葉守のヤマモモですが
結局 いい感じに収穫できたのは10粒ほどという結果に終わりました。
無念じゃ…
…と思っていたところ
庭のお客様宅の見事なヤマモモを
偶然 収穫させていただくことに。
しばらくお仕事で家を空けられるとのことで
むざむざカラスたちに独占されてしまうよりは
もし良かったら どうぞ!…とのお言葉に
一も二もなく甘えさせていただきました。
こちらのヤマモモ、
生食でも十分に美味しいのですが。
お戻りになった際に召し上がっていただきたくて
加工してみることにいたしました。
いつものベリー類と同様に
よーく洗ってから 水分を拭き取ります。
軸の部分が残っている場合は
梅と同じように
指でちょいとひねって外して。
そのあたりのくぼみの汚れもきれいに掃除します。
ヤマモモにはなんとなくヤニっぽさがある…
と個人的に感じるので
下拵えは手を抜かない方がいい気がします。
(…と言っても
最終的には アバウトになっちゃうのですが。)
今回は
シロップというか、割って飲むジュースを作ろうと思うので
熱湯殺菌した保存瓶に
氷砂糖→ヤマモモ→氷砂糖→ヤマモモ→氷砂糖
という順番で入れていき
最後に白ワインビネガー(お酢なら何でも良さそう)を大さじ一強ぐらい回しかけて蓋をします。
全体的に行き渡るように瓶をゆすり
ひとまず冷蔵庫へ。
一日に一回は 瓶をゆするのを
日々忘れてはなりません。
これは二日目ぐらいの様子。
氷砂糖が徐々に溶けて
実からエキス分が浸み出してまいりました。
何日ぐらいで飲めるようになるかは
ゆすったり 観察したりしながら
見きわめてまいる所存にござりまする。
氷砂糖の溶けきるタイミングが
重要チェック・ポイントなのではないかと考えています。
かなりの量 採らせていただいたので
火を通したコンポートも
同時進行で作ってみました。
今回はなんとなくグラニュー糖を使用。
ヤニっぽい…と睨んだ通り
火にかけている間
そこそこアクが浮いてくるので
こまめに掬い取るのがコツです。
煮崩れを防ぐため
煮るのは 最大でも10分ぐらいに留めた方が
いいかもしれません。
(←アンズの教訓より)
こちらも 熱湯消毒した瓶に
熱々状態で入れて蓋をし
すぐに逆さまに伏せておくと
ほぼほぼ密封&殺菌できていると思われます。
何にせよ
早いうちに 食べきるのが一番ですね〜
保存料、とかが
しこたま添加された食品からは
やはり良からぬ気配が漂ってきますもんね…
悪しきオーラと申しましょうか。