Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

小さな小さな秋。

この三、四日

上空にドーム状の蓋をかぶせられたかのような、

逃げ場のないとんでもない暑さが続きましたね。

 

もう 涼感ドライ素材以外の服は着られない…

なんて気分になっちゃってました。

 

f:id:Hamori:20190804182739j:image

そんな捨て鉢な気持ちで巡回した里庭で、

なんと!

オミナエシがもう咲いてるではありませんか!

 

言わずと知れた秋の七草のひとつ。

 

 

 

 

f:id:Hamori:20190804182745j:image

そして 庭のあちこちで だんだん目立ってきたのが

ヤマノイモの蔓に実をつけたムカゴ。

 

 

 

f:id:Hamori:20190804182826j:image

この軸部分の赤紫色の綺麗なことといったら。

 

秋になると

道の駅などでも、袋詰めになって売られてたりするムカゴですが…

 

 


f:id:Hamori:20190804182821j:image

宝物を探すがごとく

庭を探索して 自ら採取する楽しさ。

(そこには しみじみと達成感も。)

 

採取量の多寡にかかわらず、

フライパンで炒り 塩をパラパラ振るだけで

乙なビールのお供になっちゃったり、

昆布・お酒・塩と共にご飯に炊き込んだり、

それはそれは

わくわくするような食材に化けるのです!

 

 

 


f:id:Hamori:20190804182832j:image

先日の 落ちた若毬栗を

なかなか拾えずに放置していたら、

イガがすっかり茶色に色変わり。

サイズもふた回りぐらい縮んじゃってます。

 

軽く爪先で蹴って位置をずらしたなら

そこには

ダンゴムシ諸君がうじゃうじゃたむろしているはず。

分解、ご苦労。

 

 

耳を澄ますと

蝉の鳴き声も少しずつ変わってきているような…

 

ニイニイゼミが徐々に姿を消し

いま全盛なのは アブラゼミクマゼミ

山に近い地域では ミンミンゼミとヒグラシも鳴き始めていますね。

 

 

薄紙を剥がすように(←例えが違うか)秘めやかに

秋が 極小ポーション

でも確実に

忍び寄って来ているのを感じます。