Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

コンポートの夢、潰える (追記あります)

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目が行き届かない間に

アンズのいくつかの実は熟して落果し

アリやダンゴムシが忍び寄っていました…!

 

それらを間一髪で救い出し、

触れなば落ちん…という状態の果実は

すぐさまもぎ取り、

収穫したのは12個ほど。

これまでで最高の成果…!

 

 

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早速 きれいに洗って皮を剥き

ダメージ部分は取り除いてから くし形に切り、

ル・クルーゼのお鍋に投入。

そこへ レモン汁とお砂糖適宜を加え

よく混ぜ合わせて

果実のエキス分が浸み出るのを待ってから

火にかけ コトコト煮ていきます。

 

この時点では コンポートにする気満々。

 

しかし、思いのほか火が通りやすく

実がどんどん崩れていき…

 

 

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出来上がったのは

リザーブ・スタイルとも言いがたい

まあ、いわゆる杏ジャム。

(たまたま手元にあった千疋屋の空き瓶に入れてみました。

さすが 千疋屋ブランドの残像。

それらしさが増しますね〜!)

 

 

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お味は フレッシュなアンズの風味が生きていて

めちゃめちゃ美味しいので

まあ、良しとしましょう。

 

 

こういう場合 明石家さんまなら

「ま、えぇとしょ〜」と言いそうですが。

 

このギャグはだなぁ…

その昔 さんまが若手の頃出ていた

桂三枝(現・文枝)が仕切る大喜利のような番組で

さんまの出した凡庸な回答に対して

上から目線で三枝が発したジャッジであり

さんまはずっとこれを根に持っているのであーる…

ということを知らなければ

面白くもなんともないでしょう。

50歳以上しかわからない。

 

自分たちを振り返ると

リアルタイムでは知らない

「アジャパー」とか

「あのね おっさん、わしゃかなわんよ」とか何とかも(笑)、

知識として

また 親たちとの会話の中に時代遅れ的に登場したりして

把握していた気がします。

 

今は そういうヘリテージ、ほぼ途絶えてしまったようですね…

狙い通りの、世代の分断…

 

地頭の良さと 総合力に優れる

博多大吉先生に対してすら

え、そんなことも知らんの?…と

愕然としてしまうことがたまにあったりして

10歳ぐらい違うと

もう全然 見聞きしてきたものが違うんだなー

と寂しく実感いたします。

(もちろん その逆もあるんでしょうが)

 

かつ消え かつ結びて。

時の流れのうたかたの宿命は

如何ともしがたいのですかね。

 

ま、えぇとしょ〜!