい 心尽くしの品々と
何杯でも 何種類でもいただけるドリンクの数々とともに
とても 贅沢な時間を楽しませていただきました。
なんたって
眼下の池にカワセミを眺めながら…
などという あり得ないシチュエーションなのですから…
(予約もこちらから可能) ↓
https://www.heianjingu.com/party/afternoontea/usual/
帰り道、
鴨川のほとりの木に
何やら 緑の実がたくさん!
近づいてみると
この季節だというのに
まだまだフレッシュな センダンの実でした。
葉守のムクロジの実を思い起こさせるようなサイズ感。
(ほぼサクランボ大)
この時期だと
通常はもっとクリーム色っぽく変わって
しわしわになりつつあることが多いセンダンですが
この爽やかな淡い緑のピチピチ状態は目を惹きますね。
…ちょっとした時空の歪みが ここに。
二条通り沿いのお店にあった松飾り。
三角フラスコのようなガラス器を使っているのが画期的。
同じお店を彩る 別のお正月飾り。
稲わらを暖簾状に組んで 餅花を丹念に付けてあります。
左下にある
ロウヤガキの鉢植えとのバランスもエクセレント!
こ、これは…おそらく
気鋭のお花屋さん・「みたて」さんによるものなのではないでしょうか?
素敵すぎる……
とても久しぶりに訪れた京都。
あちらこちらと欲張らずに
限られた場所、限られた収穫を
反芻しながら帰る方が、
むしろ楽しいと思えるこの頃です。
次回は
「みたて」さんのアジト詣でにも 是非挑戦してみたいもの。